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M16自動小銃
M16のマガジンが30発ではなく20発マガジンが昔は主流だったのは何故でしょうか? また海外の警察では昔はリボルバーを採用していたみたいですが今は自動拳銃(グロック等)を使用しています。 何故昔はリボルバーが採用されていたのでしょうか?はじめから自動拳銃採用の方が装弾数がすぐれてリロードしやすそうな気がしますが‥‥‥
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AR15(M16)は当初25発マガジンが採用されていたのですが、これがしょっちゅうジャム(弾詰まり)を起こすので不評で、20発マガジンが作られました。なんで30発マガジンじゃないねんてところなのですが、理由のひとつが30発マガジンだと長すぎて伏せ撃ちのときにマガジンが邪魔になることで、別の理由として「あんまり兵士に弾を持たせ過ぎるのもいかがなものか」というものもありました。持ってるとつい撃っちゃうけど、弾丸の消費が多すぎるのも国としては考え物です。 だけど実際にベトナム戦争で使ってみると「20発じゃ足りない」という声が沢山出たんですね。戦況が苦戦しているせいもあって、それで30発マガジンが作られるようになったのです。 またリボルバー拳銃ですが、リボルバー拳銃のメリットとして「そもそも値段が安い」「構造がシンプルで頑丈」そして「弾詰まりが非常に起きにくい」というのがあります。「弾詰まりを起こさない」っていうのは非常に重要ですよね。 リボルバー拳銃といえばダーティハリーですが、マグナムなんていう大威力の弾丸を使えるのもリボルバー拳銃のメリットのひとつです。ま、実際の警察官はマグナムリボルバーなんて使いませんけど。 アメリカにおいては、1997年に起きた「ノースハリウッド強盗事件」が警察の武装に大きな影響を与えました。このとき犯人は防弾チョッキを着て、アサルトライフルで武装していました。これに対する警察側の武装はリボルバー拳銃とショットガンで、犯人が防弾チョッキを着ていたので威力不足で太刀打ちできなかったのです。 この事件をきっかけに、警察のパトカーもアサルトライフルを装備するようになったり、警察官も6発撃ったら終わりのリボルバー拳銃から10発以上が装備できる自動拳銃へと武装が強化されることになりました。 ある時代までの自動拳銃は、ジャム(弾詰まり)のリスクがそれなりにあったのですよ。部品数が多い自動拳銃はお手入れも大変でしたしね。 そんなタイミングにグロックが出てきたので、グロックが世界的大ヒットになったのです。ポリマー樹脂を多用していることで、要はサビが起きないのでお手入れの手間がだいぶかからなくなったのです。 自動拳銃はね、エアガンでもサバゲで使ったらちゃんと時々バラしてお手入れしてあげないと動作不良を起こしやすいんですよ。
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