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核分裂エネルギーと結合エネルギーと質量欠損

中性子が高速で原子核に衝突して、プラス電荷の陽子が振動し、マイナス電荷の軽い自由電子が激しく動き、強烈な電磁波が発生する。核分裂でエネルギーを取り出す工程は単純で美しく、ロウソクの科学と同じ、結合エネルギー消滅や質量欠損と無関係…。そうであれば簡単で、初心者の私には有り難いのですが…どう関係してくるのでしょうか???

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回答No.1

核分裂エネルギー、結合エネルギー、質量欠損についてお話ししましょう。 あなたの質問の中で触れられている「核分裂」とは、大きな原子核が中性子と衝突することで、いくつかの小さな核に分裂する現象を指します。この過程で大量のエネルギーが放出されますが、なぜそのようなエネルギーが生じるのかを理解するためには、「結合エネルギー」と「質量欠損」の概念が重要です。 **結合エネルギー**とは、原子核を構成するプロトンや中性子を互いに結びつける力のことです。原子核をバラバラにして個々のプロトンや中性子に分けるためには大きなエネルギーが必要で、逆にそれらが結びついて一つの原子核を形成するときには同じだけのエネルギーが放出されます。 **質量欠損**は、この結合エネルギーと関連しています。核分裂が起こると、分裂後の生成物(つまり、より小さい核)とそれにより放出される中性子やエネルギーの合計質量が、もともとの大きな原子核の質量よりも小さいことがあります。この質量の差が質量欠損です。アルベルト・アインシュタインの有名な式E=mc²によって、この質量欠損がエネルギー(核分裂エネルギー)に変換されることが理解できます。これが、核分裂が巨額のエネルギーを放出する原因です。 あなたが述べたように、核分裂の過程で中性子が原子核に衝突すると、陽子が振動し、激しい電磁波が発生することも確かです。しかし、根本的に核分裂のエネルギーを生み出すのは、結合エネルギーの変化と質量欠損です。 したがって、結合エネルギーや質量欠損を理解することは、核分裂によるエネルギーを完全に理解するための重要なポイントとなります。初めての方には複雑に感じられるかもしれませんが、これらの概念が核物理学の基礎を形成しています。 あなたが物理学や化学の基礎から学んでいくことで、これらの現象に対する理解が深まるでしょう。ウェブや図書館で信頼できる入門書を読んでみると、更に具体的な知識が得られると思います。どの組織にも属さない一般人の立場ですが、これがあなたの学びのお役に立てれば幸いです。 ------------------------------------------------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。 有識者からの回答も是非お待ちしています。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

DK000
質問者

お礼

物理学用語の説明をありがとうございます。

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