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警察と航空会社の連携について。
ピアニストの方がCAのエプロンを盗んだというニュース動画を見ました。 https://www.youtube.com/watch?v=KZDsUC1Idwk 那覇発羽田行きのANA便から降りた容疑者を羽田空港で職務質問したところ、エプロンを所持していたらしいです。 どうやって容疑者を特定したのか謎ですが、複数のエプロンが紛失していると警察に被害届が出たらしく、おそらく複数回に渡り犯行を繰り返していたため、ある程度は乗客名簿から絞ることで目星を付けることが出来たのでしょう(この前提が正しいかどうか不明ですが)。 そこでなんですが...... ①那覇空港の時点で航空会社は既に容疑者の搭乗を把握していたと思いますが、なぜ搭乗前に通報せず羽田まで乗せたのでしょうか?犯罪者かもしれない男性を機内に留めておくのは何かと不安要素も多いと思いますが。 ②こういう場合、保安要員である客室乗務員は容疑者かもしれない男性にどのように対応するのでしょうか? 羽田に着くまで男性が何か盗まないか常に見張っていたのでしょうか?それとも怪しいだけでは根拠が無いから、他の乗客と同じように普通に接客していたのでしょうか? ③通報は羽田に着く前に済ませ、着いてから警察が機内に乗り込んできて連行みたいな感じですか?それとも容疑者を乗客と一緒に降ろしてから、外で待ち伏せしていた警察が職質を掛けた感じでしょうか?でも警察は容疑者の名前は把握していても顔までは分からなかったのではと思うのですが。 つい気になってしまったので、分かる方は教えて下さい。何故そんな細かいこと気になるの?というのは、ご勘弁ください。
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- eroero4649
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1 相談していた先が警視庁だったからでしょう。 おそらくきっかけは「時々CAの衣服が盗まれる」みたいなことだったのではないかなと思います。あるいは「いつも離陸直前にトイレに行く不審な客がいる」とかだったんじゃないかな。それで、そういう盗難事件が起きたときの乗客名簿を見ていたら「いつも彼が乗っている」とかが分かったのではないかなと思います。 当然こういうときに警察に届けるかどうかを決めるのは本社ですし、本社があるのは東京ですから、警視庁に相談していたのでしょう。 こういうのは、エプロン1枚だけでは警察沙汰にはならないです。余罪があってANAとしても「看過できない」となったのでしょう。 2 彼が予約を入れて搭乗することが判明したとき、警察も航空会社もマスコミも事前に動いていました。 そもそもそのニュース映像を見てください。彼が羽田空港で捜査員に取り囲まれて連行されていく様子がカメラに収められています。なんでそんなところでテレビカメラが待ち構えているのでしょうね?そのときの彼は手錠をかけられていません。つまりその映像が撮影された時点では逮捕されていませんし、あくまで「任意で警察署に向かう途中」の姿です。しかしこの時点ではもう状況としては「詰み」です。警察署に行けば逮捕状が待っていて、取調室で正式に逮捕されることになりますね。 しかし少なくともテレビ局は「容疑者がこの飛行機に乗って何時何分に羽田に着くから、そうなったら捜査員が身柄を拘束する」ということを事前に聞いていたということなのです。「連行されるところを映像に撮りたいんスよね」「じゃあここを通るから、そこで映せばいいよ」というのがマスコミと捜査員との間でちゃんと話し合われていたということでしょう。そのときの彼はおそらく機上の人だったと思います。 しかも映像をよく見てください。彼を「抜いた映像」が撮れるように捜査員はカメラを確認すると連行される犯人の前にいたスキンヘッドの捜査員は横にはけています。その代わり、画面左側にいるメガネの捜査員が前が開けたときに体を寄せているので、おそらく万が一にも彼がダッシュで逃げないようにベルトの辺りを掴んでいたと思います。テレビ局と捜査員の連携もバッチリです。カメラマンも「いい絵が撮れた」と喜んだでしょう。 一度飛行機に乗ってドアが閉まってしまえば、逃げることはできませんよね。出発前のブリーフィングで「今日あいつが乗ってくるから、羽田で警察が身柄を拘束します」ということは機長以下乗組員全員に共有されたと思います。私がANAの偉い人なら、当日のその機のスタッフにはこういうときに何食わぬ顔で接客ができるベテランのスタッフで固めますね。 そしてそうだと決まっていた以上、エプロンを盗んだ行為も「泳がされていた」と考えるのが自然です。事前にエプロンを置いておいてその場は誰も取り押さえず、飛行中に「盗まれてる?」「なくなってますね」「よし、盗んでくれた。機長に報告だ」となって、機長から会社に「エプロンは盗まれた」と報告され、それは即羽田で待ち受ける捜査員に伝えられたはずです。 犯人は自分が疑われていることに全く気付いていないわけですから、機内に捜査員が乗り込んでくる必要は全くありません。むしろそういうことがあると、他のお客さんを不安にさせてしまいます。「同じ飛行機に犯罪者が乗っていた」となったら「なんか怖いから、次からANAを使うのはやめよう」となる可能性があります。 羽田では制服の警察官がそれとなく遠くから監視してたでしょうね。そして到着ロビーで彼がちょっとホッとしたときに捜査員が「ちょっとすいません」と声をかけたのではないかなと思います。 犯人の男は藝大を出てるくらいに頭がいい人だから、逮捕された後に「ひょっとして、わざとエプロンを盗ませたか」と気づいたかもしれませんね。 こういうのは、もうそれこそ何ヵ月も前から準備されていたと思います。もしかしたら彼の「コレクション」についても警察は何かの情報を得ていたかもしれません。だからテレビカメラも出る事態になったんじゃないかな。 犯人の顔なんて、防犯カメラの映像にそこらじゅうに残ってますよ。ANAから提供を受けていたことでしょう。
- tenteko20
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ニュース動画の中で逮捕後に自宅を調べたらいくつも制服などが出てきたという事なので搭乗時にはまだ窃盗犯の容疑者という事は認識できていなかったと思います。 おそらく機内でエプロンを盗んだ時にCAに目撃されていて到着空港側に連絡が行って警察が待っていたのでしょう。 離陸前やその場で捕まえてとなると運行に影響が出て他の乗客に迷惑がかかりますし、凶悪犯罪でもなく、逃げられないので到着時にという判断だったと思います。