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Digital Versatile Disc を Digital Video Disc と誤訳された経緯について

今更のネタですが、DVDの普及段階では新聞やテレビでさえデジタル・ビデオ・ディスクなどと誤訳を平気で伝えてました。私自信もパソコンでDVDを扱うようになる前はビデオだと思い込んでました。 聞けば最初にある新聞社が(報道用語として)ビデオディスクと定義したのがきっかけらしいのですが、なんかどうせ一般国民にDigital Versatile Disc なんて言っても解るはず無いと馬鹿にされたような気がして、いまだに釈然としません。自分自身にも情けなくて腹が立つ。 この辺の裏話をご存知の方、経緯・リンクなど教えていただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • kogechibi
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回答No.2

1985年頃、まだレーザーディスクが発売されて間も無い時期、当時のAV機器メーカーの人がインタビューで、「現在は大きさが30センチでアナログ記録だが、いずれCDと同じサイズで12センチのディスクにデジタル記録できるようになるでしょう。」と言っていました。この頃はまだ映像用としての活用を目的にしていました。ここで、まだ開発もされていない未来のデジタル記録ディスクを、仮称で一部が「デジタルビデオディスク」と読んでいました。これが省略されてDVD。この時点ではあくまで「仮称」です。 その後、コンピューター関連でのディスク使用が有効になり、レーザーディスクを書き込み式とデータ専用のLD-ROMとして使えないか、という開発を始めました。この計画は一部だけ実現しましたが、サイズが大きすぎることもあり、終了してしまいました。あらたに12センチディスクをデジタルで開発する時に、映像だけではなく、パソコンなど、他用途に使えるディスク、ということで、「バーサタイト」と銘々されました。ビデオもバーサタイトもVで始まるので、そのままDVDという固有名詞が一般化しました。 ビデオ関係が趣味だった人だと、「デジタルビデオディスク」と連想し、パソコン関係に詳しかった人だと、「バーサタイト」を連想する、という事だと思います。 新聞社がどう決めたかはわかりませんが、すくなくとも私の周囲では、開発前から次世代ビデオディスクの略称はDVDという事が浸透していました。開発途中で用途が増えて、正式名称につけたスペルの頭文字が、ビデオと同じVだっただけだ、と思っています。 「デジタルバーサタイトディスク」の略称がDVDであることが正式になっています。

oyajidayo
質問者

お礼

詳しい解説有難うございます。 1980年代、懐かしいです。 そういえばビデオディスクの類もpioneerのレーザーディスクと家電メーカーのVHDが争ってました。 過去にもエル・カセット、ベータマックス、などなど消えていった規格も多いし、必ずしもマニアックな製品が市民権を得るとは限らないのが現実ですね。 でも言葉の定義は大切にしていきたいです。(規格など)

その他の回答 (2)

  • suomi_i
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回答No.3

DVDは Digital Versatile Disk です. ディジタル バーサタイル ディスク versatile は形容詞なの!

  • ZENO888
  • ベストアンサー率49% (8944/18242)
回答No.1

1997年のDVD Forum設立後に規格が制定されたときに、Digital Versatile Disc となったけど、それ以前は両方の呼び方が使用されてたので、誤訳って訳じゃないです。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/981029/key52.htm http://dvd-yaki2.hp.infoseek.co.jp/aboutdvd.html http://www2.nsknet.or.jp/~azuma/d/d0026.htm http://www.oitda.or.jp/main/hw/hw9961-j.html

oyajidayo
質問者

お礼

いろいろな情報有難うございました。 4番目のリンクは面白かったです。 現在の12cmの銀盤をDigital Video Disc と呼んでも間違いでなかったのは1995年~1997年ということになりますね。

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