裁判所の管轄について
どこの裁判所に提訴(申立て)するかを管轄といいますが、普通は被告の住所のある地ですが、債務履行地も管轄権を有しており、本件は持参債務で、履行地はあなたの住所のある地なので、東京でも可能です。
養育費の支払い請求について
養育費支払いの履行を確保する手段として家庭裁判所に養育費請求の調停を申立て、強制執行力を有する債務名義を取得することが有効です。決まった書式があるので、弁護士等に委任しなくても、ご自分でできると思います。また、念書を作成し、それを強制執行受諾約款付公正証書にすることによっても、債務名義を得ることができます。こちらの方は書面のやりとりだけでできますが、専門家の関与と、費用が調停よりはかかります。
債権回収の難しさについて
NO#1の回答者の方も指摘されているように、たとえ裁判等で原告の要求が全部認められても、請求権があるということと、実際に支払ってもらえるということとは別問題です。任意に履行しない場合には、強制執行ということにはなりますが、債務者に差押えるべき財産がない場合には、結局回収できないのが現実です。しかしそうはいっても、債務名義を取得しておくことは、相手に与える精神的プレッシャーが全然違い、特に養育費の問題については、未成年の子が成年に達するまでの長期間に及ぶ問題なので、是非取得することをお勧めします。実際、給料の差押えはたとえ回収額は少なくても、相手に与える効果は大きいです。
養育費の問題はあなたの問題であると同時に、子自身が有している当然の権利行使です。簡単に諦めてしまわないで、お子さんのためにも、頑張ってください。
お礼
そうそうお返事ありがとうございました。 具体的に私がどうしたらいいか、少しずつ解ってきました。 まずは、裁判所へ行って、債務名義を取得するために、書式を作成すればいいですね。 私もそのまま諦めてしまえば、らくになるかな?と思った事もありましたが、やっぱり、子供のために、諦めずに頑張ろうと決めました。 ただ、私自身もまだまだ、世間知らずというか・・・わからない事が多いので、この掲示板に載せて、良かったと思いました。 本当にありがとうございました。 また、何か解らない事が出てきたらアドバイスお願いします。