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ポンタールの小児への処方
11ヶ月の子供が発熱したので、小児科で受診しました。 風邪、と言う診断で薬を処方されたのですが、解熱剤(座薬・スルピリン)とは別に風邪薬として3種類を調剤されたものを処方されました。 その中にポンタール細粒が入っていたのですが、ポンタールといえば、インフルエンザ脳症との関連もあって、小児科では使われないと思っていました。 もちろん今は季節的にもインフルエンザではないので、その点は問題ないと思うのですが「なぜわざわざポンタールを?」と疑問です。 他の解熱剤よりもポンタールが優れている点があるのでしょうか?? もちろんお医者さんに直接聞けばよいのですが、ちょっと聞ける雰囲気でもなかったので・・・・。 何かご存知の方、私見でも構いませんので回答お願いいたします。
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- burachan
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最近の小児科学会でもメフェナム酸(ポンタール)を敬遠する報告がされています。ピリン系(スルピリン)も水疱瘡(みずぼうそう)などに使うと危険ですし 最近、小児には用いられません。 11ヶ月ということですので、発熱にも強いはずですので、やたらめったら 解熱剤を使わないほうがいいでしょう。 あまりにも熱が高く離乳食やフォローアップミルクが飲めない場合などに 機嫌をとる意味で解熱剤を用いるほうがいいですね。 解熱剤はアセトアミノフェンが最近主流です。 しかし、このアセトアミノフェンが100%安全というわけでもないのです。 副作用も当然ありますが、他の小児に用いる解熱剤よりは幾分安全なのです。 医師に相談して「カロナール」や「アンヒバ」「アルピニー」といった薬に 変えてもらうか、別の病院を受診されてもいいでしょうね。
- guil
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↓すいません、下の書き込みは、ちょっと過激でしたね。 もちろん充分勉強されているお医者さんもおられることを付記しておきます。
- guil
- ベストアンサー率29% (12/41)
3種の薬がわかったので、再度。 ポンタールとスルピリンは解熱鎮痛剤ですね。座薬は即効性があるので、夜間の熱には便利ですので、内服用でポンタール、頓服でスルピリンの処方をされたのでしょう。 アクディームの有効成分である塩化リゾチームは卵白抽出物で、卵アレルギーの人には投与しないことになっています。細菌を殺す作用がありますが、抗生物質ほどではありません。薬局で売ってるような成分なので、気休め程度ですね(あぁ、業界人なのにこんなこと書き込んでいいのだろうか)。 テルギンの有効成分のフマル酸ケトチフェンは、アレルギー治療薬ですね。花粉症とかにだすのが一般的なんですが。あんまり、風邪のときに処方したのは聞いた事がありません。 やっぱり、今すぐ病院を変えましょう。とても1歳未満の子供に投与する処方とは思えません。 これを読んでいる皆様にも、医薬品業界人としてひとこと。 薬に関しては医者を信じてはいけません。薬は、医薬品メーカーが開発し、試験を行って開発されたものです。その効果や副作用は、そこいらの医者よりも、メーカーで働いてる一社員の方がよっぽど知っていたりします。医者は、メーカーのMRと言われる情報提供員から、その薬の作用について聞いているはずですが、やはり薬の専門家ではありません。薬の事はやっぱり薬剤師さんに聞くのが一番です。これ絶対! 以前、自分が病気でとある大学病院に入院した時、自分が開発に関わっていた薬が出されました。ところがこの薬は、自分の病気には絶対違う作用のもの。自分がメーカー社員だということを隠して、医者に問いただしても明確な答えが返ってきませんでした。以来、医者の処方には不信感があります。 薬は、正しく使えば非常に有効ですが、間違った使い方をすれば毒になります。「クスリ」は反対から読めば「リスク」です。
お礼
再びの回答ありがとうございます。 結局昨日はやむを得ず1回だけ「風邪薬」を飲ませました。 わずか1、2時間の間にあっという間に熱が下がりまして、下がりすぎて平熱を割る勢いでした。ポンタールのせいでしょうか・・・・・。 テルギンGは、たぶんうちの子が鼻水をだーだー流していたので処方されたのだと思います。 座薬のスルピリンに関しては、最初から使う気はありませんでした(^^;) 乳幼児の発熱に安易に解熱剤もどうかと思われまして。 guilさんのおっしゃる通り、薬品に関してはお医者さんまかせでなく、こちらとしてもある程度の知識・認識が必要ですね。 また何かの機会があれば、専門家の方の知識をお貸しください。 ありがとうございました。
すみません。もしよければ教えてください。風邪薬として出された中に入っている3種類を教えていただけないでしょうか。 ちょっと気になったもので・・・
補足
ポンタール、テルギンGドライシロップ、アクディーム細粒です。 なにかご存知でしたら教えて下さい。
- guil
- ベストアンサー率29% (12/41)
