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オーディオ業界で有線ヘッドホンは
ここのところオーディオ業界はBluetoothのヘッドホンばかり発売されてます。 バッテリーのことが苦手なので有線ヘッドホンしか使いません。 オーディオ業界はヘッドホンが売れ行き良いようにしてるのでしょうか。 音楽鑑賞用の有線ヘッドホンが新しく発売されないのはどうしてでしょうか。
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はじめまして♪ 『音楽鑑賞用の有線ヘッドホンが新しく発売されないのはどうしてでしょうか。』 新製品がない。というわけではありませんが、かなり少ない。とうのは事実ですね。 少々乱暴かもしれませんが、頻繁にモデルチェンジをするメリット(利益)が無いから。と言うことでしょう。 各社、各機種ごとに安定した販売とそれぞれの安定した商品価値が行き届いているため、「目新しさ」という魅力だけでは、なかなか買い替え需要が生まれにくいと言うのもあるでしょう。 『バッテリーのことが苦手なので、、』 そう、この部分もポイントです。頻繁に利用する人の場合、数年でバッテリー劣化という症状となりますが、内蔵バッテリー技術なども日進月歩、どんどん変化するため、交換用のバッテリーを製造保管するよりは、新型機種に買い替えてもらった方が無駄なコストが削減できますね。(売り上げも伸びるし。) さらに、デジタル環境においてはICチップなどの進化だけじゃなく、Bluetooth規格改定やデータ転送におけるコーディックとか、ソフト面の進化も早い、、逆に言えば、すぐ追従できるよう、常に新機種開発準備は念頭に置く必要がある。という側面もあったりするのでしょう。 おそらく、「このヘッドホンがお気に入りなので」と言って、10年前のBluetoothヘッドホンを熱愛されている人は、ほとんど居ないのではないでしょうか? 有線ヘッドホンであれば、修理をしたり、補修部パーツなどで10年以上愛用している、などという人も、まぁ、さほど多いとは思いませんが、それなりに居ますよ。(先に回答くださっている、先輩回答者様も、たしか非常に長くご利用の製品がいくつかあったはず。。。私もかれこれ20年近く使っている機種もあったりします。) メーカーとしては、たくさん売れないと利益に繋がりにくいので、有線式で安定評価により、一定数の安定販売供給の方が、結果的にはメリットが多い。という判断なのでしょう。 とは言っても、部品製造の「金型」なども寿命があって、従来品と同じ金型、新設計の金型、、このあたりの投資コストは似たようなもの。しかし、形状を変えると音への影響が、、、という試作しては試聴して、、とういう開発コストはバカになりません。こういう部分で、Bluetoothヘッドホンなどでの頻繁な新機種開発ノウハウが応用できたりしますね。 余談のついでですが、主要パーツを自社開発&自社製造、というメーカーは非常に少ないのも現実ですよぉ。(詳しくはないけれど、ほぼ自社開発&製造って、世界でも10社くらいかなぁ。。。知らんけど、、汗)
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- i-q
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自分は両方使ってます。 外ではBluetooth(便利、外は煩いので音質云々は気にならない) 家は有線です。 ここ5年で、Bluetoothは3台ほど買ってます。そして現在ボロボロになり買い替え検討中です。 それに対して有線は、去年買い換えましたが、 前の機種は20年使ってました。 自分の例ですが、家でジックリ使い有線は壊れにくいので 買い替え頻度が少ない、 Bluetoothはカバンに入れたり、酷使するので壊れやすく 頻度が高いので、 メーカーにとってはBluetoothの方が、回転が速く新製品も出しやすい 結果世間的には売れてるように見えてるとか。。
お礼
- parts
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Q/音楽鑑賞用の有線ヘッドホンが新しく発売されないのはどうしてでしょうか。 A/発売はされていますよ。年に数件は……但し、いわゆる拘りの製品か、モニターヘッドホン(プロフェッショナルヘッドホン)が中心になるので、数は少ないですし、新製品というよりは型式と価格の変更を前提としたものや限定品が多くなります。例えば最近だとオーディオテクニカの以下のヘッドホンなどがあります。 https://www.audio-technica.co.jp/news/detail/247 ワイヤード故に取り回しがケーブルの届く範囲内であることは欠点ですけどそれを除けば魅力の方が多いです。 魅力は、電源が不要であることになります。本体の結線不良などがなければ故障しにくいのも強みの一つです。 仕組みが本当にスピーカーに特化しているので、純粋にオーディオ機器固有のアンプからの音が楽しめるのも強みとなります。 だから、故障による買替えサイクルが長くなりがちという問題があるので、物価高も続いている今、新製品はあまり開発されていないのですよ。開発しても、よほど業務などでの需要がなければ、そんなに安定して売れませんし、音質も今となっては殆ど好みの範疇になってしまって世代差を出すのは難しいですから。 