肌の色の違いに対して慣れる。
…それが最初かな。
大昔の日本では、難破して南の島に流れ着いた日焼けで赤い肌の大男(白人)を見て、赤鬼だと思っていたそうです。(…鬼ヶ島伝説)
大和民族の時代には色黒の北方狩猟民族を蝦夷と呼んで、和人文明との違いから蛮人として差別的に扱っていました。
古来の日本人は肌の色が同じで文化の近い東洋人とは違和感なく付き合えたのですが、
それ以外の肌の色や体型、表情、文化が違う民族には、宇宙人に侵略されるような恐怖を感じてました。
それが日本人の他民族に対する差別意識の始まりと思われます。
幼少期から肌の色や文化の多様性を認識していれば、違和感による差別は無用な事と理解できる筈です。