結論からいいますと、スルピリン、ポンタールとも子供にはお勧めできません。 スルピリンはrei000さんのおっしゃるように、体質によってはアレルギーがでるため、十分に問診してから処方することになっています。また、本来スルピリンは成人対象の薬剤です。 ポンタールはインフルエンザ脳症で問題になった薬です。そのほか、酸が強いので、水で大量に服用しないといけません。仮に食道に一部付着すると、そこが潰瘍になる場合もあります(業界ではポンタール潰瘍という言葉もあるくらい)。 いずれにせよ、大した問診もせず、このような薬を子供に処方する病院は、よいとはいえませんね。できるのなら、今後は病院を換えることをお勧めします。 医薬品開発をしている立場からの回答でした。 下のURLはrei000さんのお薬110番よりかなり専門的ですが、病院で処方される薬の副作用情報や添付文書などが検索できます。厚生労働省の出先機関の医薬品機構という国がやってるHPです。
- 参考URL:
- http://www.pharmasys.gr.jp/
お礼
医薬品業界の方からの回答、心強いです。ありがとうございます。 ポンタール潰瘍・・・・そういうものがあるのですか、怖いですね。 服用時には大量の水を摂取というのは何かで見た気がしますが、その点についても医師からは注意はありませんでした。 これまた話はそれるのですが、同時に処方されたアクディームには卵アレルギーの患者は医師に報告、と言う決まりがあることを後から知りました。 これもまた問診時に聞かれなかったので、ちょっとその病院には不信感が・・・。 (うちの子は卵黄アレルギーなのです) 幸いにもアクディームは卵白から抽出されたということなのですが。 次回は別の病院に行こうと思います。 回答ありがとうございました。
- rei00
- ベストアンサー率50% (1133/2260)
ペ-パ-薬剤師の rei00 と申します。 ペ-パ-薬剤師ですので,実際の薬に関してはそんなに詳しくないのですが,チョット気になったので回答いたします。 まづ,「もちろんお医者さんに直接聞けばよいのですが、ちょっと聞ける雰囲気でもなかったので・・・・。」との事ですが,a-kuma さんもお書きの様にお尋ねになるべきです。あるいは,先生に直接聞きづらいということであれば,薬剤師さん(その小児科に薬剤師さんがいなければ,町の調剤薬局の薬剤師さんでも構いません)にお尋ね下さい。 参考 URL に「お薬110番」をあげておきますが,ここの「ハイパー薬事典」で「ポンタ-ル」と「スルピリン」を検索してみて下さい。 御覧になればわかる通り,いづれも小児の風邪に簡単に出す薬ではありません。かなり強い薬です。 また,「スルピリン」はピリン系ですので,ピリンアレルギーの問題があります。そして「ポンタ-ル」にはインフルエンザ脳症との関連があります。 さらに,「スルピリン」と「ポンタ-ル」はいづれも鎮痛解熱剤ですので,両者を処方する意味が良くわかりません。また,両者を同時に飲んだ場合,薬の量が多くなりすぎて副作用を引き起こす可能性がないとは言えません。 私にはこの様な疑問が生じました。ただ,最初に書きましたように,私自身は実際の薬についてはそんなに詳しくありませんので,あなたのお子さんが特別で,お書きの様な処方が必要だった可能性も無いとは言えません(可能性はかなり低いとは思いますが)。ですので,医師または薬剤師の方にきちんとした説明を求められた方が良いと思います。
- 参考URL:
- http://www.jah.ne.jp/~kako/
- hikobae
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インフルエンザ脳症との関連で問題になっているのは「ポンタール」ではなく「ボルタレン」ではないでしょうか?
- a-kuma
- ベストアンサー率50% (1122/2211)
> もちろんお医者さんに直接聞けばよいのですが、ちょっと聞ける雰囲気でもなかった いや、やっぱりはっきりと聞いた方が良いです。 確か、去年、旧厚生省から使わないように、と通達がでてるはず。 熱は結構出ました? 去年のインフルエンザ騒ぎのときに知ったのですが、ポンタールって、 割と熱が高目のときに使われる傾向があったそうな。 で、去年の騒ぎのときにポンタールを使ったのが悪い、いや、もともと 症状が重くて何を使っても駄目だったのだ、とやってましたよね。 そう言えば、先週、うちの子供も熱を出して病院へ行ったのだけど、 ボルタレンを処方された気がする。これも、去年やり玉に上がった 薬だったんじゃ…
お礼
おっしゃる通り、その場できちんと薬について聞いておくべきでした。 ちょっと後悔です。 ちなみに受診の時点での熱は37.5度なので、そうそう高熱でもありませんでした。 a-kumaさんがおっしゃるように、解熱効果は高いのですが、逆に低体温を招くこともあるようなのです。 ただ、ポンタールは解熱剤として処方されたのではなく、風邪薬と調合して処方されたものなんです。 風邪薬は飲ませたいけど、ポンタールはちょっと・・・・。 でも一緒になっているので困っているんです。
補足
回答ありがとうございます。 やはりメフェナム酸は小児ではあまり使用されないのですね。 しかし、ピリン系と水疱瘡の関係は初めて聞きました。勉強になりました、教えていただいてありがとうございます! burachanさんは専門家と言うことですが、医療関係の方でしょうか? 差し支えなければお教えいただきたいのですが、今回のように解熱剤として処方された物(スルピリン)とは別の解熱剤(ポンタール)を風邪薬に混ぜる・・・・これは普通の事なのでしょうか? 他の薬と混ぜられているので、解熱剤1回分の用量・効果はないものと思いますが、なぜ2種の解熱剤を処方されたのでしょうか?