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中国のゼロコロナ対策とスズメの駆除について
- 中国ではゼロコロナ政策を推進していますが、病原をゼロにするのは生物学的に難しいのではないか疑問があります。
- 過去の中国の「ゼロスズメ雀」政策で、雀を駆除した結果、別の大きな問題が起きてしまった経験があります。
- ゼロコロナ政策が成功すれば画期的ですが、人類は自然の変化に対応した身体を作り上げる必要もあると思われます。
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中国の雀の駆除の話は、文化大革命ですね。毛沢東の晩年時に、中国の権力争いや毛沢東の衰えなど様々な要因が重なって国内に粛清の嵐が吹き荒れた社会運動です。 文化大革命の表向きの名目は「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」というものでした。 しかし封建主義や資本主義を否定して社会主義革命を起こそうとするあまりに、社会を破壊する方向になってしまったのです。 文革(文化大革命)を一言で説明することはとても難しく、中国で何が起きたのかを書いたらキリがなくなるのですが、昔のフランス革命から文化大革命、カンボジアのポルポトによる革命と虐殺を見れば分かるように、革命というのは純粋であればあるほどしばしばこのような暴走をすることがあるのです。 話を雀のことに戻せば、その文革の一環で、農業の生産性を上げるために雀を駆除しようというのが事の発端でした。だから、最初の発想は間違っていなかったのです。 で、中国人というのは本気を出すと時々とんでもない力を発揮します。本気で雀を駆除したら、中国の雀が絶滅するんじゃないかのレベルでいなくなたったんですね。ちなみに雀って可愛らしいですけれど、雑食で我々とも身近な存在なので細菌、ウイルス、寄生虫の巣窟で、生物学者の中には「空飛ぶネズミ」と呼ぶ人もいます。 雀が稲を荒らさなくなったので収穫量が増えると思ったのですが、天敵がいなくなったことで虫が大発生。虫による損害のほうがはるかに大きくなってしまったというのがこの話のオチになります。 でも1966年の頃なんて、そういうことが起きるとは生物学者でも想像できなかったのです。この壮大な実験によって、生物多様性の重要さが世界に知らしめられた、という一面もあります。 ゼロコロナ政策と文革の雀対策の話の共通点は「独裁的な権力を持つ中国の指導者が本気を出すと、中国ってすごいことになる」ということじゃないかなと思います。 あの自分勝手で人のいうことを聞かない中国人が、独裁者(権力)に対しては日本人もビックリの従順さを見せるのが中国人の面白いところだなと思います。
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- hashedbutter
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>コロナも古代から存在していますのでその説明は当てはまらないですね。(「コロナ 古代」で検索すれば何か書いてありますね) 新型コロナというくらいですので、旧型コロナがあるのは当然です。古代からずっと今回のコロナ禍のように感染が収まらない状態であったわけではないので、違います。
お礼
コロナが古代からあることが知られていますが、では今の「ゼロコロナ」 の定義はどういったものでしょうか。 過去 現在 未来 にわたってこのゼロコロナ政策を推進するという考えなのでしょうか。ニュースを見ただけではその落としどころが良く見えません。 この投稿で元々言いたかったのは、政治的な手順がよく似ているということでした。 ご意見ありがとうございました。
- bunyago
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中国政府にしたら もう意地でしょう。 (ワクチンが無くても コロナを無くす。) 先月、中国に 米国のワクチン会社が 進出する話が有ったのですが 中国側が 「進出を許可する代わりに ワクチンのレシピを教えろ。」 と言ったので 米国会社は、進出を断念(拒否)しました。 中国は、そういう所が 欠落してますよね。 国内でも 時間がかかりそうな研究費は、出さず ひたすら 他国から 盗みだそうとして 他国が潤う様な 取引は、絶対しない。 ロシアから 空母を買う時でも 「1、2艦しか買わない。」と言い それを解体して 技術を盗むのを知ってる ロシアが怒り「それなら売らない。」と言ったそう。 それで仕方なく 20艦くらい買ったらしい。 日本と違って 地続き(人流)の中国で どうやって止められるのか。 輸入を 一切しないと 経済にも信用問題(海外)にも 発展しますよね。 コロナが 吹っ飛び スズメどころか 内戦が勃発するか 国民が 逃げ出すでしょうね。
お礼
>中国政府にしたら もう意地でしょう。 ⇒ そうですか、所謂、「メンツの問題」になっているのかもしれないですね。 うまくいけばいいのですが。。。 中国はこれは私の感じなのですが、自国での発明発見を産業に組み込んでいく歴史がすごく短かったために他国のノウハウに頼らざるを得ない部分が有るのかもしれないですね。 進出したIBMも同じような手順で、技術の譲渡を余儀なくされたと思っています。もらうのが手っ取り早いですよね。 ご意見、ありがとうございました。
