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佐野眞一著「阿片王」はオススメですか?
佐野眞一のノンフィクションの「阿片王」はオススメでしょうか?いい加減な本なのでしょうか? と言うのは、 「ノンフィクションの「巨人」佐野眞一が殺したジャーナリズム 大手出版社が沈黙しつづける盗用・剽窃問題の真相」 というのが出版されていて心配になりました。 出版年数が古い本だとは思いますが宜しくお願いします。
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「東電OL殺人事件」は読みごたえがあって面白かったですね。阿片王は読んでないからなんともいえませんけど。佐野氏については「東電OL殺人事件」や他のルポルタージュを読んだ範囲では「いい加減な取材でいい加減な記事を書く人」というイメージはないですけどね。 ただ、佐野氏を批判している人たちは猪瀬直樹氏や溝口敦氏だったりしますから、ケンカする相手もなかなか大物ぞろいですね。小物が人気に嫉妬して揚げ足取りをしている、とはちょっと違うかもしれません。批判記事を読んだことがないのでなんともいえませんが。 佐野氏が物議をかもしたのは、橋下徹氏に対する週刊朝日の記事です。私はその記事の全文をネットで読んだのですが、ここが匿名Q&Aサイトだから描くのですけれど、佐野氏は橋下氏が被差別地域出身(少なくとも父親はそう)であることを暴露しちゃったんですね。記事では遠回しな書き方をしていますが、行間を読めばそうだと分かる内容です。それで橋下首相っていうのはなくなっちゃったんです。いってみれば政治家橋下徹を潰したのは佐野氏なんですよ。その記事をきっかけに橋下さんはテレビタレントに戻りました。 で、その佐野氏を痛烈に批判しているのが、暴力団関係など裏社会に関しては日本では最も詳しいジャーナリストである溝口敦氏なんですよ。裏社会には被差別地域出身の人がとても多いですから、なぜ溝口氏がそこまで舌鋒鋭く佐野氏を批判するのかはちょっと裏読みするところでもありますね。佐野氏が部落解放同盟を激怒させたことは間違いないです(当時もめちゃくちゃ怒って出版社の社長と編集長が自ら出向いてひたすら頭を下げていました)。
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- yaasan
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本は気になったら読むのが一番です。それ以外にはありません。内容がどうというのはありますが、自分にとってつまらないものでも、確実に自分の知識や教養への栄養にはなります。なるように読めばいいのです。途中で、どうしてもつまらなくて無理だと思うなら、そこで辞めたらいいんだと思います。 そして、その本を読むのにどれだけの情熱を傾けられるか。とっても読みたいと思うなら新刊を買えばいいと思いますし、できれば、と思うなら古本屋で出会うのを待ってもいいと思います。図書館行って、ただで読むだけでもいいでしょう。新刊買って、スカだったと思えば、さっさと処分してしまえばいいんだと思います。 気になったんだから、読んでみる価値があると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。どんな本でも色んな意味で糧になるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。