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ICタグって何ですか?
万引き防止のICタグってイメージはわきますが、それ以外にも在庫検索したりとかいろんなデータとして処理されているのですか?具体的にどういうしくみか知りたいのですが、どなたか教えて下さい。
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具体的な仕組みを書きます。 ICタグから情報を読み取るときは、外部の読み取り装置から電磁波による信号を出します。信号には、変調により命令やIDなどを含ませることができます。 ICタグの内部には、コイルが設けられているため、上記の電磁波により、発電します。 その電力は、キャパシタ等に一時的に蓄積され、この蓄積された電力によって、以下の一連の動作のための回路を駆動します。 ICタグは、電磁波の信号を受け、その信号を復調し、それが自身に対する読み取り信号であることを認識します。 ICタグは、自身が有するROM(読み出し専用メモリ)などから自身の識別情報を読み出し、その識別信号で変調した応答信号を発信します。 読取装置は、このICタグからの応答信号を受信することによりそのICタグの識別情報を得ることができます。 だいたい、このような仕組みだと思います。 上の動作は最も簡単なICタグの例で、実際には、ROMからの情報読み出しだけではなく、外部からの信号に基づいて情報の記憶(書き込み)を行なったり、電子回路等によってより複雑な処理をしたりできます。 用途としては、流通過程などにおける物品の管理が検討され、一部実用化されていますが、その他にも、アイデア次第で様々な使い方ができると期待されています。
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- manabui
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こんにちは。 下記のページも参考になると思います。 ご確認よろしくおねがいします。
- JUN-2
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早い話が、バーコードを進化させたものと思ってください。 バーコードだとバーコードリーダーを近づけて読みとらなくてはなりませんが、ICタグだと、リーダーにある程度近づけただけで読みとることができます。もちろん、汚れていても大丈夫です。 ICタグの種類によっては箱に入っていても大丈夫です。複数の商品が箱に入っている場合、一度に全部を読みとることも可能です。 ICテレホンカードや、Suica/ICOCAのような非接触ICカードと、技術的には同様です、ICタグは使い捨てにされる場合を想定して、一個数円になるようにしています。 お札の偽造防止として、お札に埋め込むことも考えられているようです。 実際に、愛地球博の入場券にはICタグが埋め込まれているそうです。