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トウモロコシの無農薬栽培におすすめのコンパニオンプランツはつるありインゲン?
- トウモロコシの無農薬栽培を目指している方におすすめのコンパニオンプランツは、つるありインゲンです。
- つるありインゲンは、防虫効果、肥料効果、場所利用の3つの利点があります。
- ただし、つるありインゲンは根粒菌の働きが弱いため、少し給肥が必要です。トウモロコシとの相性について検討する必要があります。
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では自分が行っているトウモロコシの防虫対策を。 まず、生育段階ではアブラムシ対策が中心です。 基本、雄花がつくまでは、こちらだけ行っています。 自分は今のくらいにポットに播種し、最初の段階はビニールトンネルで栽培します。 これが寒さ除けになり、初期育成はこれで乗り切ります。 4月の半ばくらいになると、トンネルの天井に達しますが、トンネルはそのまま維持。 丈夫のビニールを破いて上に伸ばしていきます。 これを行うことで、株元を温める効果が持続するので、急に寒さが戻ってもある程度乗り切れます。 (5月以降の播種では、ビニールトンネルは設置しません) この段階くらいからトウモロコシの畝の横にキラキラ光るテープを張ります。 1m未満くらいから張りはじめ、トウモロコシの背丈がそれを越えたらさらに上に、という形で最終的には3本くらいになります。 テープはある程度の強度があるので、風などが当たる際の倒伏防止にもなります。 雄花が咲いたら、アブラムシ対策が終了させます。 2月播種→6月収穫の場合は、基本的にはアワノメイガについてまったく対策を行いません。 カラスやハクビシン対策として、実がつき始めたら周りを防鳥ネットで覆います。 自分は2月播種以外に、GW前後に次の栽培をスタートさせるので、こちらはアワノメイガ対策が重要になります。 ビニールトンネルは設置せず、雄花が出るまではアブラムシ対策だけを行います。 雄花が出たら防虫ネットを設置します。 2m幅の防虫ネットを2枚でぐるっと回りを囲い、さらに上から1mちょっとの幅の防虫ネットをかぶせます。 ただ、これだと雄花が防虫ネットにぶつかり受粉を妨げるので、タイミングを見て雄花を切り取り人工授粉を行います。 これでアワノメイガは8割がた防ぐことができます。 ただ、これだけ対策をして防虫を行っても、去年はハクビシン被害が相当出てしまいました…。 奴らは力があるので、防虫ネットを押し込み、とめてある支柱を斜めにして隙間を作り進入してしまいます。 なので今年は下部を防鳥ネットなど強い素材で地面などに固定して対策しようと考えています。
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- Natt
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お返事、ありがとうございます。 >実は昨年、アワノメイガ対策で不織布で覆いをして栽培したら、今度はアブラムシが大量発生したのです。 >講習会でこれを質問したら、それはそもそも窒素過多だから虫が来るんだ、と言われたのです。そこへ混植の表示を見かけたものですから・・・。 不織布で覆うと、アブラムシを呼ぶことは多いです。 自分も防寒のために、さらには夏の過度の日差しを和らげるために不織布を使用することがありますが…。 農薬防除をしていないと、アブラムシが大量発生してしまうことがよくあります。 窒素過多もアブラムシが繁殖する理由の一つですが、不織布で風を遮るとアブラムシにとっても居心地が良いようです。 また、不織布で覆うと、どうしても日々チェックの目が行き届かなくなってしまいます。 アワノメイガ対策でしたら、やはり不織布ではなく、防虫ネットなどのほうが自分の経験上効果は高いですね。 トウモロコシは基本的に肥料食いの植物なので、めったなことでは肥料過多にはなりません。 例えば「カリ資材ばかりを大量に投入した結果カルシウムが吸収できなくなった」「未熟な肥料で根を痛めた」など、偏った施肥などでの被害はありますが、一般的な栽培の3~5倍程度の肥料を入れても、窒素過多などは起きないようです。 (収穫は変化はしないが背丈だけがグングウ伸びて片付けが面倒になるくらいでしょうか) 逆に、少ない肥料で良いものを作る、というのが腕の見せ所でもあります。
