茨城住です。
後からメールニュースで見たのですが、東日本大震災の時、震度6強でしたが縦揺れ(横に揺れる)の加速度が全国の測定点で3番目にひどかった地域に住んでます。
震災時、会社の会議室にいましたが、立っていられず床で揺れに合わせるように滑っていました。
自宅は建てて5、6年ぐらいの時でしたが、地元の大工に毛の生えたような工務店に建ててもらったので、設計時に筋交いだけは頑丈にお願いしていたので崩壊は免れました・・・が膨らむような形で家の中心にある階段の登り口の上の壁取付が少し空いてしまってます。
また、固い地盤に家を建てたのですが、崖側の低い方が地面が沈み、家の1/4の床が傾きました。(目で見て判るぐらい傾いてます)
うちは妻が防災意識が高いので、非常食や防災グッズ(懐中電灯やブランケットなど)を灯油のポリ容器を4つぐらいしまえる蓋つきの箱(プラスチック製)に入れて、家のベランダ(外)に置いてます。
他にも家の中の玄関に近いところにも防災グッズを纏めて置いてますよ。
あと、震災後ですが電気(3日)→ガス(6日)→水道(7日)と復旧に時間がかかりました。
電気、ガスは庭にブロックを積んでかまどを作ってしのぎましたから何とかなりましたが(まだ小さかった子ども達はキャンプだとはしゃいでました)、問題は水です。
私の場合、たまたま隣の鉄工所の社長が敷地内に井戸を掘っていたので井戸水をもらって煮沸して使ってました。
給水所(給水車)なんかは8時間並んで20Lぐらいしかもらえませんでしたから、井戸水や湧き水のある場所を知っておいた方がいいと思いますよ。(井戸水は汲み過ぎるかれてしまいますが、翌日には水位が戻ります)
あとはカップ麺とかインスタント食品を普段から少し貯めておくことですね。
家が倒壊しなければかなり貴重になります。
もう一つ、ガソリンです。
やはり2週間ぐらいは手に入れるのに苦労します。
3時間並んで20Lとか制限を設けられてました。(私の並んだところは途中から「せっかく並んでもらったから満タンOK」と)
空になるまでではなく、ゲージ半分ぐらいで満タンにしておいた方がいいでしょう。
(多分、地震が起きて2,3日は怖くて車内で寝泊まりになると思いますよ)
南海トラフは、海底が震源地の予測ですから、阪神淡路の様な直下型ではなく、東日本大震災の様な揺れでしょうね。
直下型だとM7.3でも阪神淡路のように大災害になります。
東日本大震災はM9.0です。
マグニチュードが1上がると力は31.6倍になると言われてます。
南海トラフがM7.3レベルであれば、陸地ではせいぜい5強か6弱でしょうね。
M9であれば、東日本大震災の再来になるでしょうね。
一応、経験からの防災アドバイスです。
参考になれば。