血糖値はなぜ上がるかを考えたほうがいいのでは
血糖値が高くなる原因の多くは、インスリンが効きづらくなることが原因です(インスリン抵抗性と呼びます。)。 その背景には、運動不足・肥満・ストレス過多などの生活習慣が原因になっていることが多いといわれています。 また血糖値を急激に上げるような白米や麺をよく食べることでも起きます。
食べ物が消化されて作られるブドウ糖は、主に腸管から吸収されて血液中に入るため、食後には血液中のブドウ糖が増え、血糖値が上がります。 血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが出ます。 このインスリンの作用で肝臓や筋肉などにブドウ糖が取り込まれるため、血糖値が下がります。
血糖値を下げる難しさ
まず食事量が多いという事、食生活を変えることです
高すぎも危ない、低すぎも危ない。さらに血糖値は、食事、運動、睡眠などにより、一日を通して変化するため、血糖のコントロールは大変難しい問題です。厚生労働省の調査でも「血糖値が安定せずにバラつきがでる原因」を回答してもらったところ、「食事の内容や量」が95.1%、「運動の有無や量」が75.4%と日常生活から強い影響を受けていると感じている患者さんが多いことも明らかとなりました。