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難病の子を持つ友人を精神的に助けるには
特に仲の良い友人が出産しましたが、赤ちゃんは難病にかかっていました。彼女はパニック状態で、どう言う言葉をかけたら良いのかわかりません。又彼女の精神的な辛さを少しでも楽にしてあげる方法はあるのでしょうか?
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昨晩、ご質問文を読んで以来、 ずっと気にかかっていました。 すでに回答者の方々からの良アドバイスが入っていますが、 ちょっと自分は別な視点から書きこみしたいと思います。 『当事者(難病患者の家族)でないから、 支えることはできない』 と言うご意見は、ある意味もっともだとも思います。 経験した者で無ければ、その痛み、辛さ、苦しみは、 到底計り知れることは無いかもしれません。 ですが、本当にそうでしょうか? 経験した者で無ければ、支えることはできないでしょうか? 私事になりますが、 去年仕事上で非常に辛い立場に立たされました。 トラブルメーカー三人を部下に抱えての神経戦。 実際に体調を崩し、それでも重責ある仕事の遂行。 実生活では人を頼ったことがありませんでしたが、 あまりにも辛過ぎるために、唯一心を許せる大好きな友達 (一般に『親友』という位置付けでしょうか。) に電話をし、詳しい話はせずに『仕事上で辛い』 とだけ打ち明けました。 一人は、家族が里帰りしているとかで、 『一晩泊まりに来い』と誘ってくれました。 当人も仕事が忙しい時期にもかかわらず、 朝まで酒を飲み交わし、様々な話をしました。 もう一人は、有給を使って旅行を計画してくれました。 どちらにも、 詳しい解決法などの相談は一切していません。 当事者でなければ、これは解決できないからです。 ただ、その時に、 『 自分が苦しい時にでも支えてくれる、 自分を応援してくれる、そんな友達がいる。』 そう言う思いがとても生きていく励ましになりました。 なんとか乗り切ることができたのも、 その友達の支えが大きかったと今でも思います。 お友達は今、あまりのショックで自分の気持ちが 自分でもどうしていいかわからないと思います。 つきつけられた現実に、どう受けとめていいのか、 自分自身でも、気も狂わんばかりだと思います。 こう言う時期は、まず一人で、 気持ちの整理をしなければならない時期だと思います。 当人が激しくこころが傷ついている時は、 とてもナーバスになっています。 どんな温かい気持ちも、下手をすると 『同情、哀れみ、自分は違うという優越感、 運が悪かったからあきらめろ、、、』等々、 ネガティブに受けとめられて、 『貴方なんかに私の気持ちはわかりっこない!』 と逆に負のストロークをぶつけられる可能性もあります。 これは、お友達のこころに、すでに余裕が無いからです。 この時期を乗り越えると、 こんどは、孤独感、疎外感を感じると思います。 『難病のこどもがいるから関わり合いになるのはよそう』 そういって、 潮が引くように縁を切る人間もいることでしょう。 (自分の保身優先と言う人間がいるのは、 いやというほど味わっています。苦笑。) 他の回答者の方々のかかれているように、 そっと見守るのもいいでしょう。 相手からのアクセスが会った時に できる限りの協力をする。 もちろん、それが一番無難なのだろうとは思います。 ただ、自分の場合は、年齢的な経験もありますので、 言えば助けてくれるだろうとは思ってはいましたが、 やはり、孤独感はとても感じていました。 同じ様な辛い立場にいる役職の連中とも、 酒を飲んで憂さ晴らしなどをしても、 短期間に知り合った仲ですので、 そんなにこころから打ち解けることもできません。 やはり、長い間、友情を暖め合ってきた友達でなければ、 自分のこころはいやされませんでした。 aaronchatさんが、もし、 『ほっておくことはできない』と言うお気持ちが強ければ、 やさしい感じのイラストでも書いてあるカードか 絵葉書などに、 『 育児ってお母さんが一番疲れるよね? 息抜きに今度お茶でもしない? いつでも声かけてね! 』 と言うような感じで、 お子さんのことではなく、 『 今、辛い気持ちのあなたを応援したい。 』 そんなメッセージをこめたあなたの思いを、 少し経ったころにでも送られて見てはいかがでしょうか? もちろん、 それどころではないという気持ちのお友達から、 返信は無いかもしれません。 でも、こころが落ち付いた時に、 あなたの気持ちの優しさを再度手にとって、 感じてもらえることができると思います。 あと、状況は違いますが、 過去質にやはりどうにもならない状況の友達を どうしてあげたらいいかという質問に対して、 回答したことがあります。 ちょっとずれているところもありますが、 参考にされていただければ幸いです。 参考過去質 ◎目が見えなくなる難病(#6にて回答しています。) http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=865588
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- narutin
- ベストアンサー率0% (0/1)
