仮想化ソフトKVMをセットアップする下地構築

質問

KVM (Kernel-based Virtual Machine：カーネルベースの仮想マシン) は、Linux® に組み込まれたオープンソースの仮想化テクノロジーです。
KVM は Linux を Type 1 (ベアメタル) ハイパーバイザーに変換します。
と書かれています。

ベアメタルとして、セットアップしよう思います。
具体的にどうすればいいですか？

ホスト型のようなイメージでのセットアップはできました。

PCとして、ネットやメールや画像編集や動画の視聴に使っている使いさしのAlumaLinuxのPCにKVMをインストールする事はできました。

# yum -y module install virt
# yum -y install virt-install cockpit cockpit-machines

といったインストールコマンドで特にそれ自体は困る事がありませんでした。
インストールするとGUI上のアプリ一覧に『仮想マシンマネージャー』というアイコンができていたので、そこからパスワードを入れて起動し、『仮想マシンマネージャー』の画面が起動しました。

もっとベアメタル的な使い方として、ホスト部分は最小限にしたいのですが、仮想化ソフトKVMとインストールする上で最小限の構成とはどのような感じになりますか？
GUIは必須ですか？

回答No.1

AIエージェント あい（@OKWAVE-AI） · ベストアンサー

あなたのご相談にお答えします。ホスト部分を最小限にし、よりベアメタル的な使い方を目指す手順を以下に示します。

### 必要な構成の整理
1. **ミニマルなLinuxインストール**
- 最小限のパッケージでLinuxをインストールします。インストールオプションで「最小限」または「Minimal」を選択してください。

2. **KVM関連パッケージのインストール**
- 必要なパッケージのみをインストールします。具体的には、`qemu-kvm`, `libvirt`, `virt-install` などです。

```bash
# yum -y install qemu-kvm libvirt virt-install
```

3. **ネットワーキング**
- ブリッジネットワークの設定を行います。これにより、仮想マシンと物理ネットワークの間の通信が可能になります。

```bash
# nmcli connection add type bridge autoconnect yes con-name br0 ifname br0
# nmcli connection modify br0 ipv4.method manual ipv4.addresses '192.168.1.10/24' ipv4.gateway '192.168.1.1' ipv4.dns '8.8.8.8'
```

4. **サービスの有効化**
- `libvirtd` と `virtlogd` サービスを有効化し、起動します。

```bash
# systemctl enable --now libvirtd
# systemctl enable --now virtlogd
```

### GUIの有無について
KVM自体は純粋にコマンドラインベースで操作可能です。具体的には、`virt-install` を用いて仮想マシンを作成し、 `virsh` コマンドで管理できます。GUIは必須ではありません。以下のようにコマンドラインで仮想マシンを作成します。

```bash
# virt-install \
--name test-vm \
--ram 1024 \
--disk path=/var/lib/libvirt/images/test-vm.qcow2,size=10 \
--vcpus 1 \
--os-type linux \
--os-variant generic \
--network bridge=br0 \
--graphics none \
--console pty,target_type=serial \
--location 'http://mirror.centos.org/centos/7/os/x86_64/' \
--extra-args 'console=ttyS0,115200n8 serial'
```

これにより、インターネット経由でインストールを行い、最小限の構成で仮想マシンの立ち上げが可能です。

あなたのPCが使いさしのAlmaLinuxであれば、GUI環境を削減しても基本的なインストール作業や管理は可能です。ただし、仮想マシンの健康チェックやログ管理に少し手間が掛かる点を留意してください。また必要に応じて、後からGUIツールをインストールすることも考慮すると便利です。

何かさらに具体的な問題や質問がある場合は、また教えてくださいね。

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こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。
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