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風邪を引いているとき、なぜ全身麻酔はいけないのですか

1週間後子供が手術予定です。 手術をする際全身麻酔をしますといわれてます。 風邪を引いていると危険だと説明されたのですが、 具体的にどう危険なのでしょうか。 また、鼻水と咳だけで熱はないのですが、手術は延期したほうがいいのでしょうか。

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回答No.3

麻酔科医は、患者さんの状況と麻酔の方法、手術の侵襲の大きさなどを考慮して、総合的に麻酔の可否を決めています。  風邪症候群は、主に種々のウイルスによって鼻から肺までのいろいろな場所に炎症が起きる状態を言いますが、炎症が上気道(鼻からのどの手前まで)に限局している場合にはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの症状が、下気道(のどの奥から気管、気管支、肺まで)まで炎症が及ぶと声のかすれ、咳などの症状が加わります。急性上気道炎中の小児に麻酔をかけても、術後の呼吸器合併症は増加しなかったという報告もある一方で、(下気道まで炎症が及んでいる場合はもちろん)炎症が上気道に限局している場合でも気道全体の過敏性が増強し、喉頭けいれん、気管支けいれん、無気肺その他気道合併症が数倍から数十倍多くなるとも言われてます。また、これら気道の過敏性は症状が治まった後も数週間持続すると言われていますので、4~6週間ほど手術を延期するのが理想的です。しかし、それだけ間を開けると他の感染症にかかってしまったり、ご家族の方々の負担が増えてしまったりしますので、実際には前述の通り麻酔科医がいろいろな条件を判断し、麻酔の可否を決定することとなります。  以上、先ずはご参考まで。

karasu30
質問者

補足

本日病院へ問い合わせたところ、とりあえず手術前の検診でどうするか決めることになりました。 今回、子供の症状に「痰がからんだような咳」があるので、どうなるかわかりませんが、なんとか無事に手術を終えれればいいなと思っています。

その他の回答 (2)

回答No.2

 申し訳ありませんが今は時間がありませんので、とりあえず簡単に。明日も書き込みができたら、もう少し詳しく説明させていただきます。  特に子供の場合、鼻が詰まっていると麻酔前後の呼吸が不安定な時期に上手く呼吸が出来ない可能性があります。酸素を取り込むことが出来ないと、脳に障害が残ったり、生命に危険が起きたりすることもあります。  いずれにせよ、最終的には実際麻酔をかける先生の診断によると思いますが、「今絶対手術しなければいけない病気」ではなければ、延期した方が安全な場合があるのも事実です。そのあたりの判断は、直接麻酔の先生に伺うのが最良と思います。  以上、先ずはご参考まで。

karasu30
質問者

お礼

とても参考になりました。 鼻水くらいだからと甘く見ていてはいけなかったのですね。 とりあえず今日一日様子を見て、明日病院へ相談の電話を入れてみます。

回答No.1

体調の問題もありますし、風邪薬などを服用しているとその影響も考えられます。 そもそも全身麻酔をして検査・手術を行う必要があるという事は まったくの健康体とは言えないデリケートな状態の「患者」であって 全身麻酔そのものも、体をほぼ無意識・無抵抗の状態にする行為ですので 慎重にならざるを得ない、といったところではないでしょうか。 下記のURLなどをご参考に。 http://www.med.osaka-cu.ac.jp/Anesth/anesthesia/what's.anesth.html http://www.hbhc.jp/bumon/masui/contents.htm

karasu30
質問者

お礼

URL、参考にします。 ありがとうございました。

karasu30
質問者

補足

担当医の先生に聞いたところ、主に体調のほうが問題らしいです。 風邪薬はとりあえず飲み続けるように指示されました。 大阪大学のHPは大変参考になりました。 ありがとうございました。

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