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ドア枠取り付け DIY

古い離れを自分でリフォームしています。 そこでドア枠の取り付けについてです。 ドア枠の下地となる柱は、ドアの寸法より何mmほど大きく作ればいいんでしょうか。 施行書を読んでも、ドア枠より横は10mm縦は5mm大きくと書いてありますが、かい木が10mm以上と書いてあり、頭の中が???となっています。 YouTubeなどで調べても細かいことは出てこず、ここで質問させていただこうと思いました。

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回答No.2

「ドア枠の下地となる柱は、ドアの寸法より何mmほど大きく作ればいいんでしょうか。」 ドアの寸法からいきなりこの何mmというのは出せません。 ・ドア本体 ・ドアと枠のすきま ・枠の厚み があるわけです。 というわけで、ドア枠の下地の開口の内側寸法は、枠の外側ぴったりというのが、理屈を考えるうえでのスタート地点です。 ただしこれはあくまで考え方のスタート地点で、実際その寸法では作りません。 最近の木造住宅では、工場で作った既製品のドアとドア枠を使うのが主流ですので、その例で説明します。 たとえば既成のドア枠の外側寸法がカタログ値でW900xH2040だったとします。 そのときに、下地の開口の内側寸法をW900xH2040ぴったりで作るとどんな事が起こるか知っていますか? すると、枠が入らないという事態が起こります。多少の隙間が無いと、入らないのです。その隙間をどれくらいにしたら良いのかというのが、「ドア枠より横は10mm縦は5mm大きく」という話です。 上の例で言うと、下地の開口内側を、W910xH2045位で作りなさいという事です。横が10mm大きいのは、左右5mmずつの計算です。ただしこれは、プロの大工さんレベルで、慣れていないDIYの人がこんな精度で作るのは非常に難しいです。 工場で、木質系の合成素材で作られたドア枠は、割とカタログ通りにピシッとできていますが、下地材の角材は、反ったり波打ったりしています。プロの大工さんなら、それにも色々な技術で対応できます。しかしDIYの人にその技術はムリだと思うので、たてよこそれぞれもう2-3mmずつぐらい下地の開口を大きくしても構わないと思います。ところで、高さは、床仕上げの厚みと、沓摺(下側の枠)を付ける場合はその厚みを忘れないように加算して下さい。 その状態で、下地の開口にドア枠をはめ込むと、すんなり入ってくれはするものの、当然ながらガバガバになりです。なので、下地材と枠の間の隙間に小さな木材をクサビのように詰めて、ガバガバを解消します。その木材がかい木です。かい木は、大きな木材1つではなく、小さな木材をいくつか入れて行います。大工さんは薄いベニヤ板をクレカ程度のサイズぐらいに切り刻んだものをよく遣います。 枠の固定には、一般的にビスを使います。下地材から枠に向かって打ち込みます。かい木は貫通させますが枠を貫通させてはいけません。枠の厚みの途中でビスの先端を止めて固定します。

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