日本人の政治評価の妥当性について
お邪魔します
本件は、政治問題といっても、行政・立法だけの話なので、広い意味の政治ではないことを予め言及しておきます
小生は、民主党支持者でもなく、政治的にニュートラルであろうと強く意識しているのですが、
昨今の民主党政権に対する批判については、正直、「関心しない」、というか失望しか出来無いことが多くあります
例えば、 「民主党はマニフェストを一つも履行していない」 などという誇張的なアジは虚偽であることは言うまでもありません。
おおよそ、アンチ民主党の人々が政治主張をセンセーショナルにしたいだけの話なのは十分理解しているのですが、個人的には、
「総論するほど、各論ができているの??」 という印象が強いです。
つまり、総論的に批判しているけど、概して、仔細な政策・公約などを精査してもいないような人が、総論しているのが、『醜い』と感じるわけです。
さて、質問は、
民主党批判に限らず、政治総論的な意見を提示する自由・権利を認容するにしても、
日本人の政治評論には以下の稚拙さを感じます。
(1)政策効果発現までのタイムラグを思慮しない=即物的政策にしか認識しない
(2)中長期的政策への意識がない
(3)法リテラシーの低さから関係法に対する配慮がない
(4)立憲主義的視座がない
(5)政策効果を実感しえない政策の価値を想起しない(政策対象が少ない政策の評価はしない)
(6)赤字は悪・黒字は善というような安易な二元論思考
これらは日本だけに示唆される傾向ではないのでしょうが、
政治シンクタンクがお粗末である関係から、政策評価などが杜撰な現況から仕方ない部分があろうとは思います
このように私が思うことは、やはり、考えすぎなのでしょうか?
そこまで考えない主権者の方が、健全で、社会的なのでしょうか?
正直、口ほど思慮してない政治評論見ていると「ギリシャの衆愚政治の時代が到来したな」と感じてしまう昨今です
あんまりにも愚かで無知蒙昧・傲慢不遜な政治評論が多いので、司法評論の健全さ・建設性が強く感じられるのは、私だけかもしれませんが・・・・(嘲笑)