お礼
> アワノメイガ対策でしたら、やはり不織布ではなく、防虫ネットなどのほうが自分の経験上効果は高いですね。 アワノメイガ対策で、寒冷地で超早期栽培を試みました。 2月に蒔種、3月に定植とトンネル、大きくなってビニルも防虫ネットもサイズが足りないので4月から不織布で横巻きと天井覆いをしたのでした。するとアブラムシが… 大きな苗を保温しつつ中も見えるようにするには、ビニルでの横巻きと天井覆い、アブラムシ対策に輝く銀マルチなど??? 虫が出たらすぐにビニルは外し寒風でも当たらせる? この辺りでしょうか。
- Natt
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トウモロコシの無農薬栽培、自分も試したことがあります。 まず、インゲンですがやはり根粒菌が少なかったためか、トウモロコシの生育が悪くなりましたね。 またインゲンは肥料の奪い合いでトウモロコシに負けたのか、かなり育ちが悪かったです。 また、枝豆ともやってみましたが、こちらはトウモロコシに日が遮られたためか枝豆が散々な結果に。 ただトウモロコシは無肥料でもそこそこ収穫できましたね。 枝豆との混植は枝豆の収穫は切り捨て、肥料成分の供給役、と割り切れば、一定程度の効果があると思います。 もっともその場合は、枝豆を混植するスペースも必要になるので、普通に栽培するより面積を使ってしまい、効果はそこまで高くないかもしれません。 いろいろ試した結果、やはりトウモロコシは肥料のある・なし、で相当の差が出るとわかりました。 まったく無肥料→トウモロコシの背丈が1mくらい 枝豆の跡地→トウモロコシの背丈が1m20cmくらい 枝豆の跡地+肥料1m80cmくらい と生育に大きな差が出たのと、実の大きさも無肥料と肥料有りでは1.3~1.5倍程度の差が出ました。 現在ではトウモロコシの栽培をする前作として枝豆を栽培、そこに安い鶏糞などを漉き込んで減肥・安上がりな栽培をしています。
お礼
> 現在ではトウモロコシの栽培をする前作として枝豆を栽培、そこに安い鶏糞などを漉き込んで減肥・安上がりな栽培をしています。 ご自身の体験、試行錯誤の実績をもとに貴重な回答を戴き、感謝いたします。 やはり少しは肥料が必要ですね。 実は昨年、アワノメイガ対策で不織布で覆いをして栽培したら、今度はアブラムシが大量発生したのです。 講習会でこれを質問したら、それはそもそも窒素過多だから虫が来るんだ、と言われたのです。そこへ混植の表示を見かけたものですから・・・。 給肥も一度にやるのではなく、小まめに追肥すると良いのかもしれません。 枝豆は、南側限定で密植気味で植えます。 つるありインゲンは、トウモロコシに這い登らせて、光を確保させましょうか(笑)
お礼
重ねてのワザのご教示を大変感謝いたします! 私は、初期生育では、保温だけに専念、アブラムシが来るとは夢にも思いませんでした。ビニルの天井につっかえてもそのまま。先端が曲がって大分たってから、寒戻りも無くなるので、ビニルを外しました。 しばらくして、不織布で覆いましたが、まだまだアブラムシは来ず、実が付いた後半の長雨から一部に大量発生しました。その年の天候にもよるかもしれません。 アワノメイガが出て来るのは6月中旬なので、上旬に防虫ネットに切り替え、風通しを良くすると良いかもしれません。 その前は、「保温」と、アブラムシ対策の「光り物」、ですね。 雄花は順番に全てカットし順番に人工授粉しています。 *離れた場所に、おとり用の自然放置のモロコシを生やしておく方法もあるとかー。