- kzr260v2
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ウイルスとスズメを同じように考えることは合理的ではないようです。 スズメは様々な自然とのかかわり合いがありました。例えば質問主さんご指摘のスズメが虫を食べることなどです。スズメがいなくなれば、その分、虫が増えることに繋がりました。 ウイルスはいずれかの細胞に侵入し、細胞内のタンパク質合成機能を流用して、ウイルスを複製させるという動作をするだけです。ごくごくシンプルです。人類は天然痘ウイルスを駆逐しましたが、それによる不都合は起きていないです。 ※ 中国共産党が行っているゼロコロナを目指した政策は、背景に「ファイザーやモデルナなど西側陣営のワクチンを積極的に使ってない」があげられます。中国共産党はシノバックス製のワクチンを推奨しています。このワクチンはウイルスを増殖させ、不活化処理をしてワクチンにしています。不活化処理とはウイルスから感染力を奪うことをさします。 現在の日本のインフルエンザワクチンも、ざっくり同じような製造過程になります。 問題が出るとしたら、ウイルスの変異です。ファイザーもモデルナも「100日程で変異株に調整したワクチンの量産化に入れる」としていますが、ウイルスを増殖する製造方法だと、1年近くは時間が必要になりやすいみたいです。 実際、オミクロン株以後、シノバックス製ワクチンの予防効果は激減したとされていて、中国共産党と仲良しの国でも、シノバックスとファイザーのワクチン2種類が選べたり、ファイザーのみとなったりしています。 つまり、「シノバックスワクチンでは予防効果が低いため、ゼロコロナ政策を続けるしかない」という状態なだけです。 ファイザーやモデルナのワクチンを使っていれば、ゼロコロナ政策は必要なかったと思われます。 ※ 以下は、生物の進化から考えたロマンチックな内容です。 様々な生物の遺伝子を調べたところ、ウイルス由来の遺伝子が多数確認されてきています。現在も研究中ではありますが、この遺伝子が進化に影響した可能性があるとする研究報告もあります。 あくまでも推測の域をでませんが「数百万年はかかる進化が、ウイルスのおかげで数万年で済んだ」みたいなことが起きる可能性が考えられまた。 万年後の人類の進化なんて、見ることは不可能ですから、「ロマンチックな内容」としてご案内いたしました。 ウイルスにより人類が素晴らしい進化をする可能性より、ウイルスが駆逐され人類が生活しやすくなった、となる可能性のほうが抜群に高いです。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
お礼
>ウイルスとスズメを同じように考えることは合理的ではないようです。 ⇒ここで言いたかったのは政治的な手法がよく似ているということです。 >人類は天然痘ウイルスを駆逐しましたが、それによる不都合は起きていないです。 ⇒天然痘はジェンナーによる種痘の関係で人間が免疫を持つことになり、無害に近くなったものと理解しています。 何かをやって、免疫の跡を人体に残さないと、対応していけないのではないかと思います(勿論、生き残った人類には免疫が残っている可能性があるので、全滅はしないとはおもいます) >オミクロン株以後、シノバックス製ワクチンの予防効果は激減したとされていて。。。 ⇒この点がゼロコロナを進めるしか方策がない理由かもしれないですね。 >ウイルスが駆逐され人類が生活しやすくなった、となる可能性のほうが抜群に高いです ⇒この点は賛成しがたいです。なぜなら、封じ込めだとある意味、無菌(無コロナ)状態に人々はおかれ、新しいものへの耐性が減少するものと思います。 ある意味、人々が解放された後で新たなコロナやその他のウイルスにさらされ、新たなパンデミックが起きないでしょうか? ご意見をありがとうございました。
- hashedbutter
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雀は昔から存在して、生態系の一部を構成していたので、ゼロにすればいろいろな影響は出ます。 コロナは最近出てきたものなので、ゼロになってもそういった影響はありません。少し前はなかったのでそれに戻るだけです。 >素人感覚では、抑え込むだけではなく、人類も自然の変化に対応した身体を作り上げていく必要があるのではと思った次第です。 ゼロなら対応する必要はありません。
お礼
コロナも古代から存在していますのでその説明は当てはまらないですね。(「コロナ 古代」で検索すれば何か書いてありますね) ここで言いたかったのは、政治的な手順がよく似ているということです。 ありがとうございました。
お礼
ご意見の内容は私の思いと、ほとんど一致します。 「毛沢東とスズメ」 で検索したら下記のサイトがありました。 このサイトによれば 「スズメの駆除に反対する学者がいた」 ようですが無視されたようです。 ↓ https://www.yu-rin-home.com/president/36437/ ご意見、ありがとうございました。