開発学と学校名について。(イギリス留学)
現在、イギリス留学を検討中でLSEの開発学とキングスカレッジの紛争・安全保障・開発学というコースに興味を持っています。
どちらのコースが自分の中で志望度が高いかわからないのでアドバイスをいただければと思います。
・学問について
開発業界での職務経験があるので、開発学ベースで大学院を志望しています。
開発学の中でも平和構築、紛争予防等に特に興味がありそれは途上国に限らず、国際法・安全保障も考慮して先進国同士の外交政策や安全保障戦略にも興味があります。
戦争学や紛争学に絞ってしまうと、理論ベースで終わってしまいその先の実践論まで学べないかなと感じているのと、国際関係学としてしまうと今度は範囲が多岐に渡ってしまうのとやはり実践論ではないと感じでいるので、その間をとって戦争学と国際関係学のどちらも学べそうなコースにしています。(途上国の開発自体には元々興味はあります。)
それでも開発学という学問は非常に幅広く、学位として開発学を取得しても表向きは専門性があまり見えないかと思うのですが、この辺りは授業で何をとるか、論文で何を書くかによってある程度専門性をつけたとCV上は主張することは可能でしょうか。
LSEのモジュールを見ているとほとんど選択科目なので割と自分の興味にフォーカスして授業がとれそうですが、1つの授業内容が多岐に渡っていて大枠として開発を学ぶという感じの授業が多い気がしています。
また、開発業界は国際協力の中でも下流に位置していると思いますが、下流ベースの授業が多いという印象です。
将来的にはNGO、世界銀行、JICA、開発コンサルタントにいきたい中流~下流向けのコースかと感じています。
反対にKCLのコースは開発という文言こそ入っているものの、ベースは国際関係学で安全保障を学んだりするということもあり、コース内容は割と上流~中流向けでどちらかというと政府機関やシンクタンク向けの人材育成用なのかなと感じています。
・学校名について
世界大学ランキングは理系の学校に有利な評価が出るので、KCLの方が上になっていますが、実 際にはイギリス国内でも社会科学の分野でも大学のブランド名はLSEの方が上だと感じています。
しかしながら、KCLの戦争学は世界的に評価を受けている分野だと思っていて、戦争学に限ってみればLSEより評価は良いと感じています。(国際関係という視点で見ればLSEですが、LSEの国際関係コースを志望していません。)
実際に大学院でも学校名というのはその後の人生に大きく影響するのでしょうか。
現地の大学院進学掲示板を見ているとイギリス人内でも、大学名は大事という意見が大多数です。
・将来について
将来は現段階の希望としては安全保障や平和構築に関わりたいので政府機関・シンクタンク、ある程度経験が積めたら国際機関等を考えています。
政府機関は公務員試験なので入省等にはあまり専攻は関係ないかもですが、シンクタンク、国際機関となると自分の専門性というのは非常に大事になってくると思います。
そう思った時に開発学という学位はどこまで有用なのか疑問を感じています。
長くなりましたが、以上が現在の悩みです。
開発学という学問がどこまで有用性があるのかということ、そして自分のやりたいことはKCLにあるけど名前で見ればLSEの方が良く、かつLSEでは安全保障や紛争に関して深く学ぶことはできないと感じているのでこのような悩みが生じています。
ご意見をいただけると幸いです。
お礼
ファーストアンサーなのでベストアンサーにしました。