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ドンキホーテのストーリー
ドンキホーテ(ラマンチャ)のストーリーを教えて頂きたいのですが。また、この作品はどういうジャンルで演じられているものですか(ミュージカル、演劇など)。ストーリーの作者は誰でしょうか。
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ドンキホーテのストーリーということですが、ミュージカルナンバーを歌われるようなので、ミュージカルの「ラ・マンチャの男(ミュージカル)」のご紹介から。 【ミュージカルのストーリー】(ねたばれあり) ミュージカルでは、セルバンテスが投獄されたとき、牢の中で囚人達とともに「ラ・マンチャの男」の芝居をします。このセルバンテスの芝居がストーリーの中心です。 長い話なので、詳細は参考URLをご覧頂き、以下かいつまんで書きます。 劇中劇では読書好きのアロンソ・キハーノという男性(50歳くらい)が、本を読んでいるうちに現実と物語の区別がつかなくなり、「自分こそラ・マンチャのドンキホーテ(騎士)」であると思いこみ、従者とともに旅に出る話です。 旅の途中で立ち寄る旅篭屋で出会う人々が、物語の中心人物となります。キハーノが「気高きドルネシア姫」と慕う下女(?)のアルドンサなどを中心に、夢を追うキハーノ(ラ・マンチャの男)と、現実のギャップをコミカルに、時にぐさっとくる名台詞で描き出していきます。 ここから下はラストシーンの「ねたばれ」です(笑)。 セルバンテスの芝居は、ラ・マンチャの男が病没するところで終わります。そしてミュージカル自体の最後は、劇を終えたセルバンテスに牢名主が「ドン・キホーテはおまえの兄弟か?」と尋ね、セルバンテスが「おお、神よ! 救いたまえ われらは二人とも ラ・マンチャの男です」と答えます。そしてセルバンテスが一歩一歩階段を上がりながら幕になります。 楽しむよりはメッセージ性が強く、文学的な作品のように感じます。そういった深遠さ(?)ゆえか、名作の誉れ高い作品です。 【演じられるジャンル】 ミュージカル作品のほか、映画、バレエなどで演じられています。 ・映画 1972年のイタリア映画「Man of La Mancha」、2001年のアメリカ映画の「ドン・キホーテ-ラ・マンチャの男-」などがあります。 ・バレエ バレエでは「ドン・キホーテ」というタイトルで演じられているようです。 ストーリーは、ミュージカル版の劇中劇の部分だけが取り出され(セルバンテスの劇という扱いではない)、ラ・マンチャの男が途中立ち寄った旅篭屋の娘キトリを巡る恋愛どたばたに、ラ・マンチャの男がからむような話です。 ミュージカルの深遠さとは違い、バレエは楽しむための作品、という感じでしょうか。 【ストーリーの作者】 原作はセルバンテス(ミュージカルだと劇中劇を演じている当事者です)の「ドン・キホーテ」。岩波文庫で全部で6巻の大作です。 名作といわれるミュージカルはデール・ワッサーマンの脚本、ミッチ・リーの作曲により、1965年にアメリカで初演されました。 バレエの「ドン・キホーテ」はレオン・ミンクスの作曲によるものです。 【最後の場面の歌】 フィナーレは全員で「見果てぬ夢」を歌います。ラ・マンチャの男のメインナンバーにして名曲です。 「見果てぬ夢」は劇中に何度か出てくるナンバーですので、参考URLで歌の登場箇所をご確認ください。
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- telescope
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セルバンテス(1547~1616)の代表作です。 演劇でもミュージカルでも上演されています。映画にもなったことがあります。 バレエでも演じられます。近々熊川哲也の公演がありますのでよろしかったら。 http://www.ints.co.jp/DonQuixote/donqu.htm ストーリーと言われても、岩波文庫で6冊にもなる大作です。 簡単にあらすじを言ってしまえば、 URLに書いてあるようなことです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003272110/249-7323555-3249913
お礼
ありがとうございます。実は今度「ラマンチャの男」というドンキホーテの物語のうち、最後の場面の歌を歌うのですが、物語の最後はどういう展開になっていくのでしょうか。
お礼
おかげさまで大変よくわかりました。歌を歌うのも、ストーリーを分かって歌うのとそうでないのでは、違いますから、助かりました。ありがとうございました。