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イチジクの葉が急に枯れてしまった原因と対策
- 自宅の鉢植えイチジクの葉が急に黒くしおれてしまいました。先週末までは青々としていたので、原因はこの数日の何かしらの変化によるものだと思われます。除草剤の影響は考えにくい距離です。
- 幹に異常は見受けられませんので、根の異常が考えられます。イチジクは根が弱いため、根の乾燥や過湿によって葉が枯れることがあります。湿度管理と適切な水やりが必要です。
- 他にもイチジクの敵対生物や病気が原因として考えられます。害虫やカビなどが葉に感染し、葉が枯れることがあります。定期的な観察と適切な駆除が必要です。
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まず、蛇足から。 除草剤には2種類があり植物を生やさないようにする防草効果のある除草剤と、葉から入って根に根を腐らせる除草剤があります。前者の場合は、地面に直接効果が出てきます。そして、このタイプは、決まった草の種類に対して効果があるものが多いです。 一方で後者の場合は、某CMでお馴染みの除草剤がそうですけど、実は葉に掛かったりすると枯れることがあります。樹木に効果がないわけではなくあるんだけど、大きな樹木だと効果が弱いため見た目では分からないだけということがあるのです。 大事なのはここからで、実は樹木の苗やプランターで育てている植物は除草剤が予想以上に影響を与えることがあります。そもそも、雑草向けの除草剤で、木々の苗や低木にはきかないように見えますけど、成木でなければ予想以上に少量でもやられることがあるのです。 また、プランターの場合は、地面から吸収する水の量が少ない場合に、少量の毒物でも、効果を上げることがあります。 これを防ぐには除草剤が撒かれる時にプランターなどはそこから十分に放す(特に風下ではご注意ください)か、覆いを予めしておくか、前後数日は水やりをしっかりしておくのが妥当です。ただ、今回がそれなのかは何とも言えません。まあ、撒かれた除草剤がどういうものだったのかにもよります。芝生などにはあまり効果をもたらさないものもありますから……。気になるなら撒かれた除草剤の種類の確認と、当日の風向きなどを確認してみると良いでしょう。 今回は違うんだろうと思いますけど。一応そういう可能性もあります。本題です。 写真だけで見ると、葉っぱが悄れており、水が根から上げられていない状態であると考えられます。ただ、根元は湿っているように見えるので、毎日ある程度水を与えていてこうなったなら、私が予想出来るのは3つです。 可能性がある1つ目は、イチジクの木がある程度大きくなりすぎて、根の収まりが付かなくなったパターン。土の下が殆ど根になってしまうことで、土から吸収する栄養価も偏り初めたり、肥料を上に入れても根が、上から下までパツパツに詰まっていることで、肥料がれが上で起き下では、栄養不足が起き、弱っていくことによって枯れてくることがあります。(これで病気になってしまうこともあります) これは、木の生長に対して、同じプランターや植木鉢で育て続けて、根の管理をしていなかった場合に発生します。この場合は、より大きな新しい植木鉢に植え替えをして、根張りを戻して上げれば、徐々に回復するでしょう。同じ植木鉢で育てる場合でもこれは定期的に行う必要があります。上だけ剪定して終わる人もいますけど、それだと枯れることがあるのです。植木鉢で植木を育てるときは、時折根の状態も確認して状況に応じて整理(剪定)しなければいけません。 ただ、今は冬に向かっており時期があまり植え替えには良くないので、植え替えるなら、出来れば最初の数日ぐらいは日辺りの良い暖かい場所にプランターを置いて、寒い日には日辺りの良い窓際か、明るい部屋の中などで様子を見るとよいかもしれません。 2つ目は、たぶん違うと思いますけど。ネコブセンチュウに寄生されているというパターン。この場合は、葉っぱが黄色く変色するなどして枯れてくるはずです。対処としてはすぐに土を掘って、中の根を確認してください。 ネコブセンチュウにやられている場所には瘤ができていますので、その場所を可能なかぎり落として、別のプランターに植え替えて暫く様子を見てください。場合によっては、ネコブセンチュウに適した植物抗生剤を利用する必要があります。 問題のある土は、すぐに庭に戻さず、晴れた日(数日晴れる日が好ましい)に黒いシート上などに広げ、土壌消毒として石灰などを混ぜてからそのまま天日に干すと良いでしょう。 https://www.pref.nara.jp/43350.htm ネコブの場合は病巣の対処と土壌の対応さえすれば、改善すると思いますよ。 後は、この時期だと東北とか北海道や高地(標高の高い場所)だともう早朝に起きているかもしれませんが、霜枯れ冷温障害というのもあります。これは、簡単に言えば、朝の低温(零下)によって、葉の中が凍って葉脈が壊れ枯れることや、翌朝低温になる日の前日の夜に大量に水をあげることで、根っこが過剰な水を吸収しても、それを葉に送るエネルギーが足りなくなり、葉っぱで蒸散できずに根腐れして弱っていく現象です。 ある程度大きく育てば、耐えられますけど、イチジクは元々寒さに弱い種なので、プランターや鉢植えで育てるときには、育てる場所の気候によっては秋~冬の温度管理(寒さを防ぐための覆いや温室)が必要となります。朝晩に10度以下の気温になるなら、鉢植えに透明のビニールで覆いを被せるとかして、水やりをする際も夜より昼間(それが難しいなら朝のでかける前)に移し、水の量を夏よりは少なくすると元気になってくるかと思います。 この辺りが可能性として有り得ることです。 これ以外だと、苗を扱っているお店などに相談して実際に見て貰うしかないでしょう。写真だけで見ると、根が大きく張りすぎているか、気温差の問題だと思いますよ。これに、除草剤が少し散ってきて、普段ならちょっと元気が無くなる程度だけど、今回は弱っちゃったというのもあるかもしれない。
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- sirasak
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除草剤は関係無いと思います。 イチジクは水分を好むので水切れが無いようにした方が良いはずです。
お礼
ありがとうございます。水は割と天候任せですが、夏場は晩の涼しい時間に毎日やっていました。水のやり過ぎもやらな過ぎもダメなようで難しいですね。
- jj-grapa
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水のやり過ぎではありませんか お住いの地域が分かりませんが、真夏の暑い時の様に水やりをすると根腐れを起こします 排水の良い土ですか? イチジクの育て方・栽培方法 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-109/target_tab-2
お礼
ありがとうございます。水は割と天候任せですが、夏場は晩に水やりしていました。根腐れするほどの量ではないと思いますが…。
お礼
大変丁寧なリプライをいただき、本当にありがとうございます。とにかく葉がほんの数日で枯れたのが衝撃的なのですが…ご指摘の通り、根はほったらかしでしたので、その影響はあるかもしれません。元々木が育ったものの果実(花)を全然つけなくなったため、捨てようと思い幹を切り落としたのですが、その脇から茂るように芽が出たため、そのままおいていたものです。幹に対して根の量が多すぎるのかもしれません。当方関西で、まだ比較的温暖なので、この週末にでも一度鉢から出して確認してみます。 色々な可能性含め、大変丁寧にアドバイスいただきましたので、BAとさせていただきます。ありがとうございました。