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CTの耐電流
現在単相６５０Ｖのラインに４００Ａ流れる設備があり、そこに４００ＡのＣＴが付いています。実験で５００Ａ流したい旨相談があり、ＣＴの読み取りは不要ですが、取り外しが出来ない為、５００Ａ流せないか検討しています。光商工のＳＭ６４というＣＴです。過電流強度の記載がありませんでしたが、一般的に定格の何倍位は絶えられるものでしょうか？
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500Aを通電する時間が短時間であれば、とりたてて心配する必要はないと思います。 光商工のSM64は、線電流計測用のCTではなく、漏洩電流（不平衡電流）計測用のCTですね。 https://www.hikari-gr.co.jp/dcms_media/other/ZCT.pdf 上記URLの第2表をみると、平衡電流2400Aと記載されていますから、ごく短時間であれば、定格400Aの6倍程度の電流まで漏洩電流（不平衡電流）を検出する能力を維持していることを表しています。 ＣＴの電流値読み取りは不要とのことなので、上記の条件は気にしなくてもよく、CTの穴に貫通させている電線の温度上昇だけを考慮すればよさそうに思います。という訳で、500Aを通電する時間が短時間であれば、とりたてて心配する必要はないと思うと回答した次第です。 ただし、漏電が生じている可能性があれば、CT2次回路に過大な電流が流れてCTの2次側に接続されている機器に不具合が生じる可能性がありますので、実験の前に漏電の恐れがないことに、十分注意を払うことをお勧めします。
お礼
ありがとうございます。とても助かりました