私も娘を病気で亡くしました。出産から短い命でしたが、ちいさな体で病気との闘っていました。その間、生きていても重度の障害が残るともいわれましたが、私は生きていてほしかった。 大事な子供に何かあった場合、どうしても、自分を責めてしまうものです。そして必要以上に敏感になってしまいます。今そして先の不安。お友達もどうしたらいいのかとても苦しんでいることでしょう。 私もmamatyさんの書いているのと同じで、健康なあなたには今の彼女の本当の支えになるのは難しいとおもいます。 未熟児センター内でちょっと小さいだけの赤ちゃんの横を通って奥の重症の部屋へ行くとき、すごくねたましかった。退院した話、手術で成功した話、うらやましくて、本当にいやな自分がいました。世間はみんな幸せそうだった。あかちゃんは今でも苦手です。涙が出てしょうがないから。 センターでできた友達も同じ事を言っていました。 幸せが遠くに感じる。こんなときなのに主人と意見が合わない・・・。ウツのようになっていたと思います。分かり合えるのは、同じ境遇の方たちだけです。 今は助言せず、見守ってあげてください。話したいのなら聞き役に徹し、何か手助けがほしいといったらそのときは手伝ってあげて、でも助言やへたな励まし「前向きにね。」とかいうのは、わかっていてできないのがストレスになるのでやめてください。 そしてみんなに話すのもやめましょう。 でもいつか彼女は時間をかけて居場所を見つけるでしょう。私の病院にも病気の子供と親を支えるサークルのようなものがあったし、ネットや本でそういう仲間を見つけるのを手助けしてあげるのもいいでしょう。 小さいながら、赤ちゃんは一生懸命がんばっています。遠くてもあなたは、回復をいつも祈ってあげてください。 私は友達が近所のお地蔵さんにいつもお参りしてくれたと後から話してくれて、うれしかったものです。 そして、うちの子をかわいいと言ってほかの赤ちゃんと同じように見てくれた友達の言葉もうれしかった。 お役に立てるかどうか・・・あなたもお辛いでしょうが、きっといい方向に向かうよう私も祈っています。
お礼
ありがとうございます。私も同じような理由で赤ちゃんは苦手なんです。今でも友人の子以外は赤ちゃんをあやすどころか見るのもだめ。辛いですね。でも魂の成長の為に与えられた問題だったのかと思います。
- mamaty
- ベストアンサー率29% (90/310)
ごめんなさい。結論から言ってしまいますね。 恐らくあなたでは無理です。健康な人、家族に難病の人を持っていない人からの、励ましは、逆に彼女の気持ちを逆なでするだけだと思います。 彼女を見守ってあげてください。そのうち彼女の気持ちが開いてきたら、なるべく普通に接してあげてください。 どんな子どもであれ、私にとっては大好きな友達が産んだかけがえのない子ども。たとえ障害があっても、その大切であるという存在については、何も変わる物ではない。 いつもこういう気持ちで、彼女と子どもに接してあげてください。下手な同情はかえって彼女を傷つけます。 彼女もこの気持ちに遅かれ早かれ気付く日が必ず来ますから。それまでは待ってあげてください。 彼女を慰める事を出来るのは、恐らく同じような難病の子どもを持った病院の患者さんのお母さんたちだけです。もしくはこういったサイトで相談するよう教えてあげてもいいかもしれませんね。 私も子どもが手術を受け、一生傷が残る事になった際に、入院先で、あるお母さんに「手術で直るんならいいよね。直るのならうちも、いくらでも手術させるんだけどな(うちの子供はどんな手術を受けても直らない)」と笑顔で話しかけられて、ふっと心が軽くなったのを覚えています。(病気がわかったときは毎日泣いて暮らしていましたよ) ですからお友達もきっと立ち直れる日が来ると思います。何かしてあげたい、歯がゆい気持ちもわかりますが、お友達だからこそ黙って、彼女から声を掛けてくるまで信じて待ってあげてください。 病院の送り迎え等が可能であれば、別の意味で力になれそうですけどね。もしも愚痴とか彼女から言ってくるようであれば、聞き役に徹してください。 お気に触る点や、わかりにくい点が多々あるとは思いますが、どうぞお許しを。 一日も早く、お友達が元気を取り戻す事を心より祈っています。
お礼
ありがとうございます。私も悩みがありますが、同じ悩みを持った事がない人のちょっとした悪気のない一言を忘れる事が出来ません。相手に非があるのではなく状況が違うとどうやって見ても理解できないんだろうと思います。今は遠くから応援するだけにします。
人は一人一人が違う目的、課題を持って生まれてきます。 その赤ちゃんは、難病と共に生き、大事な何かを学ぶため、または克服するために生まれてきたのです。 お母さんも、より大きな母性を身につけるため、より深い愛と感動を得る為の試練として、前向きに受け入れるのです。 人は現状を受け入れられないと、そこからの成長はありません。 苦しさは逃げるほど、増すのです。 本来、人はそこにいるだけで、愛される存在です。 人の人生は、どんな人生も十分価値があるのです。 あなたと私の人生に価値があるように、あなたの友人と赤ちゃんの人生も十分価値があるのです。 あなたの友人と、赤ちゃんの人生がより輝けますように・・・。
お礼
回答ありがとうございました。私も全く同感です。
お礼
思わず泣きが入ってしまいそうな感動的な回答ありがとうございます。皆様の貴重な意見を参考に私なりに考えて見ます。それにしても友達って本当に大切ですね。時々むかついたり、イヤな奴とか思う事もありますが、人間何かあった時は一人では生きられないのですから。いまさらながら周りの人に感謝です。そして回答を頂いた皆様にも。