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ハイターで消毒後、水拭きをしないと成分はどうなる?

医療機関に就職し、本来なら水拭きやすすぎをするかと思いますが、わたしの勤務先ではハイターの希釈液をスプレーボトルに入れて、ペーパーに吹き付けて拭き自然乾燥か、スプレーを吹きかけ乾拭きをしていて、ハイター(次亜塩素酸ナトリウム)の成分はどうなるのか、そこに顔や手が触れる患者さんは大丈夫なのか教えていただきたいです。 また、そういったところにわたし自身制服で座らなくてはいけないのですが、制服は他のもの(子供のものなど)と洗っても大丈夫でしょうか?

みんなの回答

回答No.7

こんにちは 次亜塩素酸ナトリウムの活性の主体はハイドロージェンパーオキサイト(・OH)で、・OH は不安定で反応性が高く、酸化力が強く有機物の分子をズタズタに引き裂いて、自らは活性を失います。染みの原因の色の分子や有機物が縮合してできた褐色の高分子も破壊するので白物の染み抜き、また微生物の殺菌などに使われます。ヒトはスーパーオキシドジスムターゼがあるのでハイドロージェンパーオキサイトによって体内で生じたラジカルを消去できるので、死にません。しかし肌に触れるとチリチリ痛み、赤くなって肌荒れします。色柄物の服につくと色の原因の染料の分子が破壊されて色抜けします。ハイター原液がつくと繊維がボロボロになって穴が空きます。 以下は個人的な意見です。噴霧して使ったことはありません。乾けば大丈夫。溶液中で保持時間が伸びていた・OH は溶液の蒸発で急速に活性を失うと思います。心配なら乾拭きか自然乾燥したあと臭いを嗅いで、塩素臭くなければOK!洗濯は濃度が低く、時間が経ってるので問題ないです。気になるなら洗濯前に塩素臭くないか洗濯ものの臭いを嗅いでみるといいです。むしろ噴霧するときに吸い込まないよう、かからないよう注意したほうがいいと思います。 しかし日常的に使うなら、アレルギーの発症などが心配です。気になるなら水拭きしたほうがいいです。厚生労働省は水拭きするよう指導してます。薬剤の残留の面で安心です。でも組織のことなので、やると仕事が増えるので、ミーティングなどで議題として聞いてみるといいと思います。事例を知っていたら話しましょう。水拭きが受け入れられなかったら、周りを見て皮膚の赤みや湿疹など次亜塩素酸ナトリウムによるものと思われる慢性的なアレルギーを発症してる人がいないか確認し、いなければ内外で事例が出るまで今のやりかたでも問題ないととりあえず納得するしかないと思います。また一度噴霧して乾燥し臭いを嗅いで塩素臭さがなくなったあと(通常の使用条件)、肘の内側など皮膚の柔らかい部分を擦りつけて、ヒリヒリしないか、赤みなど発生しないか観察し、確認してみるといいと思います。

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回答No.6

おっともう一点ありました >そういったところにわたし自身制服で座らなくてはいけない  ウールや絹は侵されます。 >制服は他のもの(子供のものなど)と洗っても  元々最近の洗剤は,アルカセルラーゼやアルカプロテアーゼが 入っていて、かつてはなかなか落ちなかった汚れを信じられな いほど(私の年齢が・・・) 落ちます。とい、言うわけで 元々重曹より若干強いアルカリ性です。食べ物汚れの洗浄力が 上がっているかもしれません  他事ながら、洗濯物にお酢を使うと洗浄力が上がりスッキリ 仕上がるなどと書いておられるサイトがありましたがお元気で しょうか     ではでは

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回答No.5

一部修正で失礼致します 4810noja 様のお答えの中で >水酸化ナトリウムは分解せず、水分が抜けていくと濃縮化します。 とありますが、普通の使用濃度では大部分が空気中の二酸化炭素と 2段階反応して重曹つまり炭酸水素ナトリウムになります。 2NaOH+CO2→Na2CO3+H2O (Na2CO3:炭酸ナトリウム) Na2CO3+CO2+H2O→2NaHCO3 (NaHCO3:炭酸水素ナトリウム)  高濃度の水酸化ナトリウムでは 2NaOH+CO2→Na2CO3+H2OでできたNa2CO3の一部は、 10水塩としてNa2CO3・10H2Oの形で存在し、その後乾いて 水を9分子失いNa2CO3・H2Oとして白い粉になって残ります これはご覧になったことがあると存じます  炭酸ナトリウムは大量にあれば気道や角膜を冒すことに なりますが消毒液の拭き跡程度では物理化学的危険性は ほぼ皆無です。  触れた手で食事しても胃酸で中和されます。そもそもその前に 「苦い」と訴えてくるでしょう >そこに顔や手が触れる患者さん  介護施設としてお答えしますと、その手で目をこすり 痛みがかゆみが生じることもあるでしょう。  ティッシュに市販の炭酸水をつけて拭いてあげると良い でしょう           ではでは

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  • 4810noja
  • ベストアンサー率45% (270/595)
回答No.4

ハイターの成分は次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム、その他です。 次亜塩素酸ナトリウムは、時間と共に自然分解し酸素を放って塩化ナトリウム水溶液(食塩水)に変化していきます。 水酸化ナトリウムは分解せず、水分が抜けていくと濃縮化します。水酸化ナトリウムは強アルカリで苛性ソーダともいわれ、その名のとおりたんぱく質を分解腐食するので危険です。 吹き付けたりしたあと、乾いた状態になるまでしっかり拭き取れば問題ないかなと思いますが、あぶない成分が残るような物より、エタノールなどの揮発してなくなるものの方が安全な気がします。 なお、ハイターを霧状にして吹き付けるなど、空中に広がるような使い方はやめるべきと思います。目に入ったり吸い込んだりしては体によくないですから。 メーカーのキッチンハイターのスプレーは空気中に拡散しにくい泡スプレーになっています。

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noname#259815
noname#259815
回答No.3

希釈液をスプレーボトルに入れ希釈することは別に問題はない メーカーが推奨しないのはボトルを入れ替えれば誤使用につながるので 辞めてほしいという事です。 自然乾燥後はどうなるか ハイターは強力な消毒作用を持っている反面、 以下のようなリスクがあります。 すすぎが甘いとハイターの成分が残る 金属だと変色、腐食の恐れがある 塩素の匂いが付いてしまう

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  • hiro_1116
  • ベストアンサー率30% (2582/8349)
回答No.2

そもそも、メーカーでは希釈液をスプレーボトルルに入れて使うことは非推奨としていますので、一度勤務先の方と、安全な使い方について話をされると良いと思います。 https://www.kao.com/jp/qa/detail/22163.html?_ga=2.103251717.465487233.1660166823-2117292713.1660166823&adobe_mc=MCMID%3D29281047522287415252480463334848961254%7CMCORGID%3D952B02BE532959B60A490D4C%2540AdobeOrg%7CTS%3D1660166841

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  • 121CCagent
  • ベストアンサー率52% (16045/30720)
回答No.1

12-3. 次亜塩素酸ナトリウムについて https://www.tacmina.co.jp/library/coretech/279 などに書いていますが次亜塩素酸ナトリウム自体は不安定な物質で恐らく自然分解することになるかと。

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