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木の回復方法
- 木が弱って葉が付かなくなった場合、除草剤の散布や水遣りの怠りが原因と考えられます。木を回復させるためには、まず除草剤の使用を停止し、周囲の土壌の水分量を確認して十分な水を与えることが重要です。
- また、木の根元に栄養剤を与えることも有効です。栄養剤には、窒素、リン、カリウムなどが含まれており、これらの成分が木の成長や免疫力をサポートします。根元に栄養剤を与える際は、専用の施肥剤を使用し、適切な量を守って施肥するようにしましょう。
- さらに、木の周囲にマルチングやコンパニオンプランツを配置することも効果的です。マルチングは土壌の保水力を高め、コンパニオンプランツは木との共生効果をもたらします。これらの対策を組み合わせることで、木の回復を促すことができます。
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結論から先に言ってしまえば、今回の場合人が出来る事はありません・・・。 まず木の種類がわかりません。樹種によって根張り自体がいろいろ変わってくるのです。それに加え、栽培場所やその環境と木が植えられてからの年数や樹齢が詳しく書かれていないので詳しい判断は難しく場合によっては当てはまらない事も有りますが、ちゃんと地面が地中に繋がった状態なら(コンクリートなどで底の方も囲ったような場所に植えてないなら)日本の気候なら木は植えて数か月以上経ってれば水やりは必要ありません。もしかすると鉢などの容器植えなのでしょうか? 除草剤の種類も書かれていないので必ずとは言い切れませんが、ちゃんと地面から生えていて何年も経った木であれば根は地中深くに潜り土内の水分を吸収できるので水不足で葉が付かなくなったという事は普通あり得ません。 植えて数年以内の木なら、移植後にちゃんと根が張れずに年々弱ってきたり、土があまり締まっていなければ強い風などで木がぐらつき木の新しい根が切れたりで徐々に弱り葉が付かなくなって枯れる事もあります。木の植え付けや移植というのは木にとってダメージが大きいので、植えてもちゃんと活着できず徐々に弱って枯れてしまうものが出るのは珍しくなく10本植えたとすると3本が数年以内に枯れる事もあり得ます。 今回は除草剤を撒いてしまった事が原因に考えられますが、除草剤の種類が最近主流の、葉から成分を吸収させその成分が根の方に移行していって根ごと枯らす作用の物ではないでしょうか? この作用のものであれば、木の根が傷んでしまっている可能性が大きいです。全く葉が出てこないのであれば、もう既に枯れているのでは・・・。 いくらかでも葉が生えているのなら根が結構ダメージを受けてしまい葉を生やせるほどの体力が無いという事で、枯れはしていないものの回復できるかは不明です。根の傷みが原因だとすれば人の力ではどうにもなりません・・・。 木自体の生命力にかけて復活を待つしかありませんが、復活出来ても新しい根が沢山生えて持ち直すまで何年もかかりますし、途中で力尽きる事も多いです。 今回近くで除草剤を使用してしまった事が良くなかったのでしょうが、木の場合は誤ってかけてしまったり、もし散布したのが木の葉の方にもかかってしまったと「散布直後に気づいたなら」、すぐに大量の水を葉全体に掛けると薬剤が流れ落ち、根を枯らすタイプの薬剤は土に染み込むと効き目を失うものがあるので、うまく成分を流し落とせればダメージを最低限に抑えられるのですが、おそらく今回は散布直後に木の方に水を掛け除草剤を洗い流してはいませんよね・・・。 他の原因も考えられるのなら、その原因に対しての治療をすると回復できる可能性も出てきますが、今回の原因でだろう心当たりの「水不足」「除草剤の効き目」の場合は、たとえ樹木医であっても何の対策も出来ません。根の方が全体的に傷んでいるということだとダメージが大きすぎ下手に手を付ければその木は即枯れてしまう事もあり得ます・・・。 葉になるはずの芽が生えて来なくなったのはいつごろでしょうか?数年前から段々減って来ていたという事は無かったでしょうか?ここ数年周りの日当たりなどが変わった(周りに家などが建った・壊されたとか、周りにあった木を伐ったなど)だけでに当たり具合などが変わり極端に弱ってしまう事もあります。