今ではある程度ブランドイメージが固まっているものが多いので、下手に個性を変化させてしまうと売れなくなる事もあります。 これに対して、Bluetooth対応(以下BT)のヘッドホンに新製品が多いのは、BTならば、バッテリーの寿命が買替えサイクルになること(たいていの場合は4年~7年以内にバッテリーがへたって使えなくなるが……その頃には対象製品の保守も終わっているか末期の場合があります)が1つあります。 ただそれだけではありません。 BTによるワイヤレス送信では、通信速度の制約があり、送信側と受信側で音声の圧縮/伸張が行われています。当初使われていたのは、SBCという音声量子符号化技術でSub Band Codecと言います。これは、ステレオでも192Kbps~328Kbps前後のビットレートしかないため、Audio CD(音楽CD)の圧縮なしのPCM量子化である1411.2Kbpsに対して、大きく音質が下がるという問題と、これらの量子化処理に大きな遅延があるという問題を抱えていました。 そこで、それらの問題が少ない圧縮技術を採用するヘッドホンがいくつも生まれてきて今もその数は増えているため、それに合わせて新製品が出ているというのが1つあります。AACだったり、LDACだったり、AptXだったりAptX HDだったり……。そして、BT規格として新たに追加されたSBC LC3だったりといろいろ圧縮技術が誕生してきたわけです。これらのどれに対応するか、いくつかの対応するのか、全部に対応するのか?などでヘッドホンの種類が分かれ、対応するオーディオコーデック(符号化技術)が新しく出てくれば製品も新しく出てくる訳です。 で、そうなると……有線にはない違いがヘッドホンには生まれてきます。音声を圧縮して送信し、それを受け取って伸張するとなると、音の処理にアンプリファイア(アンプ)が必要になるのです。要は、オーディオ機器のヘッドホン端子にワイヤーを差し込んで音を出すと、そのオーディオ機器のアンプから音が出力され、ヘッドホンに届きますけど……無線だと、オーディオ機器本体のアンプは実質使わないのですよ。見かけ上、音量コントロールなどでは本体側での制御が効くことが多いですけど……出力の最終制御しているのは、ヘッドホン本体になります。 音量や音質などの制御はヘッドホン内部でやらないといけなくなる訳です。その結果、ヘッドホン内にアンプやイコライザー、場合によっては高度なサラウンド回路なども内蔵されるようになり……BTヘッドホンは、その差を競うようになります。 後は、一通りのオーディオ回路があるので、マイクを内蔵したりしてノイズキャンセリングとしての機能を売ったり、スマホの通話機能と連動させるなども出来たりするモデルが増え…… 単純にオーディオ再生だけではなく、サラウンド機能が映画やゲームのポジショナルサウンドや、物理サラウンド音響をサポートするといったエンターテイメントから、仕事などでのハンズフリー通話、さらにノイズキャンセリングを耳栓代わりにして睡眠や集中に使うと言った用途まで様々な機能を売るようになり、ワイヤレスにしかない売り方と商品の幅が広がったというのが今です。 もっとも最大の商機は、大半のBTヘッドホンやイヤホンの場合、バッテリを自分で交換出来ないという点にあります。だから、大枚叩いて買っても、いつかはバッテリが摩耗しますから、保守が必要になりますし、さらにその保守のタイミングで生産やサポートが打ち切られていれば、ヘッドホンやイヤホンはもうただの耳栓か、役立たずのイヤーマフか耳を覆うカチューシャのようなもの……に成り下がります。 それが、スマートフォンやバッテリ交換非対応のPCなどのデバイスがそうであるように、売る側として好都合というのが実際の本音でしょう。 それでも、最近は流石に売れ行きが鈍っているようですけどね。何せ、コロナ渦などに大量に売れた上に、今は物価高で原材料が高くなっているので、ヘッドホンの売れ行き自体が下がってきているのですよ。それでも、ワイヤードより新製品があるのは、まだ符号化技術や使い方の提案(主にスマートフォンでのヘッドホンコントロールを主軸としたもの)が出来ることと、バッテリの容量を増やすなどして、前の世代と比べた性能の高さを示すことが出来るからです。 そういう前世代との差は製品のWebサイトでは良く分かるでしょう。以下はソニーCH720の製品情報です。前機種に比べて……という説明がいくつかあるはずです。 https://www.sony.jp/headphone/whatsnew/WH-CH720N_WH-CH520/202302/23-0222/ ということになります。最近は有線と無線の両対応のヘッドホンも生まれてきていますが、そういう製品があるのは、専用のオーディオアンプ(コンポなど)でも使えて、且つ無線でも使えるというメリットを享受できるためだったりします。 まあ、音という観点や消費者のライフスタイルの観点で言うと、ワイヤレスの強みは、高いワイヤレスヘッドホンなら、安いスマホなどから音楽を再生しても音が良くなる可能性があるということでしょう。アンプはヘッドホン内にあるので……例えSBCベースの音源でも音が思ったより綺麗ということは有り得ます。 一方で、ワイヤードの強みは、高いオーディオ機器から直接アンプの音を出して聞きたい時には、それしか方法がないという点にあります。これ、時代で考えると実は購買層が減る原因になっているのですよ。 今やスマホなどをプレーヤー(再生装置)として音楽を聞く人も多い時代ですから。そして肝心のスマホにイヤホンジャックすらない時代ですから、Bluetoothヘッドホンの方が新製品が増えるというのがあるわけですよ。
