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会社が閉鎖的なムラ社会で起こる恩恵って何?
昨年転職した先が、世界的なメーカーです。(厳密にはホールディング傘下のグループ会社) この会社が会社名からは意外なほどに「お役所的」「縦割り」「閉鎖的なムラ社会」で、驚いています。 (私が過大な期待を寄せていたやもしれませんが) ・毎年グループ一括で数百名の新卒一括採用、中途採用は全体の数% (妻が近所でうちの旦那中途採用で〇〇勤めです、と挨拶すると、「旦那さん優秀なんですね!」と驚かれる) ・「うちの常識は世間の常識だから」 ・「うちは昔からこうだから」 ・「不平不満は禁止、ネガティブ発言は禁止、職場の和を乱すな」 ・新規開発が始まると、「合議承認ルート」の「承認」に1週間くらいかかるのが常識 ・国内出張の申請には「出張申請提出許可申請」が必要。本申請と併せて全部で2週間ぐらいかかる ・電子決済システムに入力して印鑑レスはいいのですが、懐中電灯一つ買うのに1週間半かかりました。 (金額レベルで決済ルートが変わるのですが、その決済ルートのパターン分けが5種類ぐらいあり、それを調べるのが大変) ・現場で労災が起きると現場班長が顛末書を書くのですが、「その理由では〇〇部長が納得しない」で3回くらい担当部長(15人くらいの職場に部長が3名いて、その中にも上下がある)の添削が入り、最終的には個人の注意不足・再発防止のためのKYT教育 でいつも終了。近々では労災のたびに「各人の安全意識は職場の清掃から」という名目で定例清掃活動が増えていきます。 半沢直樹ばりの(変な歌舞伎俳優みたいなパワハラ重役はいませんが)官僚主義・お役所的運営で、びっくりしています。そして、 「この会社でこの有様では、きっと日本中みんなこんな感じなんだろうな」とも思っています。 ただこの会社、創業100年以上、「グループとしては」順調に業績を伸ばしています。 (私のいる事業所としては微赤です) 歴史を振り返っても、危機的な時期はありません(分社化ホールディングス制移行はありましたが) 昨今のサステナブームにも乗っかって、未来に向けて色々と施策があるようです。 そこで質問なのですが、 「会社がお役所的で閉鎖的なムラ社会」であることで、何か企業体が栄える有利なことってあるのでしょうか? あるいは、 「世界的に有名なあの企業が儲けているのは、閉鎖的で外部の意見を取り入れないムラ社会の文化を維持したから」 「あの企業が凋落したのは、広く門戸を開放し前例にとらわれず外部意見をどんどん取り入れたから」 なんて例が、実はあるのでしょうか? それとも実はこの会社、これから衰退するのでしょうか?
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- yaasan
- ベストアンサー率22% (2731/12290)
世界的なメーカーの中であなたが勤めた会社だけがムラ社会なら、安定の中で社員全員が統一感を持って仕事をする、という家族感が社員の安定(中途で辞めない。ツーカーで仕事する)につながるという事かと。世界的なメーカーが先陣を切って、世界で勝負して、勝利のおこぼれを拾える会社であるなら、無理して成長する必要性は大きくないでしょう。競争が強くないから、年功序列で出世していくという形も努力が要らずに済むので安定だけを求めているには最適な職場じゃないかと。 だけど、先に書いたように競争に勝たないと会社は発展しないので、グループ企業ではないとか、先陣切って開発(営業)しなければならないとかだったら、先細っていくだろうと感じます。 >「世界的に有名なあの企業が儲けているのは、閉鎖的で外部の意見を取り入れないムラ社会の文化を維持したから」 これはトップ、またはその周辺までの社員が超の付く優秀な人材で埋まっている場合はありえます。優秀な人たちの優秀な技術や手腕で発展することはありえます。だから、世界で戦って勝てる会社が根本にあるグループ会社なら、ひたすら安定だけ目指すようなムラ社会でも通用すると思います。 >「あの企業が凋落したのは、広く門戸を開放し前例にとらわれず外部意見をどんどん取り入れたから」 この場合は広く意見を募って、どの意見が良くて、どれが悪いかを精査出来ずに突っ走ると凋落する危険性もあると思います。 >それとも実はこの会社、これから衰退するのでしょうか? 衰退するかは全てグループの中心企業に左右されるのではないかと思います。もしリストラの対象として、他のグループ会社より先に淘汰されそう、という感じであってもその時は中心会社がうまくいってないから、リストラをするという流れでしょうし。
