- ベストアンサー
別海牛乳
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
牛乳マニアです。 >質問ですが、別海牛乳は他の地域と比べてどのような特徴があるのですか? 産地による牛乳の味の違いというのは、ほとんどないと思います。特に北海道東部でつくられた牛乳は、大雑把にいえばどれも一緒です。 いや、本来は酪農家一戸一戸が出荷する生乳の味はどれも微妙に違うはずなのです。配合飼料ばかりに頼らず、牧草主体で飼育された牛の乳はさわやかな風味がするし、牧草の善し悪しや牛の健康状態によって、味が変わるはずなのです。でも、牧草主体でつくった生乳は乳脂肪分が増えず引き取り価格が安くなってしまうので、どこの農家でも牛に大量に配合飼料を与えて乳脂肪分を増やそうとします。養殖のハマチに脂の濃い餌をやるのと一緒です。そして各農家でそうやってつくられた生乳は大手の乳業メーカーに集められて、よその地域の生乳といっしょくたに混ぜて加工されるので、もはや産地もへったくれもない一様な味になるのです。 で、それじゃいかん、産地の特徴を出したおいしい牛乳をつくりたい、と酪農家だって当然思うわけです。別海町では「べつかい乳業興社」という組織をつくって、低温殺菌牛乳を製造しています。低温殺菌というのは手間とコストがかかるけれども風味を壊さないおいしい牛乳ができるのです。そして、低温殺菌の牛乳をつくろうとしたら、牛の衛生状態から改善しないといけませんから、酪農家の手間もかかるのです。でもそうやって大事につくられた牛乳がまずいわけがありません。 コープさっぽろで売っている「黄金そだちの別海牛乳」という製品は、べっかい乳業興社がそうやってつくった製品だから美味しいのでしょう。そしてそのアイスもシリーズ商品だから、原料にそうした生乳を使っているのではありませんかね(調べたけれど、原材料がどこから供給されているかの記述はありませんでした)。ただ、そのアイスの製造元は現在では別海町ではなくて小樽市に工場のある会社のようです。 遠回りになりましたけど、質問の答えとしては「産地による味の違いは顕著にあるわけではないけど、どこの産地の牛乳でもまじめにつくられたものは美味しい」ということになるんじゃないかと思います。道東地方には別海町に限らず、低温殺菌の牛乳をつくっている酪農家主体の小さな乳業会社がいくつかありますけど、どれも本当に美味しいです。
その他の回答 (5)
- iq0_0w
- ベストアンサー率15% (35/225)
北海道でも寒い地域で、それ故別海に限らず農産物は旨いですよ。私は北海道製品を買う時は別海とか寒い地域のを買います、旨いから。 ウィキペディア 気候 ケッペンの気候区分によると、別海町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。冬季は-25℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。
お礼
寒いと、濃厚になりそうな気がしますね。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。
- gokukame
- ベストアンサー率22% (1016/4536)
別海のおいしい牛乳の特徴は、濃厚で深いコクと上品な味わい。この独特の風味を生み出す別海の乳牛は、ホルスタイン種とジャージー種を掛け合わせた特別牛だそうです。
お礼
特別な牛なんですね。乳牛はホルスタインしか浮かんでませんでした。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8800/19958)
>別海牛乳は他の地域と比べてどのような特徴があるのですか? 脂肪分が高め(季節による) 隣町の浜中牛乳も同じような特徴があり、浜中牛乳はハーゲンダッツの原料乳に使用されている。
お礼
隣町は隣町で、信頼されている牛乳なのですね。 このあたりの牛乳は素晴らしいんですね。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。
- merrysun2
- ベストアンサー率15% (5/33)
お礼
美味しい牛乳も気になりますが、ソフトクリームも気になりますw お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。
- iyonohanamuko
- ベストアンサー率54% (6741/12375)
質な餌と水、そして涼しい気候です。 別海町は、火山灰層で覆われた日本最大規模の広大な土地が良質な牧草を育て、 摩周湖から流れ込むミネラルたっぷりの水分が牛たちを元気にしています。 また、乳牛は代謝熱が多いため暑さに弱く、健康のために涼しい気候が欠かせません。 別海町は、夏場でも最高気温が20℃前後と涼しく、牛たちにとって過ごしやすい環境となっています。 そして、酪農の歴史が長い別海町では、その技術も蓄積してきました。 まず、牛乳をおいしくするための餌、牧草の処理方法や配合飼料のバランスなど、 様々なことが日夜研究されています。 さらに、乳牛は常に乳を出すわけではなく、出産のタイミングを見極め、 上手くローテーションさせる高い技術が必要とされます。 このような技術を後世にも伝えるため、別海町には全国的にも珍しい 「酪農研修牧場(http://betsukai-kenboku.jp/)」が設置されています。 技術の横展開をしっかり行うことで、おいしい牛乳をつくっているのです。 https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/01691/16372 だそうです。 私も一度食べてみたことがあるのですが、濃厚で深いコクと上品な味わいで、まろやか口当たりの印象でした。
お礼
色々と気を使っているのですね。その結果のこの美味しさ。ありがとうございます、です。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。
お礼
>どこの産地の牛乳でもまじめにつくられたものは美味しい これに限りますね。真面目に一所懸命取り組んでくれている酪農家さんに感謝して、美味しい牛乳を飲みたいと思います。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。