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真空管アンプとトランジスタアンプ
真空管アンプは通電時の無負荷は厳禁と聞きました。(理屈はわからないのですが。。。) 知らずに使っていました。 普通のトランジスタアンプも同じなんでしょうか? プリメインアンプを使用していて、スピーカーも接続しているのですが、プリ出力を利用して他のアンプでメインスピーカーを鳴らすことが多く、スピーカー切り替え(A/B)をoffにしていることが多いのですが、(プリアンプ的使用がほとんど)まずいでしょうか?
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> 真空管アンプは通電時の無負荷は厳禁と聞きました。 多極管・無帰還・OPT(出力トランス)付の真空管アンプでは、無負荷で通電(して入力信号を加える)することは厳禁です。かなり高確率で故障します。 三極管は内部インピーダンスが低いので、OPTを定電圧(的に)駆動します。したがって、OPTのインピーダンスが高くても低くても、同じような出力電圧でOPTを駆動します。 しかし、多極管の場合は内部インピーダンスが高いので、OPTを定電流(的に)駆動します。したがって、OPTのインピーダンスが高くなればなるほど、高い出力電圧でOPTを駆動しようとします。 つまり、OPT2次側に8Ωを繋いでるときに比べ、80Ωなら10倍、800Ωなら100倍の電圧が「OPTの1次側」と「真空管のプレート」に発生します。 無負荷であれば(8Ωに対して)無限大ですから、OPT1次側には数千Vの電圧が容易に発生し、OPTや真空管が絶縁破壊を起こして故障するのです。 但し、現在市販されている真空管アンプで「多極管・無帰還・OPT(出力トランス)付」の全てに該当するものはありません。ですから、「原則として」無負荷で壊れる真空管アンプはありません。 (自作アンプや50年以上昔のアンプでは、該当する物が稀にあるかも知れません) > 普通のトランジスタアンプも同じなんでしょうか? 「普通」のものであれば全く問題ありません。 もし、OPTが付いていて、かつ「無帰還アンプ」とか「定電流出力アンプ」とかいう物が存在すれば、終段のTrが絶縁破壊を起こして故障する可能性があります。 (但し、自作アンプでもそういう構成のものは全く見かけませんが) なお、真空管・Trを問わず、OPTがないアンプの場合は、上記の問題は一切生じません。
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- nokata
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真空管アンプの通電時の無負荷はまったく問題がありません。 トランジスタアンプも同じくまったく問題がありません。 反対に過負荷は厳禁です。 ただし真空管アンプのOTLアンプ以外の出力トランスを使っているものはスピーカーのOFF→ON 時に一次側に負荷がかかりますので注意ですね。
お礼
ありがとうございました。
- Denkigishi
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無負荷厳禁というアンプがあるのかも知れませんが、世の中にある全てのアンプに当てはまるとは思いません。厳禁なら取扱説明書に必ず明記されている筈ですから、まず取扱説明書を確認することが必要です。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
詳しい解説ありがとうございました。