剣道に脇腹をスライドさせたり突くまたは腕を振り払う

質問

剣道って縦の動きのイメージが多いのですが、
例えば脇腹をスライドさせる、手を振り払い竹刀をおとさせる、突く(はありそう)と言うのはあるんでしょうか？

回答No.2

HAL2（@HALTWO） · ベストアンサー

剣道は剣術のように「刀で切る」のではなく、竹刀という「棒で突いたり叩いたり」するものですので、突いてくる竹刀の切っ先に対して身体を捻るようにして躱すという動きはありますが、胴を叩かれる動作に対しては身体を捻るよりも竹刀で受けたり流したりした方が速いのであまりやりません。

一方、剣術の方はちょっと刃先が擦れただけでもバッサリ切られる事になりますので思いっきり身体を躱して避けるか刀で受ける、または刀で相手の刀を弾き飛ばします。

因みに鍔迫り合いは実際の真剣で行うと指を切り落とされますので、しなければ身体を切られるという場合でもなければしないものです。

真剣は刃先で軽く竹を擦る感じでもスコスコと竹が切れてしまうほど鋭いものですので、ちょっとでも身体に触れればザックリ切られてしまいます。

実際の斬り合いでは誰だって死にたくないし痛い思いをしたくないものですので、刃先がちょっとでも触れないように大きく間合いを取って腰が引けた感じになってしまうもののようで、新撰組討ち入りで有名な寺田屋事件の記録では小半時 (四半時：30 分) に数回、刀の触れ合う音がするぐらいで互いに睨み合ってばかりだったそうで、それでも事件後は柱に刀傷が残り、床には切り落とされた指が散らばっていたそうです。

私は中学では剣道をやっていたものの初段を取って以降はつまらなくなり、高校では剣術同好会に入ったのですが、寸止めとは言え木刀で試合っていたので突き指だらけでした(笑)。……まぁ寸止めなので骨を折る事はなかったですが、痛いの何のって(爆)……。

剣道は面 (頭)、籠手 (手首)、胴を叩くか、喉を突く以外の攻撃は無効となりますが、剣術は何処を攻撃しても良い (足への攻撃もある) 事から、当然の事ながら相手の剣が身体に触れないよう、跳んだり跳ねたり大きく躱したりと縦横上下も動きもありますし、脚を掬ったり蹴躓かせたり腕を払うというのもアリです。……銃剣術もそうですね。

1970 年代以降になると Air Soft Sword を用いる「スポーツチャンバラ」というものが生まれて、今では少年少女世界選手権なんてものまで開催されるようになっているみたいですが、あれば良いですね(^^;)……私のように痛い思いをしなくて済むし(笑)

お礼

ありがとうございます！

回答No.1

kon555

突きと払い技は普通にあります。
https://kendopark.jp/kenjoy/kendo-tsuki
https://kendopark.jp/kenjoy/kendo-counter
　あとは相手の竹刀を巻き落としたりもします。
https://budo-kendo.com/kendo-technique-maki-waza

　脇腹をスライドさせる、という表現がよく分からないのですが、刀身を相手に当てて滑らせる、要は包丁やノコギリで切るようにするのは剣道では打突と認めていません。

お礼

ありがとうございます！