書かれた文章は、あらすじというよりは「冒頭の紹介」だと思います。
物語は、アンリの引き込まれた先の世界で展開するように受け取れるのですが、肝心の見知らぬ世界に触れられていないことが気になりました。
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「残酷な真実が溢れている世界で、彼らは自分を貫くべきなのか」
人間の歴史と無くした自分の記憶を探す旅に出ている旅人、アンリ。彼は人間の痕跡が色濃く残る秘境を発見し、相棒のコンパスと共に秘境に潜る。秘境で手記を見つけた彼は、見知らぬ世界に引き込まれてしまう。
(ここに文章)
果たして、この異端な旅は人類ににとって、そしてアンリにとって吉となるか凶となるか。
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(ここに文章)についてですが。
引きの文章が「この異端な旅は人類ににとって、そしてアンリにとって吉となるか凶となるか」ですね。
異端な旅なのですから、見知らぬ世界が物語の主たる舞台になるのでしょう。どう異端な旅になるなのか、説明がほしいところです。
また。アンリ個人の話だったはずが
「人類にとって」といきなり分母が大きくなるので、なにかしら補足があると親切だと思います。
作者の気持ちとして「読んでからのお楽しみ」にしたいところってあると思います。
ただ、興味を持ってもらいたいなら、うまくチラ見せすることも大切だと思います。
質問者さんが一番大事に考えているのは、物語のどういったところでしょうか。
要となるのは、なんでしょうか。(アンリの存在そのもの、手記)
たとえば
・おとりじゃねえよマトリだよ
・血を見ると気絶する麻酔科医の手術記録
・成績最下位の生徒会長の自習室
みたいに、読者が気になる部分を小出しにすることも大切だと思います。
・アンリに降りかかる災難
・手記をめぐっての攻防(あるかはわかりませんが)
・「残酷な真実」を知るたびに、アンリはどうなっていくのか。
自分が一番読んでほしい部分を
「こういう物語が好きな人・展開が好きな人、この指とーまれ」
と呼び掛けるつもりで、見知らぬ世界の部分を書き加えてはいかがですか。
お礼
ありがとうございます!大変助かりました 参考にさせていただきます🙇♀️