- ベストアンサー
おいなりさんの意味
農家の旧家に嫁ぎました。現在は別暮らしをしていますが、ちょっと気になる事が・・・。 庭にあるお稲荷さんの事で相談です。現在は農業はしていません。 粗末にしてしまってる場合(粗末とは何も手をかけていないの意味、祭っていなく建っているだけ)どのような災難が起こるのでしょう? 嫁ぎ先は何もしていませんので、気になります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「イナリ」とは「稲成る」を語源とし、本来は食物や農耕を司る神です。神道ではウカカミタマノミコト、オオケツヒメノミコト、ウケモチノカミなどの食物神を稲荷明神とします。 中世以降からはその信仰は全国的に拡大し、特に江戸期に大流行しました。そして商売繁盛や病気平癒、家内安全など、さまざまなご利益のある神としてお祀りされました。 稲荷といえば「狐」ですが、狐は稲荷明神の使者であり、キツネの古語が「ケツネ」、ケは食べ物を意味する古語、ネは根。ツは接続詞。ですから「食べ物の根源」という意味を持っているとされます。 また京都の伏見稲荷が真言宗の東寺の鎮守とされたところから、仏教とも深く結びつき仏教神である「ダキニ天」を稲荷明神としてお祀りもします。(有名な愛知の豊川稲荷や、岡山の最上稲荷は神社でなくお寺です) さて、私は「悪いことが起きたら神仏のせい」という考えを持つ人にはいつも、「ならいいことが起きた時に神仏のおかげと感謝したことがありますか」と訪ねます。神仏が「災難」を引き起こすのではありません。「祈り」というのは自身の精神をより向上させるための第一歩であります。神仏に対して自身の今までを反省し(神道では大祓、仏教では懺悔<さんげ>というように、祈りの前には自身の罪の認識が行われます)、そして神仏に対して恥じることのない生き方を目指す。そうすれば、「稲荷明神によって災いが起きる」などという考えを離れ、大地の恵みに感謝する生活が出来ると思います。これに変わるほどの御利益はないでしょう。 とはいえ、いきなりここまで到達するのは難しいでしょうから、まず形からはいることも重要です。極端に難しく考える必要はないです。神仏の祀り方はちょうどあなたにとって「大切な人をもてなす」と同じ気持になればいいのです。だから祠の周りを掃除して、日々、手を合わし、月の1日とか15日とかには、塩、米、油揚げ或いは季節の野菜か果物をお供えしたらいいかと思います。そのお下がりを戴くことにより、神の力を自分のものにする。それも一家全員で食べた方がより力が大きくなりと言われます(これを「神人共食<しんじんきょうしょく>」といい、日本古来からの重要な儀式でした)。 祠は神の宿るところですが、それは同時に拝むから、祈るから神が宿るのです。なぜなら自身の内にある神仏を宿す場所でもあるからです。それは人にやらせるものでなく、まずは自分が実行するものです。なぜなら稲荷明神が「気になる」というのは、あなたが神とのいい「縁」を結んだという証拠ですから
その他の回答 (3)
- ooyatyako
- ベストアンサー率34% (23/67)
こんにちは、私は田舎に住んでます。私の家にはおいなりさんは勧請してありませんが、近所に祀っている家もいくつかあります。私の家には伊豆権現が家の祭り神として勧請されています。 お宅のおいなりさんもいつの時代にか、ご先祖が家の祭り神として勧請されたんでしょうね。稲荷神は日本で古くから信仰されている農神のおひとりだそうです。家業の隆盛を願った先祖様のいちずな信仰心が表れている気がします。 どこでも昔ほどには真摯にお祭りはできなくなっています。私の家でもそうです。ただ、目にとまったときや思いついたときなどは、お参りをしたり、手を合わせたりしています。信仰心が大事なんじゃないでしょうか。 akaikituneさんのようにこのお祠の存在が気になるってことは、十分に信仰心があるんだと思います。信仰心があって気になってるのに祭らないのは、やはり気分に影が差しますから、色々なことがその悪影響と思うようになっちゃいますよね。(家でもばあちゃんは「まつらんと悪いことをしてる気分になる」と言っていました) 2番目の方がおっしゃっているような方法で十分と思いますので、素朴にお祭りされてはいかがですか。ご先祖様の供養にもなりますし。
お礼
お稲荷さん=狐のたたり、等とオカルト的に考えていた自分が恥ずかしいです。 回答有難うございました。
- Tigers29
- ベストアンサー率6% (6/88)
私の家にもいはります。 確かお稲荷さんを返すこともできるように聞いた記憶はありますが、方法までは知りません。 粗末にされているのなら手入れをされてはどうでしょうか? これから運気がUPするかも知れませんよ。 特別なことはしなくても、月に1回くらい「おあげさん」をお供えするだけでいいと思いますよ。 その後は、お下がりできつねうどんを食べれば・・・。 日本の文化として残された方がいいのではないですか?
お礼
お稲荷さん=狐のたたり、等とオカルト的に考えていた自分が恥ずかしいです。 >特別なことはしなくても、月に1回くらい「おあげさん」をお供えするだけでいいと思いますよ。 その後は、お下がりできつねうどんを食べれば・・・。 参考になりました。有難うございました。
- airisan
- ベストアンサー率43% (27/62)
こんにちは。 そういうことって気になりますよね? どういう災難がおこるというのは分かりませんが、以下のHPに稲荷の由来と意味が書いてあります。 参考にしてみてください。 近所の稲荷神社に相談に行ってみたらいかがでしょう?
お礼
お稲荷さん=狐のたたり、等とオカルト的に考えていた自分が恥ずかしいです。 本来の意味を勉強できました。 有難うございました。
お礼
お稲荷さん=狐のたたり、等とオカルト的に考えていた自分が恥ずかしいです。 >私は「悪いことが起きたら神仏のせい」という考えを持つ人にはいつも、「ならいいことが起きた時に神仏のおかげと感謝したことがありますか」と訪ねます。神仏が「災難」を引き起こすのではありません。 ホンとですね・・・。 回答、勉強になりました。有難うございます。