- citytombi
- ベストアンサー率19% (1721/8628)
重厚長大で保守的ということは、常に安全運転で思い切った政策や経営判断ができにくい体質にある反面、リスクを冒さない経営に終始しているため、ある意味株主からも融資銀行からも信頼を得ている可能性が大きいです。 しかし、時代の潮流に乗り遅れる、あるいは舵が容易に曲がらない経営体質のため、時代相応のドラスティックな改革は望めないでしょう。取締役に改革派はいないと思います。 常に、上にいる社長の方ばかり向いている「ヒラメちゃん」が多いため、ボトムアップはあり得ないと思います。
お礼
ありがとうございます。 「報告会」「評価会」ばっかりやってて、 開発部サーバに残るデータはぐちゃぐちゃ、結局おととし発売したのあの機種のあの機器は何を採用したの?を調べるのに2日、 年2回の1 on 1ミーティングの目的は、コミュニケーションではなく「1 on 1 評価シート本部長向け提出前の添削」、 「ISO上そこに存在することが目的」の、誰にも読めない作業手順書の更新、合議承認、 これだけ非効率的な状況で長年業績順調ということは、 この多国籍製造業ホールディングスを支えるのは、技術じゃない他の何かなのでしょうね。 それならまあ、あと15年くらい持ってくれればそれでいいや、 そう思うことにしました。
- 31192525
- ベストアンサー率19% (709/3566)
kairibakaさん、こんにちは。 >会社が閉鎖的なムラ社会で起こる恩恵 『皆無』
お礼
ありがとうございます。 ですよね~。 ちょっと思いつきませんでした。 やっぱないのか。
- 振内山(@samusamu2)
- ベストアンサー率20% (714/3404)
業績を伸ばしてるなら、閉鎖的であろうとも外部から誰か入れて変革しようとかって考えないのでしょうね。 上手くいってるのに、わけわからない人を入れて、会社をぐちゃぐちゃにされたくないってのもあるでしょうし。 結構他の会社にいた優秀な人を入れる企業も多いですよね。そういうところってあまり上手くいってないからそういう人を入れてテコ入れするわけですけども。 >>「あの企業が凋落したのは、広く門戸を開放し前例にとらわれず外>>部意見をどんどん取り入れたから」 あるとすれば、外部意見を入れてその通りにやったことで結果的に改悪になって失敗したってケースならあるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 入社面接の際には、「今わが社は岐路に立たされている、あなたの力が必要だ」 なんて(重役級の人に)言われましたが、 「結局痛い思いをしていないからイマイチ変わろうとしない」 そんな典型なのかもしれないですね。 いや、変わる気ないんだったら、別にこっちは構わないよ、この給料だし。 でも何かあったら、とっとと逃げるからね。 どうしてもそんな感じになっちゃいますね。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3898/25698)
今の時代に逆行していますよね 衰退するに1票 長いものには巻かれろも通用しないんでしょうねぇ
お礼
いやあ、やっぱりそうかなあ、と。 「ウチは大企業じゃない!時代の変化に対応するためにこれからは変わらねば!」 と言いつつ、こーいうところは全然変わらないで、 もう変わる気ないんだったらいっそ清々しく大企業病でいいじゃん、なんて思ってしまいますよね。 そっかー衰退かあ。 今の給料であと10年持ってくれれば、大企業病でも全然いいんだけどなあ。マジで。
お礼
ありがとうございます。 ひょっとして「あえて外部の意見をシャットアウトして閉鎖的なムラ社会を維持することで今も大成功を収めている」なんて会社が世の中にはあるのかなあ?この人達、あえてこんな古典的なムラ社会みたいな企業にしているんだろか?なんて本気で思ってしまいます。 例えば世の中、大成功している一族企業なんかはあるとは思いますが、 「あえて閉鎖的なムラ社会経営スタイル」というのは、やっぱり思いつかないですよね。