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- HAL2(@HALTWO)
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Bluetooth Headphone は Bluetooth 送受信及び DAC (Digital Analog Converter) や Headphone Drive Amplifier 部分に改良の余地が未だに沢山あるので何かと改良を施した製品がどんどん出てくるのでしょうね。 IC (Integrated Circuit) Chip を用いた電気回路が組み込まれているので IC Chip の生産が終了して次世代 IC Chip に置き換われば当然 Headphone も新しい型番になります。 IC Chip の製品寿命 (製造期間)って長くはありませんので、頻繁に製品が置き換わるものであるのは Bluetooth Headphone に限らず、PC (Personal Computer)、Smartphone、TV、Digi'Came' 等々も同じです。 一方、有線 Headphone は IC Chip を用いた電気回路が入っておらず Driver (Speaker) Unit と Cable 及び Housing 構造部分しかありませんので、基本構造は 50 年以上前から変わっておらず、既に開発され尽くして高い完成度に達している製品群です。 変わるとすればハイレゾ対応を謳って高域再生限界を 20kHz 内外から 40kHz 以上にまで拡大した Driver Unit に交換するとか、Housing 部の Design を変更して購買力を唆るようなものぐらいですね。 前者は Music CD が普及した 1980 年代後半に同じ IC Chip を用いる事から安価な Digital 製品と高額 Digital 製品との物理計測性能差がなくなってしまい、Catalog に記された物理計測性能でしか音の良し悪しを判断できない入門層の購買欲を牽引するために「高性能=高音質」の幻想を流行らせるべく広められた Maker 戦略ですので、低性能でも何度も何度も試聴を繰り返しては改良が施された高額製品の価値を理解できない購買層のために廉価製品の作り直しを余儀なくされたものです。 後者は音質そのものよりも所有する喜びを重視する購買層向けに定期的に変更が施されるもので、例えば Wood Housing の樹材を桜から樫に、檜や黒檀にといったように換える事により Wood Housing 好きな購買層を繋ぎ止めています。 Digital 機器は組み込まれている IC Chip の製造が終了して次世代 Chip になってしまうので、比較的短期間に製品が代わるものなのですが、Analog 機器は音質の練り上げが既に高い完成度の域に達している事から上記のような理由でもない限り、そうそう代わるものではないのです。 但し、有線 Headphone でも 1990 年代の Audio 業界再編で旧来の技術や Know How を失ってしまった Maker や 2000 年代以降に新規参入してきた Maker の製品では 1990 年代以前から作り続けている製品がある Maker の製品に較べて完成度に劣るものがありますので、より完成度を高めた高額製品を出すとか、廉価製品で妥協していた部分を改善した製品を出すといった動きはあります。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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後ほどお礼を書きます。
- gunsin
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有線式も販売されてますよ、特に高額のオーバーヘッド型ヘッドホン では、無線式の販売は皆無です。 Bluetoothでは、電波に変換して送信するので、音楽データを 圧縮しますので、Bluetooth式にした時点でピュアーオーディオ の世界とは、おさらばなのです。 >オーディオ業界はヘッドホンが売れ行き良いようにしてるので しょうか。 その様な事をしたら、独占禁止法の対象になります。 電気機器の評論家に諸氏の中には、メーカの紐付きの人が 居るのは否めません。
お礼
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https://youtu.be/YJ3Sz5N-MEI?si=UfsaOBlpaiVKDsOC STAX もありますがわたしにはとても買えません。 贅沢はできなくなりました。 https://youtu.be/FpEw1YeY8po?si=vVsjekp-EZxObwqE DENONのそこそこもの使ってます。 ゼンハイザーやAKG やオーディオテクニカルなどがありました。 この辺りのヘッドホンができたら欲しいです。 https://youtu.be/WHUcyjr1RQ4?si=VpqA-um732haYhXI
お礼
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後からお礼を書きます