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飛行機の性能向上がないとおもいますが…

子供の頃に行って以来2度目のブラジル行きが決まりました。フシギなのは前回と比べて飛行時間がそれほど短縮されてないこと、NYで給油が必要で本当の直行便がないことです。そこで教えてください。 ●ここ20年くらいしか知りませんが、飛行機の速度ってほとんど上がってないですよね?いろんな乗り物が20年もあれば格段に進化する中、またビジネスのニーズなどで時間短縮の要望が強い中、どうしてスピードアップしないのですか? (ヘリコプターは物理的に音速を超えられないときいたことがありますが、そのような物理的限界があるのでしょうか?) ●給油について。燃費に関して、またガソリンタンクに関していろんな他の乗り物が20年もあれば格段に進化する中、飛行機のそれは進化してないような気がしますがいかがでしょうか? よろしくお願いいたします。

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回答No.6

速度と燃費 音速に近づけば近づくほど抵抗の増大率が大きくなり、燃費が急激に悪化します。 最近の旅客機の設定巡航速度(ECON(=economy) Speed)は、環境保護の観点から、一昔前よりむしろ低下しています。B747の巡航速度はB777、A340より3~5%速い(高度・重量・上層風などにより異なり一律ではない)ですが、座席x距離あたりの燃費は、B777やA340はB747より10%近く向上しています。 給油について 燃費の話とも関連しますが、たとえばSingapore航空のA340-600はSingapore-New Yorkを無着陸で飛行可能です。 しかし、これだけの距離を無着陸で飛ぶには、原理的に離陸の時点で「燃料を運ぶために必要な燃料」を搭載しなければならなくなり、たとえば直行するのと東京に一度降りて給油するのとでは、後者のほうが消費燃料の総量は少なくて済むことになります。 環境問題の重要性が世界的にClose Upされる現代、速度的には今後も大きな向上は望めないと思います。画期的な新技術が開発されない限りは。

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  • aa109
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回答No.7

1つだけ回答します >(ヘリコプターは物理的に音速を超えられないときいたことがありますが、そのような物理的限界があるのでしょうか?) これは対向翼の失速に原因があります ヘリの場合固定翼と違い翼が回転します 飛行の際、右半分と左半分では翼に当たる風の 速度が違います 単純に、翼に当たる風の速度が増せば揚力は 上がります 前進速度が増すごとに、片側の面は対向する風との 差(翼を切っていく風の速度が限りなくゼロに 近づいていきます)が無くなっていきます そうすると揚力が無くなり急激な姿勢変化により 飛行が出来なくなってしまいます これがヘリの速度限界の原因なのです

回答No.5

 みなさんの回答でほぼ出そろっていますが、蛇足ながら付け加えます。  航空機の速度向上がなされないもう一つの理由として、 「競争相手がない」 これが上げられるでしょう。  航空機以外にもっと速い移動手段があれば、需要がそちらに移動します。 こういう状況に陥れば、航空機の速度向上も意味を持ちますが、 現在のところ、航空機に代わる手段はありません。  ここ20年でスピードアップしたものといえば、新幹線でしょうか。 これは、需要が新幹線から航空機にシフトして行ったために その対策として、速度向上が図られたと言えます。  航空機にはそのような競争相手がありません。  航空業界も景気はさほどよくなさそうですから、費用対効果 に見合わないのでしょう。

回答No.4

#1の方と同意見です。 1.速度の件 速度を今以上に上げることは可能でしょうが、燃費が悪くなるのではないでしょうか。特に、音速を超える速度では、急激に燃費が悪化するでしょう。コンコルドは、「コストはいくらかかってもいいから、とにかく速く」を追求しているからこそ速いのでしょう。 (形を変えることにより、空力は多少変わるでしょうが、「経済速度」は、大きく変わらないのではないかと思います。) 2.給油の件 燃費は、向上しているようです。 航空機 燃費 進歩 などのキーワードで検索してみてください。 では、なぜ給油するかというと、#1の方の挙げたような理由でしょう。また、燃料を多量につむことは、燃料を運ぶために飛ぶことになってしまうので、経済的ではありません。遠距離を飛ぶからこそ、最低限の燃料を積んで、その分、客や貨物を多く積んだ方が経済的なのでしょう。

  • kuma56
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回答No.3

速度についてはプロペラからジェットになった段階で、格段の進歩がありました。 しかし、それ以上の速度(亜音速から超音速へ)は、数値以上に大きな開きがあります。 技術的な事もありますが、現状では騒音や燃費の問題がニーズを上回るため、超音速機はほとんど実用化されていません。 もちろん速さを求める意見もあるでしょうが、現在の技術ベースでは速さよりも、安く大量に運ぶ方がより求められているようです。 しかし、エンジン性能は格段に進歩していて、少ない燃料で高性能なものが出来ています。 ジェット旅客機が登場した頃には、エンジン四発で百数十人乗りでしたが、今ではその倍以上の人数を二発のエンジンで運んでしまいます。 また、登場した頃のジェットエンジンは発電容量が低いので、離陸時などは機内のエアコンが使えなかったりしましたが、現在では一発のエンジンで当時の四発以上の発電容量があります。 ジャンボジェット機などは、登場した頃と現在では形はほとんど同じでも、中身はまったくと言って良いほど違います。 昔は、東京~NY直行など出来ませんでしたが(SPを除く)、現在では乗員二名で直行してしまいます。 それだけエンジン効率が向上して、運行しやすくなったと言う事です。 それらの結果、運行速度はほとんど変わっていませんが、運行コストが下がっって来たので、その分安く飛行機に乗ることが出来るようになってきました。 20年前は、"早割り"なんて考えられませんでした。 ブラジルへの直行便が無いのは、ニーズとの関係だと思います。 その気で開発すれば、技術的には可能かもしれませんが、それほどの長距離で安定して運行できる路線がほとんど無いために、そういうような機体が開発されないのだと思います。 新型機を開発するには、何百機もの需要があるような市場でないと、メーカーもなかなか腰を上げないと思います。

回答No.2

こんにちは、 僕はあまり専門家ではないのですが、考えられることは・・・ コンコルドは確かに速いけど、乗客数と飛行コストが見合わない。(だからつぶれた) もっと乗客数の多い機体にすればいいが、すると機体のサイズが大きすぎて、受け入れられる空港がない。(二階建ての機体をエアバスが建造中ですけどね) 結局は、機体・燃料・輸送客数の採算バランスがとれないからなのでしょうね・・ (だから、ジャンボ(B-747)がかれこれ25年も現役なのでしょうね~!)

  • j2000jp
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回答No.1

【以下全て旅客機の話です】 ●速度 変わっていませんね。 決まった航路を決まった高度で飛びますから、横並びです。 経済性(燃費)との兼ね合いでしょうね。 コンコルドやボーイングのソニッククルーザー(=計画倒れ?)は、 通常より高いところを飛びますのでもっと早いです。 ですが、それに見合う以上にコストがかかります。 ●航続距離 現在、地球をノンストップで半周出来る航空機は無いんじゃないでしょうか? 例えば補助タンクをつけ(=搭載キャパを落として)一回の航続距離を 延ばしても、それに見合う運賃を払ってくれる客はいないでしょう。 また、寄り道をする事によって区間利用の客を集客出来ます。通しで 乗ってくれる客の割合は、必ずしも多くないと思います。 何れにせよ、技術的には可能だが経済性(航空会社・客)との兼ね合いで 現状に落ち着いているのだと思います。

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