こういうケースなら対策はあるのですが・・・。 葉が付いていた細い枝を切ってみて切り口の樹皮の内部部分がまだ緑色を保ち水分を保っているようならまだ木は生きています。何個所もの細い枝を切ってみてどこの樹皮も緑色を失い乾いているなら枯れてしまった可能性が大きいので、順に太い枝を切り枯れている部分を確かめてみるべきです。細い枝が無くても木が生きているなら、太い枝から枝になる芽が出てきたり、幹の方までかなり枯れたとしても根さえ生きていればヒコバエとして根元(樹種によっては太い根から直接生えられるのもあり、元の場所から少し離れて生えてくる事も)から生えてきます。 我が家では元々盆栽で購入し地植えしたので根元近くから複数本が生えている様に見えていたバイカウツギの仲間を、下水道工事の重機侵入口を作る為にしかたなく根元近くから伐採しましたが、翌年根元周りから沢山のヒコバエが生え出しそれを残して育てた所まだ若い枝なので花芽が付いて咲くと花の重みで枝垂れ咲きとても見事でした。今は枝が固まったので必要な本数だけ残し他は根元で切って、また昔の様に複数本仕立てで生やしています。もし今回の樹種がこのような仕立ても可能な樹種なら、今と姿は違っても完全復活が出来る事も。 水やりしないとならない場所であれば今迄通り水やりし、普通に植えてあるのなら特に水やりは必要ありません。夏に成っても葉が出て来ないなら、ほぼ枯れたと判断でき、少なくとも幹まで枯れている可能性が高いです。ただ、もし根だけは生きているなら数年後に切り株から芽吹いてきたりヒコバエとして生えてきます。我が家でも十年以上前にかなり衰弱していたので(おそらく他の木の陰に成っていたのが原因)枯れる前に切ったサクランボがずっと切り株のままだったのに、数年前周りの木を伐った途端日当たりが良く成ったからか去年から突然ヒコバエが生え出してきて驚きました。負担になっていた地上部を伐った事で枯れずに済み、周りの環境が好条件になるまで何年も切り株のまま休眠しつつ根だけで生き続けていた様です。おそらく立ち枯れするまで放置していれば根まで完全に枯れてしまいこんな事は無かったでしょう。 サクランボの様な基本接ぎ木で殖やす,木だと元のサクランボではなく台木の種類で育つ事が多いですが、他の樹種なら幹の長さを長めに切ると切り口に近いところから何本も芽吹き、その枝を切らずに育てれば何本も同じ木が集まって生えている様に見える植栽に変えられる事もあります。必ず復活できるとは限りませんが、もし枯れたと判断して切るのでも、最後の悪あがきで根元から1メートルくらい幹を残してみたり、せめて根元から30cmくらいの所で切って、切り口に水が当たらない様に癒合剤などの保護材を塗っておき数年放置しておくと、根が有る程度生きていれば幹から胴吹きの芽か根元からヒコバエが生えてきてくれるかもしれません。 何年くらいである程度育つか、樹形を整えられるかは樹種にもよりますが、愛着が有りどんな姿であっても生きていて欲しい木なら、こんな形ですが復活してくれるかもしれません。花の咲く木なら3~4年育つと花が咲き出しますし、実の成る樹種の場合は接いだ部分の上の方から胴吹きで芽が出てくれれば、5~6年もすると枝が若いうちは負担を避け実が小さいうちに摘実し数を制限すると実がいくつか収穫できる様に成るでしょう。 ただし樹種によっては幹の切り口部分が年月を経れば朽ちる事もあるので、胴吹き芽が育った枝の張り方によっては無理がかかり、それこそ樹木医の方にお世話になるしかない状態になる事もあります。なので果樹や実の成る木の場合だと今回生き残れたとしても、健全に育った自然樹形の同じ樹齢の木よりも短命になる場合が考えられます・・・。 どうしてもすぐに結果を知りたいのなら、実物を見ない事には誰も判断できませんから、やはり樹木医の資格を持つような造園業などプロの方に依頼し来てもらって診ていただくしかありません。
お礼
ありがとうございます。 10年以上成長してきた野村紅葉がバーコード禿のようになって、可哀そうなことをしたと思っています。普通のグリホサート系の土中で不活性化する除草剤だったのですが、根に直接触れたのだと思います。
補足
大きくなったサカキや、40年もののモチノキも弱らせてしまって罪悪感でいっぱいです。すべて地植えです。