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雑誌「MEN'S CLUB」について
最近本屋で久方ぶりにファッション雑誌「MEN’S CLUB」を手にしたところ、何か以前のものと内容が変わってしまったとの印象を持ちました。 具体的には(1)装丁が変わった(以前と背表紙の綴じ方が違う)(2)紙質が変わった(3)以前のようなトラッドやらアイビーものの記事が殆どなく、「週刊宝島」のような紙面構成になってしまった 等です。 昔はスーツを買うときにはバイブル代わりに使っていたのですが、一体同誌に何が起こってしまったのでしょうか?
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ここ2年くらい毎月メンクラを買っている30過ぎの脱ヲタ者です(笑)。 なので、昔々のメンクラの事はよく分りませんが・・・。 多分今の時代、アイビーは流行らないから扱ってないんじゃないでしょうか? 実際、昔のアイビールックの写真を見ても、今じゃオヤジファッションかオタクファッションでしかお目にかかれないような着こなしばかりです(チェックボタンダウンシャツに、スリムで裾短めなチノに白ソックスにローファー・・・みたいな感じ)。 当のメンクラでユナイテッドアローズの栗野さんも嘆いておられましたが、今は時代が「カジュアル」寄りに傾いています。 スーツの世界でも、ここ数年はイタリア一辺倒で、こんなご時世に「アイビー」とか「アメトラ」とか、昔ながらのトラッドファッションを声高に叫んでも「ダサい」「オヤジ」等と蔑まれ、相手にされないでしょう(ファッションと言う「流行」を売り物にするファッション誌ならなおさら)。 その結果が、カジュアル系のメンズノ○ノ、イタリアオヤジ至上主義のLE○N等の隆盛へと繋がっているのではないでしょうか? でも、メンクラの硬派な姿勢は、僕は大好きです。 例えばLE○Nとかゲイ○ーみたいな過剰なモテ主義に走るでもなく、メンズ○ョーカーみたいに「セレブ、セレブ」と煩いわけでもなく、ビ○ンや○パイみたいなモノ雑誌のように「これは今期のマスト!買うでしょ!!」みたいな無体な煽りを入れるわけでもない。 首尾一貫して「男の身だしなみはこうだ!」と訴え、服装術や実践術を中心に構成する、ある種「メンズファッションの教科書」というスタイルは、今の男性ファッション誌の中でも異彩を放っていると思います。 そしてそういう「教科書的」なスタンスこそ、かつてアイビーを以って男のファッションの基本とせしめていた、あの頃のメンクラと全く変わらないスタンスだと思います。 (な~んて、実際昔のメンクラ読んだわけじゃなく、「メンクラ50周年特集」とかを読んで勝手に考えた憶測なんですが。) 確かにメンクラの形や、扱ってるモノは変わったでしょう。 でも、「メンズファッションの教科書」というメンクラの精神は変わっていないんじゃないんでしょうか? 強いて言うなら「メンクラは変わってない。時代が変わったんだ。」という感じなのではないかなぁと思います。