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作者 寛禅文孝 良寛さんのことです。 良寛は俗名、号は大愚。幼名は山本栄蔵、15歳で元服し文孝と名乗りました。 文の作者 魏徴 唐初期の人 「述懐」全文 中原還逐鹿、投筆事戎軒、縦横計不就、慷慨志猶存、仗策謁天子、駆馬出関門、請纓繋南越、憑軾下東藩、鬱紆陟高岫、出没望平原、古木鳴寒鳥、空山啼夜猿、既傷千里目、還驚九逝魂、豈不憚艱険、深懐国士恩、季布無二諾、侯嬴羸重一言、人生感意気、功名誰復論。 中原還逐鹿 中原還(ま)た鹿を逐(お)い 投筆事戎軒 筆を投じて戎軒(じゅうけん)を事とす 縦横計不就 縦横の計 就(な)らざれども 慷慨志猶存 慷慨(こうがい)の志 猶お存せり 仗策謁天子 策を仗(つ)いて天子に謁し 驅馬出關門 馬を駆って関門を出ず 請纓繋南粤 纓(えい)を請うて南越を繋ぎ 憑軾下東藩 軾(しょく)に憑(よ)りて東藩を下す 鬱紆陟高岫 鬱紆(うつう)として高岫に陟(のぼ)り 出没望平原 出没して平原を望む 古木鳴寒鳥 古木 寒鳥鳴き 空山啼野猿 空山 野猿啼く 既傷千里目 既に千里の目を傷(いた)ましめ 還驚九逝魂 還た九逝の魂を驚かす 豈不憚艱険 豈(あに)艱険(かんけん)を憚らざらんや 深懐國士恩 深く国士の恩を懐(おも)う 季布無二諾 季布(きふ) 二諾(じだく)無く 侯贏重一言 侯贏(こうえい) 一言を重んず 人生感意氣 人生意気に感ず 功名誰復論 功名 誰が復(ま)た論ぜん
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