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自民党が何十年も支持され続けているのはなぜ?
他政党から首相が選ばれたことも 確かにありましたけど。 色々な面から批判を浴びているのに 日本有数(随一?)の党として 存在しているのはなぜなのでしょう。 われながら素朴な疑問なのですが 理由がわかりません。よろしく お願いします。
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あたりまえのことですが、自民党の議員に投票した人が多かったからです。 ちなみに、「自民党に投票したから」ではなく、「自民党の議員に・・・」っていうところがポイントです。 去年11月の総選挙では、比例区では自民党より民主党の得票数が上回りました。 国民は「自民党」より「民主党」の方を支持したのです。 なのに結果として自民党が政権をとっているのは、小選挙区では自民党の議員と書いた人が必ずしも自民党という政党を支持しているわけではないということです。 一番大きく影響しているのは、公明党支持者の票です。 公明党の支持者は、小選挙区では自民党の候補者に投票しますが、比例区ではもちろん公明党に投票します。 前回の総選挙の結果から言えば、自民党は公明党の選挙協力がなければ野党に転落していたところです。 自民党はすでに自力では政権が取れないほど弱体化しているというのは事実です。 ではなぜ、自民党は政策的に一致していない政党と連立してまで与党にこだわるのか。 政権与党とは非常においしい立場なのです。 政府の方針を決められるのは与党だけです。野党では何もできません。 そのため財界、各種団体はどうせ応援するなら野党にがんばってもらうより、与党を味方につけつつそれと引き換えにいろいろと政府に注文をつけるほうが手っ取り早いですね。 なので、お金の面でも、票の面でも、全面的に与党を支持しつづけるわけです。 ところが、過去に一度、野党に転落した自民党。このとき、あらためて失った与党という立場の強さを実感することになります。 その後自民党は昨年政界を引退した某氏が公明党との連立の道筋をつけて以来、なりふりかまわぬ政権維持にこだわりつづけているというわけです。 自民党がどこまで持つかは、公明党との関係がどこまでうまく保てるかにかかっていると言えると思います。
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- catgotcat
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NO.1さんのご指摘の通りに、他に政権を担える党がないからでしょう。 現在の民主党は期待はしていましたが、 内実を知れば知るほど愚かな党です。 添付したサイトの憲法の提言など小学生の作文にしか思えません。 これが最大勢力の野党とは…
- bigjohn
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極端な考え方かもしれませんが。。 自民党という名前が良いのではないいでしょうか。 自由と民主主義というと現時点で最高最良の政治システムであり、経済、思想信条、宗教、言論、信仰、表現と 基本的人権と最大多数の最大幸福という良いところ取りになっています。 その反面、独裁政治、全体主義、帝国主義、政教合体による国家運営、王制、世襲、資本主義。。は弱者、被差別者にとって生活しにくく、権力者や独裁者にとって都合の良い政治形態です。 自由だけでは弱肉強食社会や富の寡占、民主主義では思想信条のない、欲望民主主義になる不安があるのではないでしょうか。 先の国会での民主党の小泉首相に対する質問で、イラクでの香田さんの人質事件でらしき遺体発見後ちがう事が確認され、結婚披露宴に出席したことに対し、けしからん的質問がありましたが、岡田代表が首相になった時、24時間365日公務に専念できる。。させる。。? 国会での質問の重みを知らないのか、政権を取る気がないのかどちらでしょうか。。練習船と米潜水艦の衝突事故で死者が出たのは首相がゴルフをしたいたから。。 新潟に行くのが遅かったから地震の被害が拡大した。。 近い将来、自民党は、政権を自ら投げ出して赤字財政、財政投融資の不良債権化問題、国民年金。。。の問題を民主党の下でチャラにする日が近い気がします。 社会党の村山首相を担ぎ出して自衛隊、原子力発電所、日の丸君が代問題、消費税。。。 年収○億円の社長さん、医師、弁護士、エリートサラリーマンと2~300万円の労働者が自民党に投票している現実が『自民』の力の源泉ではないでしょうか。
- mmky
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参考程度に アメリカやイギリスなどでの2大政党制を参考にして政権の交代が起こらないのが不思議と思われてのことかと思いますが、日本の現状政治を見ればおのずと明らかになりますね。日本も戦後、一時期の混乱期を除いて、社会党・自民党、民社党・自民党と2大政党体制ではあったのですが半分の国会議員は、万年野党でしたね。つまり、衆議院や参議院の定数は半分で十分なのですね。理由は、#2の方がご指摘のように、同じ政党内に右派、中道、左派のグループ、いわゆる派族が存在するからですね。もし同一の政党が金太郎飴のように考え方がまったく同じであれば、政党というものが必要かもしれませんが、自民党という名前だけの枠であれば、その中に思想集団としての政党は存在するので、政権つまり政党は交代しているのですね。議員内閣制という制度がそれを容認しているわけです。中国共産党は、思想的には金太郎あめですから理解できないでしょうね。アメリカの場合は大統領に全ての権限をゆだねるので、デイベートとして二つのグループが必要なのですね。共和党・民主党は思想的には、日本では自民党の派族と同じです。つまり、日本で言えば、民主党の議員は、自民党に入って中道左派の派族を形成した方が内閣を取れるということなんです。無用の長物であり続けるよりは、どれほどか国の役に立ちますね。名前は、自民党にこだわることはありませんが。こんな簡単な事実なんですが、民主党の多くの優秀な議員やマスコミの政治記者は理解できないのです。なげかわしいね。
- millennium-man
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中国の研究家も不思議に思って論述していましたが、 自民党内に派閥があるからだそうです。今、その資料が 手元にないので、詳しい説明ができませんが、とりあえ ず報告しておきます。
端的に言って、自民党の代わりに政権を任せられる政党が今まで存在しなかったからでしょう。 1955年、自由党と日本民主党が合併して今の自由民主党に、社会党も右派と左派が合流して日本社会党になりました。 これが世に言う 「55年体制」 です。 市場経済を導入し活発な経済活動を通じて、国家の繁栄を目指そうとする自民党と、社会主義イデオロギーを前面に出し、反米・反大企業を標榜し、活発な労働組合運動を展開する社会党という、一見すると2大政党に見えるのですが、社会党はその事実、「何でも反対党」 と揶揄されるように、政権を担う能力も人的資源も養う事なく各種労働組合からの上納金で存続するだけの存在になりました。 そのため、当時の社会党の議員には、政治理念も政策立案能力など全くなく、ただ組合運動だけはやってきたという人が、定年後にご褒美として社会党所属の国会議員として世に出る人が結構多かったですよ。 ですから、政権担当の能力も意欲もない社会党と、それに安心してやりたい放題の自民党と言えるように思います。 この時代が長く続きました。 1993年、小沢一郎氏が自民党を離脱し、新政党を結成するまで続きました。 御質問の回答としては、55年体制下の社会党のあり方が、政権担当能力のある野党が未だに存在しない日本を作り上げた事にあるでしょうね。 ただ、民主党が今、政権担当能力のある政党として育ちつつあるように思いますので、今後の政局が楽しみだと思います。