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植物育成用LEDライトって
植物の「上から」当てる=成長点に光を当てることは結構大事なのでしょうか? 横から当たってばかりなのは、あまり元気になれないもとですか?? 置場所の関係で上から当てるのが難しい子がいます。お別れして他の人に育ててもらったほうが幸せか、ちゃんと判断出来ればと思っています。 また直射日光と同程度の光量が必要な子にいきなり強い光を当てて、夕方ブチッ!と暗くなるのって植物にはあまり良くなかったりするのでしょうか?
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まず、栽培したい植物の種類をお知らせ下さらない事にはなんとも・・・。 光が真上から当たると言うのは主に日本の様な温帯や、熱帯原産の植物には大切な条件です。これら地域では年中一日に数時間は必ずほぼ上から太陽光が当たって大昔から育ってきましたから。横からしか光の当たらない環境では光合成の具合から形状や開花条件などが本来の性質から外れる事も多いです。 当たる光が横に近い環境でもそれほど影響を受けないというのは植物では限られ、例えば極北の夏に育つ植物でしょうか。どれも草丈が極端に低く弱い光でも効率よく育ったり(これはあくまも特殊な進化)、白夜に適応しているので何か月もの暗闇や極端に弱い日当たりにも耐えられます。ただし種類は限られますしシベリアやアラスカや北欧・南米の南端などにそういう植物が多いので日本の気候、特に本州の気温の高さには耐えられず、冷房の強めに効いた室温が必要でしょう。 少なくとも、横からの光に耐えられるのは草丈が極端に低いものですが、まんべんなく全体に当てないと成らないので反射板で光を拡散させる(丈が有る植物には向きません)、自然界では斜面に生えて居る様な光の当たる方向に対し根元が斜めになる様に植え付ける、列の幅を狭くするとか、株自体を毎日90℃回しての鉢回しを怠らず管理するのが望ましいです。 直射日光を好む植物と言う事は、室内で使う普通の植物育成ライトでは光量自体が足りないと思われますが・・・・。まずはサボテンや多肉植物向きの光量が保てる製品を購入し、上方向からある程度低めの位置で株に集中的に当てるのが必要で、あまり高い所から光を分散させてしまうのは生育に良くないです。また、直射日光を好む種類ならライトを横から当てる事は禁忌事項で生長点が正常に「真上に向かって伸びて行けない」ので斜めに傾いで育ち、そのままでは自重で途中から急に折れてしまったり、専用土には軽い物が多いために土から根こそぎ抜け倒れてしまう事もあります。 サボテンや多肉植物でも茎が上に向かって伸びない、草丈低めで蔓性の性質が案外性質が強く、横に這って伸び増えていくものであるなら鉢回しさえ怠らないなら上手に管理できます。 ライトを夜急に切って暗闇にする事自体は基本的には問題有りません。 ただ、種類によっては季節により育ち方が変わるものもあり、それは植物の場合光が当たっている時間の長さから判断されてしまうので適切でないと狂い易いです。特にもし花を付かせる目的の物だと季節によりライトを照らす時間を変える必要が出てきて、それが守れなければ花が付きません。 例えばクジャクサボテン。秋から短日処理と言う夕方から翌朝まではは真っ暗な環境になる様に管理せねばなりません。2~3か月くらい温度が低い環境で毎日正しく繰り返さないと花芽分化せず蕾が付かなかったり、開花が正常に出来なかったりします。この様な性質は他の科の植物でもある程度は持つものがあり種類により時間は違います。仏事に使う大輪菊だと年中流通しているので本来の時期以外にも花を咲かせる必要性があり菊が感じる季節をずらすのに日照時間を本来よりも長くさせる為、育成ライトを利用して大量生産しています。 この短日処理や長日処理を行わないと成らない性質を持つ植物の場合あらかじめ夕方以降ライトを当てないと成らない時間とか、ライトを消した後は完全な暗闇にせねばならないという条件があり、それを守れないと花が咲かないとか、感じる季節が混乱してしまい正常な生育サイクルが狂って株姿が変形したり、1年草の物だと寿命が変わってすぐ枯死してしまったりも。時季外れに花が咲いてしまったら、実が成って種子が出来ると株は即枯れるという性質の物も。 特に人工光で育成するもので短日処理が必要な物の場合、置かれている部屋の作りも影響してきます。 基本的に夕方から朝までは窓などの雨戸がしっかり閉められ外からの光が少しでも入ってこない部屋で、夕方から朝まで誰も出入りしない事が条件に成ります。ほんのちょっとの光でも短時間でも当たってしまうと完全な短日処理がむずかしく失敗してしまいます。 もし一般の住宅で夜も人が居る部屋で行うのなら、ほんの数株だけでしか行えませんが、厚みのある頑丈な段ボール箱を株の上からすっぽり被せ、厚手の黒ビニール袋で上から包み更に念のために厚手の毛布を箱に掛けます。これをその植物に必要な時間に充分足りる様に大体夕方から朝まで被せておき、朝に成ったら箱を取り除き育成ライトに当てます。この方法を完全に行なえるようになれば市販の花の様に開花を早められたり、季外れでの開花も行えるようになります。 具体的な植物名を書いて下さらない限り、育成ライトで栽培するのにどの様な調節や管理が必要かは回答者側には解りません。とにかくまずは育てたい植物名と育成ライト栽培の仕方をご自分でインターネットを駆使し調べてみて(ネット上では個人の勘違いや思い込みなど間違った情報も多く、時にそれが子引き孫引きされてしまっていたりもするので裏付けに図書館でも調べてみるとなお良い)、それでも解らない点が出てくれば、今度はどんな植物に対し行いたいのかをしっかり書き加えて再質問なさってみて下さい。
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- terepoisi
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育成ライトはできれば天頂部から当てるのが好ましいと思います。 植物は成長のひずみによって茎が曲がることがあります。 よくあるのが陽の当たる方向へ曲がってしまうアレです。そのため窓際などではまんべんなく陽が当たるよう時々鉢を回してやります。 オンオフの切替については詳しくないのでごめんなさい。他の方の回答をお待ちください。
補足
早速のご回答ありがとうございます! 曲がるのは別にいいのですが、株全体の元気レベルにどうなのかと思いまして。 あまり横からだと成長が遅くなるとか、段々元気をなくしていく位のことになるのでしょうか? もしご存知でないなら返信は大丈夫です★
お礼
ありがとうございます。 次からは反省をもとにきちんとした投稿になるよう心がけます!
補足
ライトで育てているのは多肉植物です。 エケベリア属の大和錦、グラプトベリア属のシルバースター、同じくグラプトベリアのピンクルビーです。大和錦は最大4万ルクスの細いライト2本を違う角度から直撃、後の2つはほぼ直撃ですがちょっとずらしています。 問題は、そのすぐ横に置いているペペロミア属のアスペルラと紫オプツーサです。 自然光だけだと私のアパートの部屋は枯れはせずとも成長が今一つ、大きさが全く変わらず下葉が枯れたら上が出る・・?的な感じなので光が足りないと判断してライト買いました。 上の2つの位置はスマホの無料照度計アプリで4000~8000ルクスでした。