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個人株式の会社による実質保有とはどういう内容でしょうか
株式初心者です。今、西部鉄道や伊豆箱根鉄道の保有株申告問題が話題となっていますが、問題点となっている「個人株式の会社による実質保有」とは具体的にはどういった内容のことなのでしょうか。どなたかご教示ください。よろしくお願いします。
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表面上(株主名簿上)は、個人が保有していることになっているが、実際はその取得資金を会社が 出しているなど、事実上の権利が会社にある、ということを指していると思います。 結局、特定の者に株式が集中しすぎてしまうと、公開基準上の要件を満たさなくなり、上場廃止など の憂き目に遭うこととなります。 また、浮動株が少ないということで、一般投資家から魅力が薄い会社と見られ、株価が低迷すること もあります。 よって、表面上の株主数を増やすような工作を用いる訳です。
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- nikuudon
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>配当とかはその他事務処理がある訳ですから、名前を借りられた側も当然わかっているんですよね。 配当を受け取ったり、株主総会の招集通知を受け取っているわけですから、当然判っているはずです。 >「事実上」というのは、雇用関係にあるから名前を借りられた側が、書類上は正当な株主であるにも かかわらず、黙認したということなんでしょうか? 従業員かどうかは判らないですが。例えば取引先の役職員とか‥。当然名義を貸すだけのメリットが あるから貸すのだと思いますね。推論ですが。
お礼
補足にもご回答いただきありがとうございます。 偶発的に「個人株式の会社による実質保有」になることはなさそうで、「報告ミスは故意ではない。」という会社側の当初の説明とは矛盾する内容ですね。普通に考えておかしいですよね。勉強になりました。
- shishishishi
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本当は「コクド」が保有している株式を、たくさんの個人名儀(どうやら従業員の名前を借りた?)に分散して株主名簿に記載し、有価証券報告書でも一般の個人株主として報告していたようです。 特定の企業があまり株を持ちすぎると上場廃止になってしまうのでそれを逃れるためだったようです。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。 存在しない個人名とか、本人の知らないところで株主にされていたみたいなミステリー的なこと想像していたんですが、双方認識のうえのことのようなんですね。
補足
配当とかはその他事務処理がある訳ですから、名前を借りられた側も当然わかっているんですよね。「事実上」というのは、雇用関係にあるから名前を借りられた側が、書類上は正当な株主であるにもかかわらず、黙認したということなんでしょうか?