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細雪の特徴を教えて下さい
谷崎潤一郎の細雪を読書していますが、日本の小説や文学が合わないのか面白いと思えません。 個人的に四人姉妹ではじめから女性を登場させている点と大阪弁が少しわかりづらいです。 序盤から縁談の話しで探りを入れる厭らしさと女性特有の打算的な考え方が私には苦手な気がします。 決して駄作ではないと思いますが、読んでて魅力を感じません。 ファンの方には申し訳ないですが、これって女性向けなのでしょうか?
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同じ家で生まれた四人姉妹がそれぞれの違う人生を歩んでいく物語。 私の母は 7人姉妹でした。男は父親だけ 8人の女性に囲まれた生活 美人の家系でみんな美人なのに 最初に生まれた長女だけは 下の子の世話とか いろいろと家事を手伝ったりしないといけなかったみたいで 年の割に老け込んだ感じで売れ残ってしまいました。 細雪では三女が売れ残っていましたね。 それぞれ違う人生を歩んでいくところも似ています。 普通のサラリーマンと結婚した人 自衛隊員 警察鑑識課員 などそれぞれ違う世界の住人と結婚していきました。 といった現実とリンクした感じの小説に感じました。 読んだのは高校1年生の頃だったかな。 谷崎氏は、1886年〈明治19年〉7月24日 - 1965年〈昭和40年〉7月30日)この時代を生きて小説を書いた人ですから 現代とは価値観も大きく違うし そのまま受け入れがたいところもあるかもしれません。 過去の歴史を見る感じで その当時の人々ははこんな生活をしていたのだという目で読めば楽しめると思います。 妻妾同居という家庭も当たり前にあった時代ですね。 私も東京に出てきて そんな家庭に育った人と知り合ったことがあります。
お礼
ありがとうございます💗