地球上の生物すべてに壊滅的な被害をもたらすでしょう。日本の反対側だろうと関係ありません。
今から約6500万年前に恐竜の絶滅につながったとされる小天体の衝突がありましたが、これが小惑星だったとすると直径10kmから15kmだったと推定されています。直径400kmならこの27〜40倍ですから、密度が同じなら質量はその3乗の約2万倍から6万4000倍です。
直径10kmの隕石の衝突でも地上に直径100km以上(衝突速度が大きいほど大きくなる)のクレーターができると見られていますので、直径400kmもの小惑星が衝突した場合の被害は想像を絶します。衝突直後に超巨大地震・超巨大津波・超巨大火災が発生するだけでなく、衝突によって大気中に放出されて舞い上がった物質が長期にわたって太陽の光を遮り、地球を寒冷化させるでしょう。
ただし直径400kmの小惑星は、小惑星の中でもトップクラスのサイズで、大きい方から4番目で小惑星番号10のヒギエアくらいです。当然比較的明るいので、このサイズのものはすでにすべて発見されていて軌道も解っていると考えられます。「ある日突然直径400kmの隕石が地球に衝突」などという事態が発生する確率は限りなくゼロに近いでしょう。
お礼
世界の終わり…