クレカの多重申し込みについて
皆様、こんにちは。
今回お尋ねしたいのは、クレジットカードのタブーの一つ、多重申し込みについてです。
クレジットカードについてある程度の知識がある方は勿論、私自身もクレカの多重申し込みがタブー行為であることは存じていますが、しかし多重申し込みがタブーである、という事実を理解できません。
その人の「信用」というのは、ある程度はクレヒスや社会的属性などによって「信頼」という担保が与えられるとみてもいいとは思います。従って、それが学生であれ社会人であれ、全うな返済実績がある人であれば会社側も相応の柔軟さを有するべきでしょう。もっとも、実際多重でも属性次第では可決されることがあるのも知っています。
しかしながら、人によっては、多重申し込みがタブーであること、返済を遅延すればCICなどに当該情報が載ることを知らずに申し込んでしまう人は少なからず居ると思われます。これは、むしろそういったことを個々人に教えてこなかった社会の側に責任があるのであり、また例えば申込者に送るカードの封書に、一緒に「遅延した場合は個人信用機関に載る可能性が高い」「この度は可決といたしましたが、近頃申し込みが多いと判断された為、向こう半年の新規申し込みはご遠慮下さい」などのannouncement一言を添えれば人々の意識も少しは変わるのではないでしょうか?それとも、それが出来ないほどの何か特別な理由があるのでしょうか?
しばしば、社会は「知らなかったではすまされない」という言葉を使いますが、しかし特に多重申し込みの場合は、クレカが否決した場合にその責任を申込者に押し付ける為のabuseとしか思えません。
「借りたものは返す」。これは、間違いなく常識であり、「知らなかったでは済まされない」ことに相違ない事実です。しかし、「多重申し込みはクレカ申し込みのタブーである」ということは少なくとも「常識である」とは言えない筈ですし(コールセンターに問い合わせて初めて知る方も一定数いるでしょう)、「年収を遥かに上回る総与信は不相応」という考え方も私個人の意見としては賛同できない考え方です(少なくとも「知らなかった」理論には馴染みません)。それ程の総与信というのはその人のそれまでの返済実績の証拠のはずですし、使い過ぎればそれはその人の責任です。クレジットカードの利用許可がおりる立場にあるということはそれだけの判断力や返済能力を認められているわけですから、仮に見込み年収の倍以上の与信であっても、それをマネジメントするのが本人の責任でしょう。それが出来ない人なら、それが個人信用情報に表れているはずです。
しばしば、多重や与信過剰以外にもカードの持ちすぎ、というのもありますが、これもクレカを持ち過ぎる怖さを教えてこなかった社会に責任があるのであり、またふと見つけた記事ですが、「若者のクレカ離れ」というものを読んだこともあります。即ち、学生だからゴールドが持てない、という属性の問題で否決されることはありますが、これも社会の横暴(?)だと思っています。(これに関しましては過去質問を参照ください)また友人のケースですが、誇張した表現に騙されて色々なカードを作ってしまったせいで多重になり、本当に良いカードを見つけた時には既に遅し(アコマスや流通系、ネット系を作ってき、最終的に航空系を作ろうとして多重につき否決。本人には2年程度の利用実績有り)。わけがわかりません。