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腐葉土の再発酵

市販の腐葉土を再発酵させようと思うのですが、好気発酵か嫌気発酵のどちらが良いかわからずにおります。 黒いビニール袋、通気性の良い黒の土嚢袋、もしくは他に選択肢はありますか?

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回答No.3

腐葉土としての機能は「土の中での分解速度が遅い性質の堆肥」としての土への植物の繊維質の補給。なので見た目だと分解半ばに見えるのを選んで大丈夫。分解し尽くすのは混ぜた土の中での話。 土に大量に混ぜるのでもない限りは腐葉土の場合は、もし少し未熟であったとしてもそれほど植物の根への悪影響はありません。 他の稲わら堆肥や馬糞堆肥なども分解は完全にはなっておらず大抵は形がいくらか残ってます。その残った部分が土に居る有用微細生物の住処となり餌となります。なので繊維質が多い程良い土を作る事が出来て、植物の繊維質が牛の4つの胃で完全に分解し尽くされている牛糞を原料に使う牛糞堆肥と言うのは、市販品は落ち葉や小枝で土がべた付いたり乾燥するとカチカチに固まるリスクを少し下げて量を「増量」してあるだけで、新規で畑を作る時の土壌改良には使えても、毎年の土作りなどに使う目的では堆肥としての効き目はかなり低め。かえって塩分や輸入穀物に混ざる外来雑草種子の畑の土への混入など牛の飼料由来のリスクも多めなので、弊害の方を考えれば堆肥としての使用はお薦めしません。一度畑に侵入してしまうとしつこくて根絶が大変な外来雑草は牛糞堆肥を使わなければ生えてきませんし。 完熟腐葉土を再発酵すると植物繊維が細かく分解され過ぎてしまい、結果有用微細生物の住処と餌の用は足さなくなり、有用微細生物の生息数が大幅に減り、かえって混ぜる土の質を落としてしまうこ とになりかねません。土を良くしたいのなら余計なことはしない事です。 あと、もし湿らせての再発酵をしてしまうと、内部の空気の循環が過剰な水分の為に鈍く成り、嫌気性の腐敗菌が優位になる事があって腐敗菌が増えれば有用微生物の良いバランス環境が崩れてしまい、土が腐ってしまう可能性も・・・。腐った腐葉土を無理に元に戻そうとするなら何倍もの土に混ぜてから雨がかからない様に置いてしばらく寝かせるくらいしか手立てが無く、かなり手間も時間も金額もかかり広い場所と雨除けが必要になりますから、それらが無理なら結局は廃棄することに。でもこれはもったいない話ですよね。 インターネットでの、専門家ではない個人が発信する情報はあくまでも「個人的な意見」。誰かの独断をそのまま信じた誰かがコピペし紹介、その内容の真偽も確認しないまま多くの人が同じコピペを何度も繰り返し、いずれそれが同じ内容が多数になるほど優位となるインターネット上では主流となってしまい、当たり前の様に書かれている事もしばしば・・・。 ガーデニング関係のお仕事をなさっている方が情報源なら専門の学校で学んでいるのでほぼ信頼できますが(ただし、学校で学んだ時の古い情報を未だアップデートしない人も中には居ますが・・・。プロだと仕事の為には常に最新の情報を把握していないと成らないのですが)。   ユーチューブなどの画像で植物や土や育て方について持論や自分なりのやり方を発信し紹介する人の動画を見ると、中には突っ込みどころがいくつもある人も居て、視聴者集めの発信だけが目的で植物や土についての基礎知識は半端にしか覚えてしていないな・・・と感じる時があります。 情報の真偽に迷ったら自力で解決するにはインターネットの情報で探すのではなく、確実に正しい内容が得られる書籍の方を頼って大き目な図書館など利用し確かめてみて下さい。どんなジャンルの専門用語などもまずは図書館にある百科事典なら大抵の意味や解説が、辞典や辞書では書かれるスペースが限られる分、簡潔にわかり易く書かれています。図書館に置かれている百科事典だとそれで見つからない事は滅多に無く、詳しい説明が読みたいならそのジャンルの本を探します。見たい本が置いていなくても頼むと近隣の図書館に置いてあるか調べてくれてあれば、取り寄せてもらえます。確実に正しい知識を得たいのなら書籍を頼るのが良いです。 特に土や堆肥の基礎知識は、大きな書店の園芸本コーナーで、一般向けに書かれている「土・肥料・堆肥」について書かれている本を一冊購入なさり、いつも手元に置き何度も読むことをお勧めいたします。 選ぶ際はざっと読んでみて図解や画像が多めでわかり易く感じる物を。読むと基礎知識がしっかり学べ有用微細生物と団粒構造の重要さ、肥料成分の種類と各成分の働き方、堆肥の種類と効き目について確実に身に付き自分でもすぐ実践できるようになって、応用もできるように。 著者の方はほとんどが専門に学んだ人で、出版社の編集の方も詳しい方が携われているので、出版年数が新しめの物なら情報も古くなくほぼ間違いはありません。

dngr06
質問者

補足

実際にYouTubeでみた動画を真に受けて、やってみようと思った次第です…… そりゃ考えてみれば、腐葉土のみならず園芸関連だって書籍で学ぶのが一番ですよね。

その他の回答 (2)

  • FattyBear
  • ベストアンサー率33% (1532/4617)
回答No.2

「腐葉土としての機能」 腐葉土は「通気性」「保肥性」「保水性」を兼ね揃えています。 腐葉土自体にあまり栄養分はありませんが、有機物を分解する微生物が多いため土と混ぜることで土壌自体に微生物が増加し、葉を分解する際に生成される養分で土壌が改善されていきます。 また崩れているとはいえ、多少葉の形が残っているので、土壌内に小さな空間がいくつも生まれて通気性・保水性に繋がります。 通気性がよく、空気が含まれることでふかふかの土壌にすることができるのです。 -------------------------------------------------------------------------------- なので、細かくなり過ぎると土壌内に小さな空間ができません。 分解され過ぎていると、葉を分解する際に生成される養分も期待できません。

  • FattyBear
  • ベストアンサー率33% (1532/4617)
回答No.1

再発酵とはどの様なことをお考えなのでしょうか? 通常、販売されている腐葉土は完熟されたものが商品化されて いると思います。不完全な発酵の商品や未熟商品ならその必要が あるのでしょうが、普通の正規商品ならその必要はないのでは。 繊維質まで無くなり、細かい土壌化までさせるつもりなら好気発酵 です。でもそこまですると腐葉土としての機能が失われるかも。

dngr06
質問者

補足

完熟とは記載されているものの、そうとは限らない市販品も多いとネットでみかけたので挑戦してみようと思った次第です。 腐葉土としての機能……とは、なんになりますか?

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