- ベストアンサー
天体望遠鏡の架台選び:経緯台かビデオ雲台か?
- 天体望遠鏡、ケンコートキナーSE-102焦点距離500mm重量4.1kgに使用する架台を色々検討しています。
- ケンコートキナーのSE-AZ5はフリーストップ式でいいとは思いますが、望遠鏡のマウントを横にしてネジで締め付けるとマウントにキズを付けてしまう事になります。
- マウントにネジ穴があるので出来る事ならマウントを乗せる形のものがいいのですが、この点から行くとカメラビデオ雲台と三脚の流用になります。milibooのMTT609Aを第一候補に挙げています。経緯台かビデオ雲台流用か、皆様は天体望遠鏡にはどのような物をお使いですか。カテゴリは違うと思いますが様々なご意見を取り入れたいと思いますのでよろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問に挙げられた経緯台と三脚は使ったことがありませんが、同様の他社の経緯台に9センチの屈折鏡筒を乗せて使ったり、カメラ用三脚に5センチ程度の屈折鏡筒やフィールドスコープを乗せて使ったりしています。その経験から言えば、目的の天体を視野に入れたり日周運動に合わせて追尾するには微動が付いている経緯台のほうが遥かに便利です。 カメラ用三脚の場合、①クランプを緩めて、②水平・垂直方向に鏡筒の向きを変え、③目的の天体が視野の中央に来たらクランプを締める、という作業になります。フリーストップ付き経緯台なら①鏡筒を大まかに目的の天体の方向に向け、②微動ハンドルを回して水平・垂直方向に鏡筒の向きを変え目的の天体が視野の中央に来たらそこで止める、という作業です。 カメラ用三脚には簡単な方位角の目盛りが付いているものもありますが、どれだけの力を加えればどれだけ鏡筒の方向が移動するかは手加減だけであり、またクランプは慎重に締めないと微妙に鏡筒の方向がずれることがあります。一方、微動付き経緯台の場合「これだけハンドルを回せばこれだけ視野が移動する」ということが使っているうちに自然に身につくので、天体を視野に入れやすくまた日周運動の追尾も容易です。とくに「A星とB星を結んで延長し2倍位のところにある〇〇星団(星雲)」をカメラ用三脚で視野に入れるのは相当困難です。
その他の回答 (1)
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3235/6341)
>マウントにキズを付けてしまう事 →アリガタプレートのことでしょうか。それは機構上、仕方ないです。 >ケンコートキナーのSE-AZ5 →カメラビデオ用のものと比べると、微動ハンドル付きなので微動ができるのがメリットです。 カメラビデオ用の物では、雲台のネジの締め付け具合でどれぐらい微妙な動きができるかによります。 SE-102は焦点距離が短いので低倍率の星雲・星団の観望向け用と思いますが、それでも視野内に入れるときに微動がある方が良いと思います。 月などの明るい天体であれば微動はなくても視野に入れやすいですが、高倍率だと動きが速いのでやはり微動が欲しくなります。(惑星で100倍ぐらいなら2分程度は視野に入っていますが) カメラビデオ用:当初の投資を少なくしたい。他に使いまわしができる。不満が出てきたら買い替える SE-AZ5:最初からそれなりに使うなら。 経験上、微動がなくても何とかなります。しかし、長年見ていると、経緯台にも不満が出てきますので、その時は赤道義にでも。
お礼
参考にさせていただきます。流用は出来なくはないが、雲台は基本的にはカメラ用ですので天体望遠鏡にはやはりそれに応じた経緯台の方向で検討します。 ありがとうございました。
お礼
現在ベルボンの雲台付き三脚を使ってますが、対象に固定してノブを回して締め付けている時点でズレて行ってます。やはりそこは天体用に作られたフリーストップになるでしょう。 微動ハンドルやノブもしっかり付いてますし間違いはないです。 ありがとうございました。スッキリしました。