自民党幹部は地震の予知が出来るのか?
先日の1/17で阪神淡路大震災から20年が経過しました。そのときの首相は社会党の村山首相です。
東日本大震災の時は民主党の管首相です。
それ以外にも大震災は数年に一度起きていますが、関東大震災以来の超大型震災であるこの二つの地震の際、ともに自民党以外の首相でした。
私の周りの保守派の人間には
「自民党以外の者が首相に就くと、天の怒りを買って、大震災が起きる。
だから未来永劫、日本の政権与党は自民党、首相は自民党員でなくてはならんのだ!」
という人がいます。
これは過激な意見で、まあ、保守派、というよりはちょっと頭がイカれてますが・・・・
しかし、ある程度大真面目に
「実は自民党幹部は地震学者からの情報で既に大地震の予知に成功している
そこで、この先数年後に大地震が起きそうだ、というときにはその前の衆院選挙で意図的に負けて、
政権を別の党に押し付けるのだ。
そして地震による苦労を背負わず、首相および政権与党の非難をしまくり、ある程度片付いたら
”やっぱりこの国難においては自民党に政権をお任せしないとだめだよな”
という世論を興らせて、政権与党に復帰するのだ。
だから、また次に自民党が政権を他に譲ったら、衆議院の任期である4年以内に阪神大震災級の地震が必ず起きるよ。」
という人がいます。
私が
「地震予知などという画期的なことに成功したのが事実なら、それを自民党の党利に使うのではなく、それこそ国家万民のために広く公表して国家的対策を打ち出し、少しでも被害を少なくするべきではないか?
それこそ、地震予知時点で政権を与えられている政権与党の義務ではないか?
それを”地震が起きるときは、自民党以外に首相の座を押し付けちゃえ!”
とはなんと子供じみた思考だろうか?」
と反論したところ、
「それが普通の考え方、人間としての当然の考えさ。でもその普通の考え方をせずに、
”とにかくあらゆる情報は何でもかんでも我が党の繁栄の材料にする。そのためには多くの犠牲者が出ようが何が起ころうが、知ったこっちゃない。それが”ザ・自民党”
なのさ。
それに阪神大震災、東日本大震災級の地震対応など、どんなに強固な政権でも一人の死者も出さないなんてことは不可能だからね。
出来ない、とわかっていることに対しては、”立ち向かう”のではなく、”逃げる、他人に責任を押し付ける”、という選択肢だってあるわけさ。君の会社にもそういういい加減な奴っているだろ?」
と反論されました。
私は
「たしかにそういういい加減な奴もいるが、会社と政府、内閣とは責任の重さが違う。
そんないい加減な奴に政治をやってほしくない。」
と反論するもその人は
「あ、知らなかったの? 自民党って昔からいいかげんな奴の集まりなんだぜ。
これまでどれだけ汚職事件や疑獄事件を生んできたのか知らないの?
欲とカネにまみれた集団。それが自民党さ。
そんな奴がとても人間の力では太刀打ちできない、とわかっている天災に立ち向かうと思う?
逃げるに決まってるじゃん!」
とのことでした。
そういわれれば、そんな気もします。
これは本当でしょうか?