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水素社会が来たら今のガス配管は使えますか?
現在住宅には都市ガスが使われていますが、将来水素になったら現在のガス配管をそのまま水素ように使えますか?
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東京ガスの試験では現在使われている最新のガス管で、水素の供給圧力が低圧であればガス管自体は転用可能だそうです。 しかし、古いタイプのガス管だと水素によって材料が弱体化するため破損しますし、埋設方法によっては破損やガス漏れの原因となるため、全ての既設ガス管が転用可能とは言えないようです。
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- tetsumyi
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水素を燃焼させて都市ガスのように使う事は熱量が少なく効率的ではありません。 それで家庭に直接水素ガスを送るような事はしません。 ホンダも水素エンジンは力が弱く中止しました。
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ご回答ありがとうございます。水素は貯蔵が難しいので補給してすぐに使い切る航空機やタンクが大きくて表面積/体積が小さくなる長距離航行船舶に向いていると思いますが、その航空機のエンジンもまだ出力に課題があるようですね。 自動車も水素は難しいと思います。ガソリンみたいに給油して3か月ほったらかしは無理。PHVかレンジエクステンダーのエンジンを水素にして長距離だけ使用ならわかりますが。だからホンダが見限ったのは理解できます。もっともトヨタは全方位で頑張ってますが。 2050年に水素社会が来ると言っています。水素自体は再エネの価格低下や高温ヘリウムガス炉+ISプロセスの熱分解で作れそうですが、意外と2050年に水素を使用するシーンが浮かびません。エネファームは水素を使用しますが、そこまで水素を運べないんじゃ完全に餅の絵です。
- kzr260v2
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水素は金属を脆弱化させる作用がありますし、ガス管の先にあるガス器具の交換も必要なので、水素を直接流すことは考えられないです。 ただ、技術としては、水素と二酸化炭素を合成してメタンにすることは可能です。現在の時点では、価格面で天然ガスにかわれることはありえません。しかし、天然ガスはメタンが主成分ですから、製造コスト削減ができたら、既存の仕組みを使い水素から合成したメタンガスが、供給されるかもしれませんね。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。ご指摘通り水素脆性は最も気になる点の一つです。高圧でなければいけるかもという期待もしているのですが。 後半はいわゆるメタネーションだと思います。日本は先行していると思います。結局ガスはガスかなぁ。 こうして考えてみると水素社会と言っても家庭は今まで通り電気とメタンガス、乗り物は水素化は多分難しいとなると、2050年に水素社会と言っても実際に水素を使うところは限られますね。 川崎重工がオーストラリアから液体水素を運ぶそうですが、火力発電所の燃料をメタンから水素にすることは可能かと思いますが。
- takepan_toki
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難しいでしょう。 No.1の方も仰っしゃられています通り、水素とガスを混在して使用することはできません。 ですが、地域全体で一斉に変更、等であれば可能性はあると思います。ガス配管は当然ながらガス漏れが起こらないようにしっかりしたものを使っていますし、水素でもそのまま使用して漏れないのであれば、チャンスはあるかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。切り替え時に別途問題がありそうですね。
- maiko0318
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無理でしょう。 水素に変わるタイミングで全使用者が水素用の器具に 交換しなければならないから。
お礼
ご回答ありがとうございます。器具も変わるでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。既に実験してるんですね。材料弱体化というのは水素脆性の事だと思います。一筋縄ではいかないと思うので、頭の体操が必要だと思いますね。