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イヤホンについて

ハイレゾ対応のイヤホンって再生可能な音が多くなるだけで、音自体の細かさや解像度は、変わらないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

その Image でほぼ合っています(^_^)/。 Piano の鍵盤を Image してみてください。 Piano の鍵盤は 7 Octave と 3 鍵の計 88 鍵あり、一般的な Tuning ですと 27.5Hz から 4186Hz (約 4kHz)まであります。 YouTube 等に Up されている Music Video は 16kHz ぐらいまでしか入っていませんので、もう 2 Octave 上、7+2=9 Octave ぐらい入っていることになります。 一般に人の耳は 20Hz〜20kHz ぐらいまで聴こえると言いますが、これは 10 Octave の幅となり、年齢や生活環境によって聴こえる範囲が異なってきますので、人によっては 8 Octave ぐらいしか聴こえない事もあります。……なので 9 Octave の広さがある YouTube の音が悪いという人は殆どいません。 15kHz までが保証帯域である FM Stereo 放送の音が YouTube と同じぐらいですが、FM Stereo 放送の音が悪いと言う人も殆どいませんよね。 さて、ハイレゾ対応 Earphone (或いは Headphone) と呼ばれるものは、いずれも 20kHz 以上の音を再生可能になっています。 40kHz までならば 20kHz の 2 倍ですので 1 Octave、80kHz までならば 2 倍の 2 倍ですから 2 Octave、高域方向に広がるわけですね。 7 Octave 幅の Piano 鍵盤の右にもう 2 Octave まで鍵盤が並ぶのが YouTube、ハイレゾは更に右側に 1 Octave か 2 Octave 鍵盤が並ぶわけです。 でも、そんな右端の鍵盤なんて使いますか(^^;)? 「高域再生限界が 20kHz から 80kHz まで伸びた」なんて宣伝文句を見ると如何にも凄そうに感じるでしょうが、再生帯域が 10 Octave から 12 Octave に増えただけであり、その増えた 2 Octave 分は既に音としては聞こえない超音波帯でしかないのです。 それよりも「中央部の鍵盤を思いっきり叩いた時の音は勿論のこと、ほんの少し撫でるくらいの弱い力で弦を震わせてからその余韻が消えていくまで乱れる事無く音波に変換できるのか?」という事の方が遙かに重要でしょう。 Amplifier や Digital Computing と違って Earphone や Headphone、Speaker System はバネのように前後に揺れる振動板を駆動するものですので、振動板が元に戻ろうとする力が強いと微細な力では動かないなんてことになります。 20kHz 以上の細かい振動を再現できるのであれば微細な音も正確に再現できるなどと言うのは Digital Computing での話であり、物体 (振動板) は小さく動かすのと大きく動かすのとで力が比例するものではありません。……ましてや大切な中音域を細かく動かすのに必要な要素は聴覚を超える高周波を再現する力とは無縁ですので……。 そのため、ハイレゾ対応 Earphone でローレゾの音楽 Data を再生してもハイレゾ対応だから細かい音まで出せるというわけではないのです。 寧ろローレゾでも細かい音まできちんと出せるように振動板の質量を軽くしたり、気が遠くなるような試聴を繰り返して Balance を整えた Earphone の方が遙かにマシでしょうね。 本来ならばそういう Earphone や Headphone 或いは Speaker System こそハイレゾ対応と謳うべきなのですが、現在のハイレゾ対応云々という宣伝文句は最小出力 (最小音量) から最大出力 (最大音量) までの範囲や、その間の応答能力に於ける正確さなど一切関係の無い、24kHz 以上を再生できればハイレゾだよというだけのものに過ぎません。 小音量から大音量まで乱れなく性格に音を出す Earphoneってなかなか話題には上らないものですが、昔 Beyer Dynamic 社の DT48 という Headphone は耳鼻科の聴音機器として信頼されていた事から一躍 Monitor Headphone として持て囃された事がありました。 Etymotic Research 社の ER4S という Earphone も医療現場の聴音機器だったことから注目を浴びたんじゃなかったっけかな。 Monitor Earphone/Headphone というのはハイレゾの謳い文句である 20kHz 以上の高周波を再生できる能力などないのですが、小さな音から大きな音まで Balance を崩すことなく出せるからこそ聴音機器として信頼されているものです。 そんなわけで御質問者さんの「ハイレゾ対応のイヤホンって再生可能な音が多くなるだけで、音自体の細かさや解像度は、変わらないのでしょうか?」という疑問は『正しい』と言えると思いますよ。 素敵な Audio Life を(^_^)/

riyokutiya
質問者

お礼

そうなんですね!ありがとうございました

その他の回答 (2)

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4815/17786)
回答No.2

イヤホンの性能次第で音源よりも音域が減ったり解像度が落ちたり細かさが落ちたりすることがあります。 ただ、音源以上に音域が増えたり解像度が上がったり細やかさが上がるという事はありません。

  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (417/1292)
回答No.1

ハイレゾ音源の定義は無く、音楽CD以上の解像度と言われている曖昧 な表現なのです、従って、ハイレゾ対応などと言う製品は存在しません。 売らんが為の宣伝文句なのです、通常で売られている、イヤーホンでも、20Khz以上の高音域を再生出来ます。 購入時に再生周波数の表示で確認しましょう。

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