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フルオロアパタイトとハイドロキシアパタイト
フルオロアパタイトはハイドロキシアパタイトより質のいいもの、という考え方で合ってますか? ざっくりした考え方ですが・・ 違いますか?
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フルオロアパタイト(FA)は、歯の表面を構成する結晶で、フッ素が歯の主成分であるハイドロキシアパタイト(HA)に作用して変化することで形成されます。 虫歯に対して考えると そう言えますね。 フルオロアパタイトは、次のような特徴があります。 ハイドロキシアパタイトと比べて酸に強く、耐酸性がある 虫歯菌が作る酸によって溶けにくく、虫歯になりにくい 脱灰されて F が放出されたときにも、再度形成されることでう蝕予防に関与する
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- QCD2001
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回答No.2
そもそも「質が良い」とはどのような状態を指すのでしょうか? 結晶学の立場からすると、結晶で「質が良い」といった場合には「格子欠陥が少ない」という意味になる場合が多いように思います。これは平たく言うと、結晶の中の原子やイオンの配列が、乱れがなくよく並んでいる、という意味です。 結晶というのは構成成分である原子やイオンが規則正しく並んでいることになっていますが、実際にはところどころに配列の位置が違っていたり、別のイオンが混じりこんだりしています。このような結晶の乱れが少ないのが結晶の「質が良い」という意味になります。 フルオロアパタイトとハイドロキシアパタイトとを比較した場合、フルオロアパタイトの方が結晶の乱れが少なくて、イオンが整然と並んでいる、というようなことはありません。 酸に対してフルオロアパタイトの方が強いので、虫歯菌が作る酸に対して抵抗できて、虫歯になり難いのです。 質がどうのこうのという概念は全く関係ありません。
質問者
お礼
詳しくありがとうございます。
- takochann2
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回答No.1
ざっくりと合っています。
お礼
回答ありがとうございます。 虫歯に対して考えると、そうですよね。 前の回答者さんが仰るように、結晶で考えると、質がどうこうという考え方ではないですよね。