デジタルデバイドとは、情報格差と訳され、急速に広まるインターネットを活用した経済活動に、ついていける人、ついていけない人の間に発生する経済格差を言う、と言われています。
最も身近な例としては、会社員から見れば、パソコンを駆使できる人と出来ない人の間に、昇級格差が発生し、生活全般に貧富の差が出てくる、というものがありますし、個人商店でも、ネット商売を展開している商店とそれが出来ない商店では、売上、品揃え、商品宅配サービスなどの面で決定的な違いが発生し、生き残る店舗、滅びる店舗などの問題が生じてくるなどの影響があると思われます。
こうしたデジタルデバイド解消の一環として、前首相の森総理が進めたIT講習開催などがあります。
また、障害者の方が簡単な操作で使えるパソコン、ソフト開発も進められています。
デジタルデバイドの解消策は、電話やテレビのような操作の気軽さにあると思います。その意味では、パソコンを2極分解をさせ、パソコンとして使うもの、ネット接続器としてチャンネルをガチャガチャいじって使うとか、音声入力を可能にするなどのネット接続限定パソコンとして使うなどの工夫が必要だと思います。
私は、デジタルデバイドについては、それほど暗くは考えておりません。また、明るいものとも考えておりません。物品の流通については、今後も激しく変化をしていくと思いますが、ITを知らないことが、経済格差を生むかどうかは、難しいのではないでしょうか。ITが出来なくとも、うまい文章を書く人、筆字に長けた人、ソロバンの早い人、個性をもった技術者は、いつの時代も重宝されるものです。それに、ネット上にある情報が「すべての商品を上回る最上級品」とは限りません。やはり、所詮、バーチャルはバーチャルとして扱われ、直接言葉を交わす対面商売でのみ、ものを購入したい、と言う人は多くいます。
また、高齢社会の進展で、全員ITを知らねば困る、という事態はおきません。技術屋さんと事務屋さんが垣根を越えて、飲み屋で親しく話をするように、人間の意識の変換は10年、20年のレベルでも、そんなに変わりはないのではないでしょうか?水戸黄門のようなワンパターンが20年も持つように、変わりそうでいて変わらないものは、人間の喜怒哀楽です。
お礼
ありがとうございます三者どのかたもわかりやすくてよかったのでポイントについて迷ったのですが一番はやかったということで良回答とさせていただきました
補足
まちがえました。速いではなくわかりやすいでした