- ベストアンサー
【PFCV、アミノ酸価、アミノ酸スコア】鶏肉の胸肉
【PFCV、アミノ酸価、アミノ酸スコア】鶏肉の胸肉とモモ肉の値段差が1.5倍ありますが、鶏肉の胸肉とモモ肉の栄養価って違うのでしょうか? どちらの方が健康に良いプロテイン、脂質、糖質、ビタミンミネラルを多く含んでいるのか教えてください。 モモ肉の方が脂肪分が多そうな気がします。 栄養価とはPFVCバランスが良いことと、アミノ酸価、アミノ酸スコアが高いことを指します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
鶏肉のもも肉とむね肉の価格の違いは国内の需要の差により生じています。栄養価の違いによって生じているのではありません。 日本国内ではコクがあるもも肉が好まれ、淡泊な味わいかつ加熱調理でぱさぱさした食感になりやすいむね肉は需要が一段落ちます。 価格差はこの日本人の嗜好から生じています。 それぞれの栄養価の違いを添付しますので、ご自分でご確認ください。 鶏むね肉皮なし https://calorie.slism.jp/111220/ 鶏むね肉皮つき https://calorie.slism.jp/111219/ 鶏もも肉皮なし https://calorie.slism.jp/111224/ 鶏もも肉皮つき https://calorie.slism.jp/111221/ ご覧の通り、皮なしのほうが皮つきより栄養価はより健康的です。 なぜなら、鶏の皮は飽和脂肪酸が多いからです。 脂質も必要な栄養ではありますが、動物の脂は飽和脂肪酸が多いため、積極的に摂るべき油脂ではありません。 また100gあたり皮なしのほうがたんぱく質量ほかビタミンなども多くなるため、「たんぱく質が目当てであるのなら」鶏むね肉皮なしをお勧めします。 鶏むね肉はぱさつかせずに加熱調理するにはコツがいくつか必要です。適宜ググってください。 鶏むね肉には「イミダペプチド」という成分がもも肉よりも含まれています。これが疲労回復に効果があるとTVなどで放映したようです。むね肉がイミダペプチドを含むことは事実ですが、その疲労回復効果とは「一定量以上を2週間以上食べ続けてはじめて効果が得られること、その実感量も『最近もしかすると少し疲れにくくなっているような気がしないでもない』程度」であることは理解しておくべきです。 つまり過度の期待は禁物です。(そもそも体が疲れている時はたんぱく質による疲労回復効果のほうがはるかに大きいです) >健康に良いプロテイン、脂質、糖質、ビタミンミネラルを多く含んでいるのか教えてください。 概念としては「健康に良い」栄養など何一つありません。 身体が必須の栄養素はあります。しかし、それらですら、摂りすぎれば「健康に悪い」結果に繋がるでしょう。 健康に良いかどうかは自分の適正量を把握し、その範囲内で食べることができるかどうかにかかっています。 そして胸肉ももも肉もどちらも、身体に必要な栄養素の一部は含んでいます。 あとはどのぐらいの量が適正か把握したうえで、適切な量を摂取するだけです。 >栄養価とはPFVCバランスが良いことと、アミノ酸価、アミノ酸スコアが高いことを指します。 あなたが勝手に「栄養価」の意味を定義するのは個人の自由ですが、社会での栄養価の定義はあなたの定義とは大幅に違います。 私はあなたの定義にではなく、社会の定義に従って回答しておりますことをご了解ください。 また単語を正しく理解してください。 アミノ酸価とアミノ酸スコアは同じ意味です。アミノ酸スコア=アミノ酸価です。スコアを訳したかカタカナで表記するかの違いです。 鶏むね肉と鶏もも肉のアミノ酸スコア=アミノ酸価はどちらも同じ100です。 ただしアミノ酸スコアが100だからといって、鶏肉だけ食べても鶏肉のたんぱく質を全て吸収できない可能性があります。 なぜなら、鶏肉にはたんぱく質や脂質の代謝に必要なビタミンやミネラルなど他の栄養素全ては含まれていないからです。 つまり、鶏肉のたんぱく質や脂質を「健康に良い」状態で摂りたければ、 ・「自分の」適正量を食べる ・他の栄養素を取れる他の食材と組み合わせた料理にして食べる この2点が必要です。 次に「PFVCバランス」とは何ですか?一体何を見てあなたはどこからこの単語をコピーしてきたのですか? 以前もアミノ酸スコアのことを「アミノ酸ベストスコア」と勝手に書き換えていましたよね。 ですから仰りたいのは「PFCバランス」ではないかと推測して回答を続けます。 これはたんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbo)の頭文字の組み合わせです。 PFCバランスとは、 食事の栄養バランスにおけるたんぱく質・脂質・炭水化物の比率 を指します。 人間の身体は理想的とされるたんぱく質・脂質・炭水化物の摂取比率があり、この比率に従った食事内容を取るのが望ましいと言われています。 なおビタミンとミネラルはこの中に含まれていませんので、これらはPFCとは別にそれぞれ適切な調理方法で適切な量を摂取する必要があります。 PFCバランスに話を戻して、鶏むね肉も鶏もも肉も食材の一つです。食材一つでPFCバランスは満たせません。ご覧の通り鶏肉は、たんぱく質と脂質に偏っています。 理想的なPFCバランスで摂るためには、 鶏肉と他の食材を使って栄養バランスが取れた献立 を構築し、日々の食事を賄う必要があります。 食材数点でPFCバランスが整うものではありませんことをご理解ください。 理解できないのであれば、食事はスキルのある他者に有償で依頼することです。 栄養についての体系的な知識を持ち、調理スキルの高い誰か他人の手を借りて日々の食事を用意してもらうことができます。 栄養の知識だけ自分で身に着けてスーパーや弁当屋など中食産業に頼るか、 noshなどの宅食サービスを頼む、たすかじなど調理代行サービスを利用し自宅に作りに来てもらう、などです。 現時点では多数のサービスがあります。
お礼
ありがとうございます