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造船技術者
造船技術者や海草・貝採作業者はどうなったらなれるんですか。
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まず、造船技術者には、大学や各地の商船学校で造船工学を習得し、緻密な計算のもとに設計を担当する部門と、それを現場で実際に建造・工事を担当する部門に二分されるでしょう。 前者の場合には、教育機関で造船・設計に関する専門課程を学ぶ必要がありますね。 一方、後者の場合には現場作業が中心になりますので、学歴は必要ありません。 ただ、溶接や鉄工事 (鉄板の切断や造形作業など) の技術を習得するため、造船所でまず見習いから始まって、最後にはその技術のエキスパートになる必要がありますね。 日本各地に50万トンの大型タンカーの建造ができる造船所から、小型漁船の建造を専門に扱う造船所まで数多くあります。 上記の二者の内どちらの部門にしても、もし造船技術者を希望されるのでしたら、自分が手懸けてみたい船舶の種類を決めて、造船所に就職するのが一般的でしょうね。 あと海草・貝採作業者はいわゆる 「漁師さん」 の類になるのではないでしょうか? 採取場所などは各漁師さんが 「漁業権」 あるいは 「採取権」 として、排他的な権利を有しているはずですので、その権利を譲ってもらう必要があると思います。 そうしないと、勝手に採取すると 「密漁者」 として厳しい罰則が課せられます。 また、卸売市場に出しても産地不明の商品として誰も買ってくれないでしょうね。 この辺は産地から消費者の手に渡るまでの流通経路が、日本の場合シッカリとしているようです。 でも現実には、どこも跡取りの問題を抱えていると思いますので、もし若い人がこの職業を希望されるのでしたら、大歓迎されると思います。 まずは下に挙げました全国漁業共同組合連合会や日本各地の漁協に問い合わせされると親切にアドバイスされると思います。