以下のとおりお答えします。
>歯医者でレントゲンを撮り、骨の異常もなく膿もないが痛みが続く ご飯を食べている時は痛くないし、体を横にしていれば痛くない 同時に左の頬骨もいつも痛い。どうしたら解消できるでしょうか。
⇒「左の奥歯・頬骨の痛み」と聞いてある経験を思い出しました。30歳のころでした。ypacsさんと同じ部位が痛むので歯科医へ行きました。最初は奥から2番目の小さな虫歯を治療したのですが、痛みは全然変わりません。あまり痛がるので、医師が訝りながら局部のレントゲンを撮ってみたら「水平知歯」であることが判明しました。
親知らずが、あご骨から出て奥歯の方向に向かって真横に伸びるのです。それがずっと伸びて、ついに隣の奥歯に突き当たっていました。親知らずはさらに伸びようとして隣の奥歯を押すのです。その痛みといったら尋常ではありません。
本来、親知らずは一番奥の歯で、異常がなければそのまま使える歯のはずですが、現代人は固いものを噛まなくなったので口が小さくなり、口腔内の面積が減ったために、しばしば変な生え方をするようになったのだそうです。人によっては、親知らずが生えない人(超現代人?)もいるらしいですね。
さて、その水平知歯の抜き方ですが、ペンチで簡単に抜歯できるような状況ではありません。ノミやカナヅチで砕いて取るのです。かなり大がかりな手術で、2~3時間かかりました。最後に口腔内の粘膜(?)を5、6針縫っていました。手術後、10日間ほどはまともな食事ができず、みそ汁、お茶、牛乳、ジュースなどで「命をつないで」いました!
ところで、水平知歯はしばしば、外観ではよく分からないことがあるらしいです。私の場合はまさにそれで、隣の歯にぶつかるまで分からなかったのですから。しかも、水平知歯は歯茎や歯肉を切り裂きますので、あまり伸びていなくても痛む可能性があります。ypacsさん、どうぞ早めに精密検査をなさってみてください。
「水平知歯でないことと、1日も早く痛みが治まることを祈っています。」
お礼